主屋の西南に建つ供待
平尾家住宅供待は、兵庫県豊岡市森尾にある平尾家住宅の来客の供の者が控えた建物で、江戸後期に建てられて平成15年(2003年)に改修され、平成20年(2008年)3月7日に国の登録有形文化財に登録された(登録番号28-0314)。
平尾家住宅供待は、主屋の西南に建つ2階建てで、主人に従って訪れた供の者が用件の済むまで控える建物である。大庄屋の家には役人や近隣の有力者が出入りしたため、主屋の正面近くにこうした建物が必要だった。
北には畜舎が螻羽を延ばして接し、南には灰小屋、西南にはポンプ小屋がある。
3室に仕切った6間の建物
平尾家住宅供待は南北棟の切妻造桟瓦葺で、東の正面に庇を付ける。桁行6間、梁間2間の規模で、建築面積は44平方メートル。
内部は桁行方向に3室に仕切られ、南端にトコ(床)を備えた8畳間、北端に物置や便所を置き、中央の間に出入口を設ける。開放的なのは正面の東側だけである。
主屋の正面を整える
文化庁は、平尾家住宅供待を主屋正面の景観を整える遺構と評している。床の間付きの部屋を備えたことから、供の者のなかにも相応の扱いを受ける人がいたことがうかがえる。
見学について
平尾家住宅供待は森尾川の北側にあり、内部は公開されていない。通りからはほとんど見えない。
平尾家住宅の成り立ちや外から見られる範囲、行き方は平尾家住宅のページにまとめてある。
Q&A
- 平尾家住宅供待はどこにありますか?
- 平尾家の屋敷の森尾川北側、主屋の西南に建っています。
- 平尾家住宅供待はいつ登録有形文化財に登録されましたか?
- 平成20年(2008年)3月7日に登録されました。登録番号は28-0314です。年代は江戸後期、平成15年(2003年)に改修とされます。
- 平尾家住宅供待とは何ですか?
- 来客に従ってきた供の者が、用件の済むまで控えるための建物です。
- 平尾家住宅供待の大きさは?
- 桁行6間、梁間2間の木造2階建てで、建築面積は44平方メートルです。
- 平尾家住宅供待は見学できますか?
- 非公開で、通りからはほとんど見えません。
基本情報
| 名称 | 平尾家住宅供待 |
|---|---|
| 所在地 | 兵庫県豊岡市森尾字安藤958 |
| 指定区分 | 登録有形文化財(建造物)、登録番号28-0314 |
| 指定年 | 平成20年(2008年)3月7日登録 |
| 員数 | 1棟 |
| 寸法 | 木造2階建、瓦葺、建築面積44平方メートル |
| 所有者 | 個人 |
| 公開状況 | 非公開(個人の住居) |
参考文献
- 国指定文化財等データベース(文化庁)— 平尾家住宅供待
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00006890
- 文化遺産オンライン — 平尾家住宅供待
- https://online.bunka.go.jp/heritages/detail/172192
- 但馬の百科事典(たんしん地域振興基金)— 平尾家住宅
- https://tanshin-kikin.jp/tajima/568
最終更新日: 2026.10.02