京都府・江戸
Edo京都府 の江戸時代(1603 – 1868)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
京都市上京区、下立売通に南面する間口九間の京町家。平成19年に国の登録有形文化財となった山中油店主屋は、バッタリ床几や虫籠窓、西半の通り土間を残しながら、文政年間創業の油の専門店として今も営業を続けている。
落柿舎は京都市右京区嵯峨小倉山緋明神町にある江戸時代後期の茅葺の草庵で、登録有形文化財。芭蕉の門人向井去来の庵に由来し、芭蕉が「嵯峨日記」を著した。現在の建物は明和7年に再興されたもので、数寄屋を基調とする穏やかな佇まいが嵯峨の風情を醸す。
京都府南丹市美山町の蓮乗寺山門は江戸時代末期の切妻造桟瓦葺の薬医門で、間口2.3メートル。正面は五平材の親柱のみの簡素なつくりだが、側面には大振りの絵様付き蟇股と木鼻付きの飛貫を据え、装飾を集めている。
京都府南丹市美山町の蓮乗寺鐘楼は江戸時代末期の切妻造桟瓦葺の小さな鐘楼。内転びの角柱を二段の貫で固め、四周に腰板を張り、湾曲した鐘釣梁で梵鐘を吊る。簡素ながら山門と並び立ち、境内の南側の表構えを引き締めている。
京都府南丹市美山町の蓮乗寺番神堂は文政11年(1828年)建立の入母屋造桟瓦葺の堂。一間向拝を付けて北を向き、内陣の来迎壁と須弥壇の背後に五連の神棚を並べ、日蓮宗の三十番神をまつる番神信仰の姿を建物の内部によく残している。
京都府南丹市美山町の蓮乗寺本堂は寛政11年(1799年)建立。茅葺(銅板仮葺)の入母屋造で、西を六間取の方丈形式の仏堂、東を庫裏とし、背後に位牌堂が突き出す。登録に至った経緯と、外観で注目したい点を紹介する。
至元二十一年(1284)四月朔、径山の元代禅僧・雲峰妙高が、約一二〇年前の南宋大慧宗杲の遺墨に書き添えた跋文。京都・北村美術館に伝わる重要文化財で、宋から元へと続く臨済禅の法脈を一幅のなかに映し出している。
京都・大徳寺が所蔵する国宝「虚堂智愚墨蹟〈達磨忌拈香語〉」の魅力を紹介。南宋の禅僧・虚堂智愚が記した禅の書の歴史的価値、茶の湯との深い関わり、鑑賞の機会について解説します。
元時代の禅僧・古林清茂が弟子の月林道皎に授けた道号の揮毫。泰定四年(1327年)に書かれたこの国宝墨蹟は、日中禅宗交流の至宝として京都国立博物館に寄託され、数年に一度の特別公開で鑑賞できます。
京都・相国寺が所蔵する重要文化財「月礀文明墨蹟〈同途二大字〉」の魅力を紹介。元代中国の禅僧・月礀文明が筆を執った禅の書跡(墨蹟)の意味、文化財としての価値、承天閣美術館での鑑賞方法を詳しく解説します。
京都・清浄華院が所蔵する国宝。中国南宋の画家・四明普悦が描いた阿弥陀三尊像の三幅対で、各幅に署名が残る。足利将軍家伝来の東山御物として知られ、現在は京都国立博物館に寄託され、その公開はごくまれである。
京都・仁和寺に伝わる国宝「孔雀明王像」は、海を渡ってきた宋時代の中国仏画です。日本に多い一面四臂と異なり、三面六臂で白い孔雀に坐す姿が特徴。写実的な孔雀の描写も見どころで、霊宝館の名宝展で期間限定公開されます。
京都・南禅寺塔頭の金地院に伝わる国宝。中国・南宋時代の二幅で、足利義満の鑑蔵印を備えた東山御物。徽宗筆と伝わるが現在は南宋・12世紀後半の作とされ、夏景図は久遠寺に伝わり、四季のうち春景図は失われている。
絹本墨画山水図は、京都の大徳寺塔頭高桐院が所有する南宋時代の山水図2幅で、昭和27年に国宝に指定された。李唐の筆とされ、南宋初期の山水画の名作である。高桐院は2026年は拝観休止中である。
京都・大徳寺が所蔵する国宝「絹本墨画淡彩猿鶴図〈牧谿筆〉」。南宋の画僧・牧谿による三幅対の水墨画で、通称「観音猿鶴図」。足利将軍家の東山御物として伝来し、日本水墨画の原点となった至宝。2026年秋には東京国立博物館の特別展で公開予定。由来・見どころ・鑑賞機会をわかりやすく解説します。
京都・大徳寺に伝わる国宝「絹本墨画淡彩観音図〈牧谿筆〉」は、南宋末の画僧・牧谿が13世紀に絹本に墨と淡彩で描いた白衣観音像です。足利義満の鑑蔵印「道有」を帯び、東山御物を経て大徳寺に伝わった名品で、「観音猿鶴図」三幅対の中幅として日本水墨画の規範となりました。制作背景、美術史的価値、見どころ、大徳寺拝観とアクセス情報、Q&Aまで総合的に解説します。
京都・妙心寺の塔頭東海庵に伝わる重要文化財。安政2年(1855年)に孝明天皇が自筆(宸翰)で記し、東海派の祖・悟渓宗頓へ国師号「仏徳広通国師」を追諡した勅書である。示寂から約350年後の授号を示す貴重な史料。
嘉永元年(1848)、即位まもない十代の孝明天皇が自ら筆をとり、京都・妙心寺の塔頭東海庵の開祖である悟渓宗頓の三百五十回遠忌に際して、仏徳広通国師の号を追贈した宸翰勅書。昭和十九年に重要文化財に指定された。
『古今和歌集』の解釈を秘伝として師から弟子へ授ける古今伝授。その関係資料73種が曼殊院門跡に伝来した。注釈書や切紙、伝授状などからなり、宗祇相伝以前の古い形を残す一括資料として、わが国文学史上きわめて貴重とされる。
京都・智積院所蔵の国宝「金剛経〈張即之筆〉」の魅力をご紹介。1253年に南宋の名書家・張即之が書写した写経は、力強い楷書と仏教の深遠な教えが融合した至宝です。指定理由、見どころ、アクセス情報まで詳しく解説します。