西蔵と供待のあいだの畜舎

平尾家住宅畜舎は、兵庫県豊岡市森尾にある平尾家住宅の牛と鶏を飼った畜舎で、昭和前期に建てられ、平成20年(2008年)3月7日に国の登録有形文化財に登録された(登録番号28-0315)。

平尾家住宅畜舎は、主屋の西、西蔵と供待のあいだに建つ平屋である。北の壁は西蔵に接し、南は螻羽(けらば)を延ばして供待につながり、その屋根の下が通路になっている。建物が隙間なく連なる、屋敷の西側の作業の場の一角である。

主屋とのあいだは主屋西仕切塀でふさがれ、家畜の場が住まいの側から切り離されている。

南が鶏舎、北が牛舎

平尾家住宅畜舎は桁行5.6メートル、梁間4.3メートルで、建築面積は24平方メートル。木造平屋建ての瓦葺である。

内部は南を鶏舎、北を牛舎とする。鶏舎は小壁を土壁とするだけで、内法に貫を通して壁を設けず、風の通る開放的なつくりにしている。

農の暮らしを伝える棟

大庄屋の屋敷でも、牛や鶏は日々の農作業と暮らしに欠かせなかった。平尾家住宅畜舎は、接客の建物が並ぶ東側とは対照的な、屋敷の西側の働く顔を伝えている。

見学について

平尾家住宅畜舎は森尾川の北側にあり、公開されていない。通りからはほとんど見えない。

平尾家住宅の成り立ちや外から見られる範囲、行き方は平尾家住宅のページにまとめてある。

Q&A

Q平尾家住宅畜舎はどこにありますか?
A平尾家の屋敷の森尾川北側、主屋の西で西蔵と供待のあいだにあります。
Q平尾家住宅畜舎はいつ登録有形文化財に登録されましたか?
A平成20年(2008年)3月7日に登録されました。登録番号は28-0315です。年代は昭和前期とされます。
Q平尾家住宅畜舎では何を飼っていましたか?
A南半分が鶏舎、北半分が牛舎でした。
Q平尾家住宅畜舎の大きさは?
A桁行5.6メートル、梁間4.3メートルの平屋で、建築面積は24平方メートルです。
Q平尾家住宅畜舎は見学できますか?
A非公開で、通りからはほとんど見えません。

基本情報

名称平尾家住宅畜舎
所在地兵庫県豊岡市森尾字安藤958
指定区分登録有形文化財(建造物)、登録番号28-0315
指定年平成20年(2008年)3月7日登録
員数1棟
寸法木造平屋建、瓦葺、建築面積24平方メートル
所有者個人
公開状況非公開(個人の住居)

参考文献

国指定文化財等データベース(文化庁)— 平尾家住宅畜舎
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00006891
文化遺産オンライン — 平尾家住宅畜舎
https://online.bunka.go.jp/heritages/detail/186793
但馬の百科事典(たんしん地域振興基金)— 平尾家住宅
https://tanshin-kikin.jp/tajima/568

最終更新日: 2026.10.02