内向きと外向きの境
平尾家住宅主屋西仕切塀は、兵庫県豊岡市森尾にある平尾家住宅の主屋と畜舎のあいだをふさぐ仕切塀で、昭和前期に築かれ、平成20年(2008年)3月7日に国の登録有形文化財に登録された(登録番号28-0346)。
平尾家住宅主屋西仕切塀は、主屋の西面と畜舎の東面の北端とを結ぶ塀である。北側の陶器蔵や主屋の台所のある内向きの暮らしの場と、南側の供待や量場(はかりば)のある外向きの作業の場とを仕切っている。
潜りを設けた短い塀
平尾家住宅主屋西仕切塀は延長3.6メートルで、桟瓦葺。東半分に1.8メートル幅の引き戸を立てて潜りとし、西半分は南面を腰下見板張りの白漆喰壁、北面を竪板張りとする。
短くても効果的な仕切り
文化庁は、平尾家住宅主屋西仕切塀が内向きと外向きの空間を効果的に仕切ると評している。南の作業の場に向く面を白漆喰で整えている点にも、見られる側を意識した屋敷の作法がうかがえる。
見学について
平尾家住宅主屋西仕切塀は屋敷の内側にあり、公開されていない。通りからは見えない。
平尾家住宅の成り立ちや外から見られる範囲、行き方は平尾家住宅のページにまとめてある。
Q&A
- 平尾家住宅主屋西仕切塀はどこにありますか?
- 平尾家の屋敷の森尾川北側、主屋の西面と畜舎の東面北端のあいだにあります。
- 平尾家住宅主屋西仕切塀はいつ登録有形文化財に登録されましたか?
- 平成20年(2008年)3月7日に登録されました。登録番号は28-0346です。年代は昭和前期とされます。
- 平尾家住宅主屋西仕切塀は何を仕切っていますか?
- 陶器蔵や台所のある内向きの暮らしの場と、供待や量場のある外向きの作業の場を仕切っています。
- 平尾家住宅主屋西仕切塀の大きさは?
- 延長3.6メートルで、引き戸の幅は1.8メートルです。
- 平尾家住宅主屋西仕切塀は見学できますか?
- 非公開で、通りからは見えません。
基本情報
| 名称 | 平尾家住宅主屋西仕切塀 |
|---|---|
| 所在地 | 兵庫県豊岡市森尾字安藤958 |
| 指定区分 | 登録有形文化財(建造物)、登録番号28-0346 |
| 指定年 | 平成20年(2008年)3月7日登録 |
| 員数 | 1棟 |
| 寸法 | 木造、瓦葺、延長3.6メートル |
| 所有者 | 個人 |
| 公開状況 | 非公開(個人の住居) |
参考文献
- 国指定文化財等データベース(文化庁)— 平尾家住宅主屋西仕切塀
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00006922
- 文化遺産オンライン — 平尾家住宅主屋西仕切塀
- https://online.bunka.go.jp/heritages/detail/119794
- 但馬の百科事典(たんしん地域振興基金)— 平尾家住宅
- https://tanshin-kikin.jp/tajima/568
最終更新日: 2026.10.02