供待の南に建つ小さな灰小屋

平尾家住宅灰小屋は、兵庫県豊岡市森尾にある平尾家住宅のかまどの灰を蓄えた小屋で、明治後期に建てられて昭和後期に改修され、平成20年(2008年)3月7日に国の登録有形文化財に登録された(登録番号28-0320)。

平尾家住宅灰小屋は、供待の南にある小さな小屋である。かまどや囲炉裏から出る灰は、肥料や洗い物、染め物などに使う資源で、火の気が残ることもあるため、母屋から離して土壁の小屋に蓄えた。

ブロック積みの上の土壁

平尾家住宅灰小屋は桁行1.5メートル、梁間1.3メートルで、建築面積は1.9平方メートル。南北棟の切妻造の屋根で、現在は鉄板で葺かれている。

コンクリートブロックを積んだ上に土台をまわし、柱を立てて梁と桁で固める。側面と背面は土壁で、正面いっぱいを開口とする。内部も土壁で、柱を塗り込めている。

火の始末を伝える

柱まで土で塗り込めた内部は、平尾家住宅灰小屋が火に備えた小屋だったことを示す。屋敷でもっとも小さな建物の一つだが、暮らしの細部まで登録の対象になっている点に、この屋敷の残り方のよさが表れている。

見学について

平尾家住宅灰小屋は森尾川の北側にあり、公開されていない。通りからは見えない。

平尾家住宅の成り立ちや外から見られる範囲、行き方は平尾家住宅のページにまとめてある。

Q&A

Q平尾家住宅灰小屋はどこにありますか?
A平尾家の屋敷の森尾川北側、供待の南にあります。
Q平尾家住宅灰小屋はいつ登録有形文化財に登録されましたか?
A平成20年(2008年)3月7日に登録されました。登録番号は28-0320です。年代は明治後期、昭和後期に改修とされます。
Q平尾家住宅灰小屋は何に使われていましたか?
Aかまどなどから出る灰を蓄えた小屋です。火に備えて内部の柱まで土壁で塗り込めています。
Q平尾家住宅灰小屋の大きさは?
A桁行1.5メートル、梁間1.3メートルで、建築面積は1.9平方メートルです。
Q平尾家住宅灰小屋は見学できますか?
A非公開で、通りからは見えません。

基本情報

名称平尾家住宅灰小屋
所在地兵庫県豊岡市森尾字安藤958
指定区分登録有形文化財(建造物)、登録番号28-0320
指定年平成20年(2008年)3月7日登録
員数1棟
寸法木造平屋建、鉄板葺、建築面積1.9平方メートル
所有者個人
公開状況非公開(個人の住居)

参考文献

国指定文化財等データベース(文化庁)— 平尾家住宅灰小屋
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00006896
文化遺産オンライン — 平尾家住宅灰小屋
https://online.bunka.go.jp/heritages/detail/142658
但馬の百科事典(たんしん地域振興基金)— 平尾家住宅
https://tanshin-kikin.jp/tajima/568

最終更新日: 2026.10.02