長屋門と矩折に接する道具蔵
平尾家住宅道具蔵は、兵庫県豊岡市森尾にある平尾家住宅の長屋門の西に接する土蔵で、文化2年(1805年)に建てられ、昭和前期に移築されて、平成20年(2008年)3月7日に国の登録有形文化財に登録された(登録番号28-0328)。
平尾家住宅道具蔵は、長屋門の西に矩折(鉤の手)に接して建つ土蔵である。家の行事や農作業に使う道具類を納めた。西には下の蔵が矩折に続き、通りに面して白壁の蔵が連なる。
文化2年(1805年)の建築で、昭和前期に今の場所へ移された。屋敷のなかでは新蔵に次いで古い。
切石積みの上の白漆喰
平尾家住宅道具蔵は桁行4間、梁間2間半の土蔵造2階建てで、切妻造桟瓦葺の置屋根を架け、北から西にかけて庇をまわす。建築面積は31平方メートル。
切石を2段積み上げた上に建ち、壁は漆喰仕上げで、腰をモルタル洗い出しとし、水切りを付ける。
屋敷構えに重厚感を与える
文化庁は、平尾家住宅道具蔵が屋敷構えに重厚感を与えると評している。長屋門、下の蔵、米蔵と同じ仕様でそろえられ、屋敷の表に統一感のある白壁の列をつくる。
見学について
平尾家住宅道具蔵は通りに面しており、外観の白壁は通りから見られる。内部は公開されていない。
平尾家住宅の成り立ちや外から見られる範囲、行き方は平尾家住宅のページにまとめてある。
Q&A
- 平尾家住宅道具蔵はどこにありますか?
- 平尾家の屋敷の南側、長屋門の西に矩折に接して建っています。
- 平尾家住宅道具蔵はいつ登録有形文化財に登録されましたか?
- 平成20年(2008年)3月7日に登録されました。登録番号は28-0328です。年代は文化2年(1805年)、昭和前期に移築とされます。
- 平尾家住宅道具蔵はいつ今の場所に移されましたか?
- 文化2年(1805年)に建てられ、昭和前期に現在地へ移築されました。
- 平尾家住宅道具蔵の大きさは?
- 桁行4間、梁間2間半の土蔵造2階建てで、建築面積は31平方メートルです。
- 平尾家住宅道具蔵は見学できますか?
- 外観は通りから見られます。内部は非公開です。
基本情報
| 名称 | 平尾家住宅道具蔵 |
|---|---|
| 所在地 | 兵庫県豊岡市森尾字安藤958 |
| 指定区分 | 登録有形文化財(建造物)、登録番号28-0328 |
| 指定年 | 平成20年(2008年)3月7日登録 |
| 員数 | 1棟 |
| 寸法 | 土蔵造2階建、瓦葺、建築面積31平方メートル |
| 所有者 | 個人 |
| 公開状況 | 非公開(個人の住居) |
参考文献
- 国指定文化財等データベース(文化庁)— 平尾家住宅道具蔵
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00006904
- 文化遺産オンライン — 平尾家住宅道具蔵
- https://online.bunka.go.jp/heritages/detail/183116
- 但馬の百科事典(たんしん地域振興基金)— 平尾家住宅
- https://tanshin-kikin.jp/tajima/568
最終更新日: 2026.10.02