隠居屋の西に建つ塩噌蔵
平尾家住宅塩噌蔵は、兵庫県豊岡市森尾にある平尾家住宅の塩や味噌を納めた土蔵で、江戸後期に建てられ、明治中期に移築、昭和後期に改修されて、平成20年(2008年)3月7日に国の登録有形文化財に登録された(登録番号28-0309)。
平尾家住宅塩噌蔵は、隠居屋の西に隣接して建つ平屋の土蔵である。塩噌は塩と味噌のことで、台所に近い屋敷の内向きの側に、日々の食料を蓄える蔵が置かれた。西には陶器蔵があり、両者のあいだに陶器蔵蔵前と裏門が設けられている。
江戸後期に建てられ、明治中期に現在の場所へ移されたと記録されている。
南に庇を付けた土蔵造平屋
平尾家住宅塩噌蔵は南面する桁行3間、梁間2間の土蔵造平屋建てで、東西棟の切妻造桟瓦葺とし、南面に庇を付ける。外壁は漆喰仕上げで、腰を正面は下見板張り、側面はモルタル仕上げとする。
背面は基礎に石垣を積み、壁を板張りとする。内部は土間で、壁は荒壁のままである。
台所を支えた実用の蔵
荒壁のまま残る内部や土間の床は、平尾家住宅塩噌蔵が見せるための蔵ではなく、味噌樽などを置いた実用の蔵だったことを示している。新蔵や陶器蔵とともに、主屋背後の蔵の一群をつくる。
見学について
平尾家住宅塩噌蔵は屋敷の奥にあり、内部は公開されていない。通りからは見えない。
平尾家住宅の成り立ちや外から見られる範囲、行き方は平尾家住宅のページにまとめてある。
Q&A
- 平尾家住宅塩噌蔵はどこにありますか?
- 平尾家の屋敷の森尾川北側、隠居屋の西に隣接しています。
- 平尾家住宅塩噌蔵はいつ登録有形文化財に登録されましたか?
- 平成20年(2008年)3月7日に登録されました。登録番号は28-0309です。年代は江戸後期(明治中期に移築、昭和後期に改修)とされます。
- 平尾家住宅塩噌蔵の「塩噌」とは何ですか?
- 塩と味噌のことです。台所に近い場所で日々の食料を蓄えた蔵です。
- 平尾家住宅塩噌蔵の大きさは?
- 桁行3間、梁間2間の土蔵造平屋建てです。建築面積は文化庁の記録に記載がありません。
- 平尾家住宅塩噌蔵は見学できますか?
- 非公開で、通りからは見えません。
基本情報
| 名称 | 平尾家住宅塩噌蔵 |
|---|---|
| 所在地 | 兵庫県豊岡市森尾字安藤958 |
| 指定区分 | 登録有形文化財(建造物)、登録番号28-0309 |
| 指定年 | 平成20年(2008年)3月7日登録 |
| 員数 | 1棟 |
| 寸法 | 土蔵造平屋建、瓦葺(建築面積は文化庁の記録に記載なし) |
| 所有者 | 個人 |
| 公開状況 | 非公開(個人の住居) |
参考文献
- 国指定文化財等データベース(文化庁)— 平尾家住宅塩噌蔵
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00006974
- 文化遺産オンライン — 平尾家住宅塩噌蔵
- https://online.bunka.go.jp/heritages/detail/183186
- 但馬の百科事典(たんしん地域振興基金)— 平尾家住宅
- https://tanshin-kikin.jp/tajima/568
最終更新日: 2026.10.02