主屋の表玄関を構える中門
平尾家住宅中門及び板塀は、兵庫県豊岡市森尾にある平尾家住宅の主屋の式台玄関の前に立つ中門と左右の板塀で、明治中期に建てられ、平成20年(2008年)3月7日に国の登録有形文化財に登録された(登録番号28-0337)。
平尾家住宅中門及び板塀は、主屋の式台玄関の南、石橋の北東に立つ中門と、その左右に延びる板塀である。石橋を渡って主屋へ向かう客は、この門を通って式台玄関へ導かれた。
板塀の南からは庭南塀が続き、主屋の前の庭を囲んでいる。
黒漆喰の板塀と腕木門
平尾家住宅中門及び板塀の中門は、間口1.5メートルの腕木門で、切妻造桟瓦葺とする。
左右の板塀は延長12メートル、棟高1.6メートルで、切石の布礎石の上に方柱を立て、腰を下見板張りとした黒漆喰の壁とし、腕木に出桁をのせて桟瓦を葺く。
風格のある構え
文化庁は、平尾家住宅中門及び板塀が風格のある構えをつくると評している。屋敷の塀の多くが白漆喰や板張りであるなかで、黒漆喰の壁は主屋の正面を引き締める。
見学について
平尾家住宅中門及び板塀は屋敷の内側にあり、公開されていない。通りからは見えない。
平尾家住宅の成り立ちや外から見られる範囲、行き方は平尾家住宅のページにまとめてある。
Q&A
- 平尾家住宅中門及び板塀はどこにありますか?
- 平尾家の屋敷の森尾川北側、主屋の式台玄関の南、石橋の北東にあります。
- 平尾家住宅中門及び板塀はいつ登録有形文化財に登録されましたか?
- 平成20年(2008年)3月7日に登録されました。登録番号は28-0337です。年代は明治中期とされます。
- 平尾家住宅中門及び板塀の板塀の特徴は?
- 腰を下見板張りとした黒漆喰の壁で、腕木に出桁をのせて桟瓦を葺いています。
- 平尾家住宅中門及び板塀の大きさは?
- 中門は間口1.5メートル、板塀は延長12メートル、棟高1.6メートルです。
- 平尾家住宅中門及び板塀は見学できますか?
- 非公開で、通りからは見えません。
基本情報
| 名称 | 平尾家住宅中門及び板塀 |
|---|---|
| 所在地 | 兵庫県豊岡市森尾字安藤958 |
| 指定区分 | 登録有形文化財(建造物)、登録番号28-0337 |
| 指定年 | 平成20年(2008年)3月7日登録 |
| 員数 | 1棟 |
| 寸法 | 中門:木造、瓦葺、間口1.5メートル/板塀:木造、瓦葺、延長12メートル |
| 所有者 | 個人 |
| 公開状況 | 非公開(個人の住居) |
参考文献
- 国指定文化財等データベース(文化庁)— 平尾家住宅中門及び板塀
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00006913
- 文化遺産オンライン — 平尾家住宅中門及び板塀
- https://online.bunka.go.jp/heritages/detail/153515
- 但馬の百科事典(たんしん地域振興基金)— 平尾家住宅
- https://tanshin-kikin.jp/tajima/568
最終更新日: 2026.10.02