大阪府・鎌倉
Kamakura大阪府 の鎌倉時代(1185 – 1333)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
承久の乱で隠岐に流された後鳥羽上皇が崩御13日前に記した自筆遺言。両手の朱印を捺した宸翰は国宝に指定され、水無瀬神宮の起源となった。文書の内容、手印の意味、特別展での公開情報と境内の見どころを案内する。
国宝「青磁鳳凰耳花生〈銘万声〉」は南宋時代の龍泉窯で焼かれた砧青磁の最高峰。後西院が詩句「擣月千声又万声」から銘を授け、東福門院から毘沙門堂へと伝来した。高さ33.6cm、大阪府の和泉市久保惣記念美術館蔵。
大阪・道修町の杏雨書屋が所蔵する国宝・説文木部残巻は、後漢の許慎が著した中国最古の字書『説文解字』の木部を9世紀前半に書写した唐代写本。徐氏校訂以前の本文を残す第一級資料の価値と公開情報、真贋論争の経緯を解説する。
大阪・道修町の杏雨書屋が所蔵する国宝「宋刊本史記集解」は、司馬遷『史記』最古の注釈書を宋代の木版印刷で伝える11冊。内藤湖南旧蔵の恭仁山荘善本として知られ、北宋刊本の希少性と確かな伝来で名高い逸品です。
大阪・道修町の杏雨書屋に伝わる国宝、宋版毛詩正義17冊。紹興9年(1139年)刊のきわめて希少な単疏本で、各冊の金沢文庫の蔵書印が鎌倉武家の学問との縁を示す。原本の公開機会、影印本、薬の町道修町の歩き方も紹介する。
大阪府忠岡町の正木美術館が所蔵する国宝、大燈国師墨蹟〈渓林 南獄偈〉。大徳寺開山・宗峰妙超が虚堂智愚の偈を連綿草書で書き上げた二幅対の掛軸で、昭和30年に国宝指定。鴻池家から正木孝之へ渡ったコレクションの白眉である。
国宝・太刀〈銘熊野三所権現長光〉は、鎌倉時代の備前長船派二代長光が熊野三山の神号を茎に刻んだ稀有な一口。磨上げのない生ぶ茎を保ち、信長・秀吉・上杉・徳川将軍家を経た華麗な伝来とともに大阪府に現存する。
大阪府羽曳野市の誉田八幡宮に伝わる国宝の神輿。源頼朝の寄進と伝わり、漆工・螺鈿・金工・染織の粋を集めた鎌倉時代の傑作である。応神天皇陵への渡御に用いられた歴史と、土曜限定の宝物館公開情報を詳しく紹介する。
大阪市立東洋陶磁美術館が所蔵する国宝「飛青磁花生」は、中国元時代の龍泉窯で焼かれた青磁の最高傑作です。玉壺春形の優美な姿に二十一の鉄斑が舞い、江戸時代の鴻池家から安宅コレクションへと伝わった伝来の重みも合わせ、世界に冠絶する一口として名高い名品をご紹介します。
大阪府河内長野市の天野山金剛寺金堂に安置される、木造大日如来坐像と脇侍の不動明王・降三世明王坐像。平安末から鎌倉にかけて約50年を費やして整えられた三尊は、密教の尊勝曼荼羅を立体化した稀有な作例として2017年に国宝に指定されました。
承久の乱に敗れた後鳥羽上皇が隠岐配流を前に、似絵の名手藤原信実へ描かせたと伝わる国宝の肖像画。大阪府島本町の水無瀬神宮が御神体として約780年守り継いできた、鎌倉時代の写実的肖像画を代表する傑作である。
藤田美術館蔵の国宝「紙本著色紫式部日記絵詞」は、紫式部の日記を鎌倉時代に絵画化した絵巻の断簡。十六夜の舟遊びなど寛弘5年の皇子誕生をめぐる5場面を引目鈎鼻の人物と金銀の料紙で描く。展示時期や見どころを解説。
国宝・玄奘三蔵絵は、三蔵法師玄奘の誕生から入滅までを全十二巻・総長190m超の画面に描いた鎌倉時代の絵巻。宮廷絵師・高階隆兼の工房作と推定され、奈良・興福寺大乗院に秘蔵された名品を、現在は大阪の藤田美術館が所蔵する。
南宋の宮廷画家・李迪が描いた国宝「帰牧図(騎牛)」。雪道を行く牛と牧童を色紙ほどの絹に精緻に表した双幅の名品で、奈良市の大和文華館が所蔵する。両幅に潜む隠し落款や、東山御物と伝わる伝来の歴史も見どころ。
兵庫県川西市の大阪青山歴史文学博物館が所蔵する国宝『土左日記』は、嘉禎二年(一二三六)に藤原為家が紀貫之の自筆本を「一字も違はず」書写した、現存最古級にして最も忠実な写本です。日本仮名日記文学の始祖である本書の姿を、平安時代の仮名遣いのまま今日に伝える唯一無二の書跡を、清和源氏発祥の地・川西の歴史とあわせてご紹介します。