主屋の北に建つ隠居屋
平尾家住宅隠居屋は、兵庫県豊岡市森尾にある平尾家住宅の隠居した家族の住まいで、明治後期に建てられて平成16年(2004年)に改修され、平成20年(2008年)3月7日に国の登録有形文化財に登録された(登録番号28-0307)。
平尾家住宅隠居屋は、主屋の北方に建つ東西棟の平屋である。南には新蔵が接し、西には塩噌蔵が隣り合う。東には隠居屋東塀と門が延び、宝蔵北仕切塀とともに隠居屋の前の庭を囲む。
家督を譲った当主夫妻などが暮らした建物で、主屋の生活圏の内側にありながら、独自の庭と出入口をもつ。
三方に下屋をまわした平屋
平尾家住宅隠居屋は切妻造桟瓦葺で、南・東・北の三方に下屋をまわし、西には一段低い両下造の部分を付ける。建築面積は94平方メートルである。
間取りは、東端にトコ(床)や付書院を備えた主室を置き、中央に6畳の2室を並べ、西に入口の土間と板間を配する。
落ち着きのある住まい
文化庁は平尾家住宅隠居屋を、落ち着きと風情のある建物と評している。主室を庭側の東端に置く間取りに、晩年を過ごす住まいとしての配慮がうかがえる。
見学について
平尾家住宅隠居屋は屋敷の奥にあり、内部は公開されていない。通りからは見えない。
平尾家住宅の成り立ちや外から見られる範囲、行き方は平尾家住宅のページにまとめてある。
Q&A
- 平尾家住宅隠居屋はどこにありますか?
- 平尾家の屋敷の森尾川北側、主屋の北方に建っています。
- 平尾家住宅隠居屋はいつ登録有形文化財に登録されましたか?
- 平成20年(2008年)3月7日に登録されました。登録番号は28-0307です。年代は明治後期、平成16年(2004年)に改修とされます。
- 平尾家住宅隠居屋の間取りは?
- 東端に床や付書院を備えた主室、中央に6畳の2室、西に入口の土間と板間を配しています。
- 平尾家住宅隠居屋の大きさは?
- 木造平屋建てで、建築面積は94平方メートルです。
- 平尾家住宅隠居屋は見学できますか?
- 非公開で、通りからは見えません。
基本情報
| 名称 | 平尾家住宅隠居屋 |
|---|---|
| 所在地 | 兵庫県豊岡市森尾字安藤958 |
| 指定区分 | 登録有形文化財(建造物)、登録番号28-0307 |
| 指定年 | 平成20年(2008年)3月7日登録 |
| 員数 | 1棟 |
| 寸法 | 木造平屋建、瓦葺、建築面積94平方メートル |
| 所有者 | 個人 |
| 公開状況 | 非公開(個人の住居) |
参考文献
- 国指定文化財等データベース(文化庁)— 平尾家住宅隠居屋
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00006884
- 文化遺産オンライン — 平尾家住宅隠居屋
- https://online.bunka.go.jp/heritages/detail/183096
- 但馬の百科事典(たんしん地域振興基金)— 平尾家住宅
- https://tanshin-kikin.jp/tajima/568
最終更新日: 2026.10.02