香川県の登録有形文化財
香川県 · 登録有形文化財
かめびし屋の十四号蔵は、三号蔵と十号蔵の間に建つ江戸後期の平屋。桁行9.8メートル、切妻造・本瓦葺で、岡田家の記録にある享和2年(1801年)上棟の「五間倉」に比定される。登録18棟のなかでも最も古い年代に属する蔵である。
かめびし屋の七号蔵は、西敷地北西隅に建つ明治末期の平屋。桁行16メートル、切妻造・鉄板葺で、北面上部に5つの窓を開ける。内部に丸桶16個と角桶3個を収める年代ものの諸味貯蔵庫で、西敷地の醸造の中核を担う。
かめびし屋の八号蔵は、西敷地西辺沿いに建つ大正末期の平屋。花崗石基礎に建つ切妻造・本瓦葺で、桁行20.8メートルと長大である。内部にコンクリート製内側板張の角桶を20個据え、七号蔵と対をなす西敷地の醸造中核となる。
香川県豊島の唐櫃岡に佇む登録有形文化財「唐櫃岡の清水共同用水場」。弘法大師伝説の湧水を花崗岩で整備した昭和4年築の石造水場は、島の暮らしと信仰を今に伝える貴重な建造物です。
川鶴酒造鶴鳴舘(旧瓶詰蔵)は大正期築の木造平屋建の蔵である。かつて瓶詰を担った建物は現在コンサート会場として使われ、大戸口と四つの小窓を備えた姿が醸造所南辺の景観を形づくっている。
川鶴酒造川鶴資料館(旧米蔵)は大正期築の土蔵造二階建。もと住居部の米蔵を昭和30年頃に曳家で移した一棟で、腰の海鼠壁が目を引き、創業以来の酒造用具を展示する場として公開されている。
川鶴酒造麹蔵は大正3年築の土蔵造二階建で、二階に設けた麹室は現在も麹づくりに日々使われている。西酒蔵と軒高を揃えて並び建ち、観音寺の醸造場北面の景観を形づくる欠かせない一棟である。
川鶴酒造西酒蔵は五棟のうち最大の土蔵造二階建で、大正7年(1918年)の建立である。地棟の墨書が年代を伝え、規則的に小窓を並べた長大な西桁行面は観音寺の市街からのランドマークとなっている。
川鶴酒造濾過蔵は大正3年築の土蔵造二階建である。麹蔵と軒高を揃えて建ち、腰を杉板張、上部を漆喰壁とし、小庇と鉄戸を付けた小窓を二段に並べた北面が醸造場北面の景観を整えている一棟である。
香川県観音寺市有明町の観音寺市郷土資料館展示館は、大正3年築の木造平屋建。寄棟屋根の中央に明かり取り用の腰屋根を立ち上げ、間仕切りのない一室空間に洋風トラスの小屋組を露出させる。本館とは渡廊下で結ばれ、平成10年に登録有形文化財となった。
香川県観音寺市有明町の観音寺市郷土資料館本館は、大正3年に三豊郡農会の農事試験場として建った木造2階建の洋館。玄関ポーチを軸とする左右対称の上げ下げ窓と、切妻破風のティンバーワークが見どころ。平成10年に登録有形文化財となった。
小豆島・苗羽の町なかに残る六軒続きの貸店舗である。醤油醸造で栄えた石井家が昭和七年に建てた賃貸の商業建築で、道に面して入母屋造の棟を南北に長く通し、背面に角屋を突き出す。屋敷本体とは離れた町なかの一角に建つ。
小豆島・苗羽の石垣を背にして建つ石井家の主屋である。大正元年の建築で、東西に長い入母屋造とし、四周に下屋をめぐらせる。東を土間、西を床上とし、黒漆喰で塗り込めた外壁が醤油家の住まいに静かな品格を与えている。
小豆島・苗羽の石井家で最も古い、明治十八年頃の醤油蔵である。石垣の下手に南北の諸味蔵を建て、東に醤油の貯蔵蔵を継ぎ、下屋の中に石組みの井戸と洗い場を備える。仕込みから貯蔵まで、醸造の働きを担った中心の建物である。
小豆島・苗羽の石井家に建つ小さな土蔵である。大正四年の建築で、石垣の上に縄弛みの裾を見せ、腰を焼杉の縦板、その上に海鼠壁、軒鉢巻を白漆喰で納める。高窓まわりの丁寧な仕事ゆえ、容易には再現できないものとして登録された。
小豆島・苗羽の石井家で、主屋の東に南北十七メートルの棟を通す長屋門である。大正四年の建築で、両側面の下屋が屋根の線を二重に見せ、つし二階のように構える。公式に屋敷構えの中核とされ、公道と斜面の屋敷とをつなぐ要となっている。
小豆島・苗羽の石井家で、土蔵の下手から南へ下る道に沿って建つ小さな納屋である。昭和十六年の建築で、石の基礎の上に切妻造、妻入の素朴な姿を見せる。飾りのない土壁の小屋ながら、屋敷南側の醸造の作業場を一隅で支えている。
小豆島・苗羽の石井家で、主屋の南、庭より一段低い石垣上に建つ離れ屋である。昭和初期の建築で、一階を物置、二階を居室とし、腰を焼杉、上を白漆喰で仕上げる。東面の角木瓜形の小窓が、簡素な壁にただひとつの彩りを添える。
香川県高松市にある旧御殿水源地事務所は、大正6年に建てられた洋風木造建築で、国の登録有形文化財に登録されています。白と水色の美しい外観、無料で見学できる水道資料館、写真映えスポットとしても人気の隠れた名所をご紹介します。
香川県琴平町にある琴平町公会堂は、昭和9年(1934年)に建造された木造日本建築の登録有形文化財です。入母屋造の大屋根が美しい外観、格天井とシャンデリアが彩る大ホール、与謝蕪村の句碑が残る桜の庭園など、金刀比羅宮門前町の風格を伝える名建築をご紹介します。