陶器蔵と矩折に接する西蔵

平尾家住宅西蔵は、兵庫県豊岡市森尾にある平尾家住宅の陶器蔵と鉤の手に接する土蔵で、天保4年(1833年)に建てられて昭和前期に改修され、平成20年(2008年)3月7日に国の登録有形文化財に登録された(登録番号28-0312)。

平尾家住宅西蔵は、陶器蔵と矩折(鉤の手)に接して建つ土蔵で、東を正面とする。南には畜舎が北壁を接して建ち、さらに南の供待へと建物が連なる。主屋の西側で、作業の場と蔵の一角との境に位置する。

天保4年(1833年)の建築で、江戸時代の蔵が昭和前期に手を入れられて使い続けられてきた。

棚と物入を作り付けた内部

平尾家住宅西蔵は桁行3間半、梁間2間の土蔵造2階建てで、切妻造桟瓦葺とし、東の正面に庇を付ける。建築面積は28平方メートル。腰をモルタル洗い出しとした白漆喰の壁で、東面に両開きの戸、西面に窓を2段に開ける。

内部には棚や物入れが作り付けられており、道具や品物を整理して納める蔵だったことがわかる。

妻面の連なりがつくる景観

文化庁は、平尾家住宅西蔵が陶器蔵の妻面と連続して変化のある景観をつくると評している。鉤の手に組み合う2棟の蔵が、主屋西北の一角の輪郭を決めている。

見学について

平尾家住宅西蔵は屋敷の奥にあり、内部は公開されていない。通りからは見えない。

平尾家住宅の成り立ちや外から見られる範囲、行き方は平尾家住宅のページにまとめてある。

Q&A

Q平尾家住宅西蔵はどこにありますか?
A平尾家の屋敷の森尾川北側、主屋の西で陶器蔵と鉤の手に接しています。
Q平尾家住宅西蔵はいつ登録有形文化財に登録されましたか?
A平成20年(2008年)3月7日に登録されました。登録番号は28-0312です。年代は天保4年(1833年)、昭和前期に改修とされます。
Q平尾家住宅西蔵の内部はどうなっていますか?
A棚や物入れが作り付けられています。
Q平尾家住宅西蔵の大きさは?
A桁行3間半、梁間2間の土蔵造2階建てで、建築面積は28平方メートルです。
Q平尾家住宅西蔵は見学できますか?
A非公開で、通りからは見えません。

基本情報

名称平尾家住宅西蔵
所在地兵庫県豊岡市森尾字安藤958
指定区分登録有形文化財(建造物)、登録番号28-0312
指定年平成20年(2008年)3月7日登録
員数1棟
寸法土蔵造2階建、瓦葺、建築面積28平方メートル
所有者個人
公開状況非公開(個人の住居)

参考文献

国指定文化財等データベース(文化庁)— 平尾家住宅西蔵
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00006888
文化遺産オンライン — 平尾家住宅西蔵
https://online.bunka.go.jp/heritages/detail/191610
但馬の百科事典(たんしん地域振興基金)— 平尾家住宅
https://tanshin-kikin.jp/tajima/568

最終更新日: 2026.10.02