京都府・江戸
Edo京都府 の江戸時代(1603 – 1868)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
京都府舞鶴市小倉にある庄屋の住宅。文政8年(1825年)の入母屋造の主屋は丹後地方の江戸後期の民家として質がよく、平面の発展を知る上で貴重。土で塗った垂木や曲がり材の梁組、竹すのこ天井が見どころである。
養源院は文禄3年に淀殿が父浅井長政のために創建し、お江が元和7年に伏見城の遺構で再興したと伝わる寺院である。客殿・護摩堂・鐘楼堂・中門が平成28年に重要文化財となり、客殿には血天井と俵屋宗達の杉戸絵が残る。
京都市西京区大原野の善峯寺多宝塔(よしみねでらたほうとう)は、棟札から元和7年(1621年)の建立と分かる三間多宝塔。小規模で木割が細く、軽快優美な姿と部材の保存のよさから昭和52年に重要文化財となった。
龍光院書院は、京都市北区の大徳寺塔頭龍光院にある江戸時代前期の書院で、昭和36年に国宝に指定された。小堀遠州好みと伝える茶室「密庵席」を含み、江戸時代前期の茶室の代表的な遺構である。
網野神社の旧本殿を転用した蠶織神社本殿。天明2年建立で境内最古、檜皮葺の一間社流造に龍や唐獅子の華麗な彫刻を飾る。大正14年に織物と養蚕の神を祀り、丹後のちりめん祭の象徴となった社殿である。
荒木家住宅(旧林家住宅)主屋は京都市北区紫竹西南町にある文化4年(1807年)建築の木造平屋建。街路との間に前庭をとって南面し、土間の上には越屋根が上がる。平成19年登録の有形文化財で、個人住宅のため非公開。
荒木家住宅(旧林家住宅)土蔵は京都市北区紫竹西南町の主屋背面に建つ江戸後期の土蔵造2階建。建築面積16平方メートル。切妻の置屋根を載せ、小屋組は梁を用いず柱が母屋と棟木を受ける。平成19年登録、非公開。
安楽寺書院(客殿)は京都府京都市左京区鹿ケ谷の安楽寺の本堂の東に建つ江戸時代後期の書院で、登録有形文化財。本堂と渡廊下で結び、南北に3室を並べて縁を廻らせる。奥の主室は床・違棚を備え、丸太や色土壁で数寄屋風にまとめる。
安楽寺本堂は京都府京都市左京区鹿ケ谷の安楽寺の境内北寄りに南面して建つ江戸時代後期の本堂で、登録有形文化財。裳階を付けた宝形造の前堂の背後に切妻造の正堂を張り出す構成で、江戸後期の浄土宗本堂の展開を示す。
京都府亀岡市の出雲大神宮石鳥居は享保3年(1718年)に氏子の寄進で建てられた花崗岩の明神鳥居で、2021年に登録有形文化財となった。間口4.8メートル、柱径57センチ。一材で造った島木と笠木を紹介する。
京都府亀岡市の出雲大神宮上之社本殿は文化10年(1813年)建築の一間社流造で、2021年に登録有形文化財となった。御蔭山の山中に建ち、前室と向拝を付けて本殿の形式を小さく写す。屋根材の記載の食い違いも示す。
京都府京丹後市久美浜町の稲葉家住宅北宝蔵は、主屋の東に廊下でつながる2棟の土蔵のうち北の蔵。江戸末期の建築で、古図から明治の主屋建設時に曳家されたことが分かる。桁行2間・梁間1間半、建築面積12平方メートル。
京都府京丹後市久美浜町の稲葉家住宅長屋門は、敷地南側の道路に開く江戸末期の門。通常と違う2階建で、2階を1尺前へ持ち出し、屋根に卯建を上げた町家のような外観が豪商の家格を通りに示す。雛御門の名で案内される。
京都府宮津市万町の今林家住宅で旧店舗の後方に建つ安政5年(1858年)の土蔵。漆喰塗で腰を竪板張とし、明治初めには内部に縮緬の織機を据えて機織りをしたと伝わる。平成21年(2009年)に登録有形文化財となった。
京都府宮津市万町の今林家住宅で、今林家が生糸店を営んだ江戸末期の町家。間口9.8メートル、真壁造の正面に両袖の卯建と出格子を構え、当初は通り庭と食違い四間取だった。平成21年(2009年)に登録有形文化財となった。
京都市北区の今宮神社絵馬舎は、境内南西隅に建つ寛政12年の絵馬舎で、建築面積113平方メートルは登録建造物で最大。桁行六間を四方吹放ちとし、太い角柱と貫の骨組みに多数の絵馬を掲げて庶民信仰の姿を示す。
京都市上京区の今宮神社御旅所鏡の間は、能舞台の橋掛に接続する楽屋。文化庁は江戸末期、京都市は寛政7年の再建とする。桁行10.1メートルの入母屋造桟瓦葺で、橋掛の取付部に覗き窓を設け、内部は三室からなる。
京都市上京区の今宮神社御旅所権殿社は、天明の大火の後、寛政7年に再建された三間社入母屋造の社殿。今宮祭で神輿から祭神が遷座する役割を担い、旧洛中の最北に位置する。三斗と蟇股による細部の意匠がよく整っている。
京都市上京区の今宮神社御旅所能舞台は、天明の大火の後、寛政7年に再建された能舞台。5.9メートル四方の舞台に後座と謡座を備え、鏡板に松と竹を描き、橋掛で鏡の間とつなぐ。昭和40年代まで御旅能が奉納された。
京都市北区の今宮神社神楽殿は、天保10年に建ち明治後期に改修された神楽殿。北の室を神殿、南を神楽所とし、一つの入母屋造銅板葺の屋根で覆って渡廊で本殿と結ぶ。毎年10月8日の夕刻に御神楽が奉納される。外観は自由に見学できる。