蔵から東西の門まで続く塀

平尾家住宅外塀は、兵庫県豊岡市森尾にある平尾家住宅の屋敷の通り側を囲む塀で、明治中期に築かれ、平成20年(2008年)3月7日に国の登録有形文化財に登録された(登録番号28-0336)。

平尾家住宅外塀は、長屋門脇の道具蔵から西の門までと、米蔵から東の門までの2区間からなる塀で、東西の総延長は58メートルに及ぶ。長屋門と蔵、二つの門とつながって、屋敷の南側の通りに面した輪郭をつくる。

通り側は漆喰、内側は中塗り

平尾家住宅外塀は切石の土台の上に1.0メートルごとに方柱を立て、腕木を出して軒を支える。棟高は2.0メートルで、屋根は桟瓦葺。

腰は板壁とし、上部の壁は通り側を漆喰仕上げ、屋敷の内側を中塗り仕上げとして、見られる面を仕上げ分けている。

伝統的な街路景観

文化庁は、平尾家住宅外塀が伝統的な街路景観を構成すると評している。長屋門と白壁の蔵、瓦をのせた塀が続く通りの眺めは、屋敷の外から見られるもっともまとまった景観である。

見学について

平尾家住宅外塀は通りに面しており、通りから見られる。塀の内側は個人の敷地で、のぞき込んだりせず、通りすがりに眺める程度にとどめたい。

平尾家住宅の成り立ちや外から見られる範囲、行き方は平尾家住宅のページにまとめてある。

Q&A

Q平尾家住宅外塀はどこにありますか?
A平尾家の屋敷の南側の通り沿いで、道具蔵から西の門まで、米蔵から東の門まで続いています。
Q平尾家住宅外塀はいつ登録有形文化財に登録されましたか?
A平成20年(2008年)3月7日に登録されました。登録番号は28-0336です。年代は明治中期とされます。
Q平尾家住宅外塀の仕上げは?
A腰は板壁で、上部は通り側を漆喰、内側を中塗りで仕上げています。
Q平尾家住宅外塀の大きさは?
A東西の総延長は58メートル、棟高は2.0メートルです。
Q平尾家住宅外塀は見学できますか?
A通りから見られます。塀の内側には入れません。

基本情報

名称平尾家住宅外塀
所在地兵庫県豊岡市森尾字安藤958
指定区分登録有形文化財(建造物)、登録番号28-0336
指定年平成20年(2008年)3月7日登録
員数1棟
寸法木造、瓦葺、延長58メートル
所有者個人
公開状況非公開(個人の住居)

参考文献

国指定文化財等データベース(文化庁)— 平尾家住宅外塀
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00006912
文化遺産オンライン — 平尾家住宅外塀
https://online.bunka.go.jp/heritages/detail/119784
但馬の百科事典(たんしん地域振興基金)— 平尾家住宅
https://tanshin-kikin.jp/tajima/568

最終更新日: 2026.10.02