江戸
Edo江戸時代(1603 – 1868)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
旧上妻家住宅門は種子島西之表市に開く江戸末期の腕木門。丸太の主柱は薩摩でも珍しく、冠木の笈型付束や実肘木の繰型など細部に彫りが残る。敷地のソテツとともに南国の武家屋敷の構えを示し、平成29年に国の登録有形文化財となった。
曽於市大隅町恒吉の郷士の屋敷に建つ蔵。小屋束に「慶應三年 卯四月廿二日 蔵建之事」の墨書が残り、慶応3年(1867年)の建築と分かる。登梁の小屋組に切妻造の瓦屋根を深い軒でかけ、2015年に登録有形文化財となった。
曽於市大隅町恒吉に残る江戸末期の郷士の住まい。表に玄関・次の間・座敷を一列に並べ、裏に納戸・小座・ナカエを置く当地伝統の武家住宅の間取りを保ち、ヒカエノマなどの部屋の呼び名も伝わる。2015年に登録有形文化財となった。
曽於市大隅町恒吉の郷士の屋敷の表に建つ江戸末期の門。南辺の石垣の間に立ち、本柱で棟木を直接支え、控柱と前へ伸ばした飛貫で前後の桁を受ける。門扉を八双金物で飾る武家屋敷の表構えで、2015年に登録有形文化財となった。
宮ヶ浜港防波堤(捍海隄)は、鹿児島県指宿市の宮ヶ浜港にある天保5年完成の石造の防波堤で、平成20年に登録有形文化財となった。薩摩藩主島津斉興が築かせたもので、延長220メートルのくの字形をなす。
森山家住宅旧作業場は鹿児島県姶良市加治木町にある江戸末期の作業場で、平成19年に登録有形文化財となった。第1期集成館の建物を移したと伝わり、釿の削り痕が残る古材や、登梁に母屋束を立てる独特な架構が見られる。
八板家住宅主屋は、鹿児島県西之表市西町の西之表旧港にある江戸時代末期の町家で、平成29年に登録有形文化財となった。妻入で、中の間の上に船底型の吹き抜けの天井をもつ、港町に残る近世町家の遺構である。
大久保利通関係資料は、鹿児島県が所有し黎明館が保管する大久保利通の日記・書状・文書・遺品など1650点で、平成16年(2004年)に重要文化財となった。嘉永6年の最初期の書状やロンドンから西郷隆盛に宛てた書状を含む。
三種町鵜川の大山家住宅は、19世紀中期に建てられた茅葺の厩中門造り農家。上級階層のみに許されたせがい造りや棟に自生させた芝を残し、昭和48年に重要文化財に指定された。見学は事前予約制で、料金はかからない。
佐竹家霊屋は秋田市泉三嶽根の天徳寺本堂の西側に建つ秋田藩主佐竹氏歴代の霊廟で、寛文12年(1672年)建築の国の重要文化財。唐破風造の向拝と前殿を二重に重ねた正面をもち、内外の要所を彫刻や漆、極彩色で豪華に飾っている。
秋田県潟上市の神明社観音堂は、享保19年(1734年)に建てられた一間社入母屋造、こけら葺の堂。正面の向拝に唐破風を構えた小さな堂で、神社の建物として伝わる。厨子1基と棟札2枚もあわせて国の重要文化財に指定されている。
勇駒酒造本社東蔵は横手市増田町の旧勇駒酒造の敷地中央に建つ土蔵造平屋の貯蔵蔵。東側が江戸末期、西側が明治末期の増築で、桁行は約33メートルに及ぶ。正面に重厚な観音扉を備え、平成14年に登録有形文化財となった。
秋田県横手市増田町の旧長江八兵衛商店座敷蔵は、弘化4年(1847年)建造の土蔵造2階建。桁行15メートル、外観は黒漆喰と白漆喰を塗り分け、1階西寄りに畳敷の居室とトコを構える。2010年登録の登録有形文化財で、内部は非公開。
秋田県由利本荘市の吉沢神明社の参道に立つ文化7年(1810年)の石造の稲荷鳥居で、境内で登録された7件のうち最も古い。厚みのある台輪と幅の広い台形の額束、柱高さ3.4メートルに25センチの内転びが特徴である。
秋田県由利本荘市の吉沢神明社拝幣殿は、慶応3年(1867年)完成の拝殿に大正4年の幣殿を加えた社殿である。繋虹梁の上の力士像一対、彫師小川松四郎の彫物、本荘藩のお抱え絵師による天井画や大絵馬で知られる。
渡部家住宅門は秋田県鹿角市八幡平にある江戸時代末期の薬医門で、登録有形文化財。主屋の南方に建つ間口4.7メートルの一間一戸の門で、扉を設けない開放的な構えに左右の板壁を配し、石段とともに屋敷の表構えをつくる。
渡辺彦兵衛商店上蔵は秋田県五城目町にある18世紀末の土蔵造の酒蔵で、登録有形文化財で、大正10年の大火に下蔵とともに焼け残った。2間半ごとの太い柱と3尺間隔の垂木による豪快な架構が力強い印象を与える。
渡辺彦兵衛商店下蔵は秋田県五城目町にある19世紀初期の土蔵造の酒蔵で、登録有形文化財。上蔵とともに大正10年の大火に焼け残った。規模や外壁の意匠は上蔵とほぼ同じだが構造に差があり、やや後の建築とされる。
新潟県胎内市の乙宝寺三重塔は、江戸時代前期の元和5年(1619年)に建てられた三間三重塔婆、こけら葺の塔。村上城主が願主となり、装飾を抑えた純和様ながら荘重で均衡の美しい姿が、境内の老杉とよく調和している。
種月寺本堂は新潟市西蒲区石瀬にある曹洞宗の本堂で、元禄12年(1699年)に出雲崎の大工小黒甚七が建て、平成元年に重要文化財に指定。前面の土間と前後2列8室の平面、太い面取角柱、鉄板を仮葺きした茅葺屋根と見学の問い合わせ先を紹介します。