鎌倉

Kamakura

鎌倉時代(1185 – 1333)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。

4,818 鎌倉時代 1185 – 1333
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太刀〈銘正恒〉
和歌山県 鎌倉
太刀〈銘正恒〉

熊野速玉大社が蔵する太刀〈銘正恒〉。古備前を代表する刀工正恒の作で、よく詰んだ地鉄と静かな刃文を特徴とする。約千点の古神宝が一括国宝とされるなか、本作はそれとは別に指定された重要文化財の一口で、糸巻太刀拵を伴う。

太刀〈銘光忠〉
和歌山県 鎌倉
太刀〈銘光忠〉

和歌山市の紀州東照宮が蔵する太刀〈銘光忠〉。長船派の祖光忠の作で大ぶりの丁子を焼く。同宮の刀剣の多くが葵紋を帯びるなか、本作は桐紋を散らした拵を伴い、信長から秀吉、家康への伝来が語られる重要文化財である。

太刀〈銘守家〉
和歌山県 鎌倉
太刀〈銘守家〉

和歌山市の紀州東照宮が蔵する太刀〈銘守家〉。備前畠田派の刀工守家の屈指の作とされ、刃縁に華やかな丁子乱れを焼く。紀州徳川家に伝来し、家を守る一刀として重んじられたと語られる。葵紋を散らした糸巻太刀拵を伴う重要文化財である。

太刀〈銘来国俊〉
和歌山県 鎌倉
太刀〈銘来国俊〉

和歌浦を望む紀州東照宮が蔵する重要文化財。鎌倉後期の山城来派を代表する来国俊の作で、磨上ながら三字銘を残し、約72センチの細身に静かな直刃を焼く。紀州徳川家の歴代奉納刀のひとつで、来派円熟期の瀟洒な作風をよく示す。

短刀〈銘国光〉
和歌山県 鎌倉
短刀〈銘国光〉

高野山金剛峯寺が伝える鎌倉時代の短刀〈銘国光〉。相州伝の祖とされる新藤五国光の作と伝わり、大正2年に重要文化財へ指定された。澄んだ地鉄を見せる名刀で、現在は高野山霊宝館が保管し、常設展示ではない貴重な一口を紹介する。

短刀〈銘来国光〉
和歌山県 鎌倉
短刀〈銘来国光〉

和歌山県広川町の廣八幡神社が伝える鎌倉時代の短刀〈銘来国光〉。京の来派を代表する名工の作で、昭和25年に重要文化財へ指定された。津波から人々を救った稲むらの火の郷に残る鵜首造の一口を、その作風とともに紹介する。

鉄湯釜
和歌山県 鎌倉
鉄湯釜

世界遺産・熊野本宮大社に伝わる鉄湯釜。建久9年(1198年)の鋳出銘をもち、湯立神事に用いられた在銘最古級の遺品である。社伝に源頼朝の奉納とも伝わる、鎌倉時代初期を代表する貴重な金工品をあわせて紹介する。

銅五鈷鈴
和歌山県
銅五鈷鈴

高野山の学問寺・正智院に伝わる銅五鈷鈴。中国・唐時代の作で、昭和3年に重要文化財へ指定された舶載の密教法具である。修法で金剛杵と対に用いる鈴の古例として貴重な一口を、密教における役割とともに紹介する。

銅鐘〈弘安三年正月廿五日奉鋳ノ銘アリ〉
和歌山県 鎌倉
銅鐘〈弘安三年正月廿五日奉鋳ノ銘アリ〉

高野山真言宗総本山金剛峯寺が所有する鎌倉時代の銅鐘。鐘身に弘安三年正月廿五日奉鋳の鋳出し銘をもち、年代の明らかな数少ない作例として金工史の基準となる重要文化財。現在は高野山霊宝館で入れ替えながら公開されている。

銅鐘〈承元四年十一月日鋳之ノ銘アリ〉
和歌山県 鎌倉
銅鐘〈承元四年十一月日鋳之ノ銘アリ〉

鎌倉幕府初代将軍源頼朝ゆかりの金剛三昧院に伝わる承元四年(1210年)銘の銅鐘。釈迦・薬師・阿弥陀・地蔵・不動の名号と九種の梵字真言を鋳出した稀少な重要文化財で、現在は鐘楼門に懸かり、撞かれることなく見学できる。

南保又二郎納骨遺品
和歌山県 鎌倉
南保又二郎納骨遺品

弘安十年(一二八七)に没した在俗者の遺骨を、奥之院の大師御廟近くに納めた一括。金銅宝篋印塔と鋳出銅板三尊仏像からなり、明治末に土中から発見された。中世の高野山における納骨の習俗を示す貴重な重要文化財である。

白氏文集巻第三残巻
和歌山県 鎌倉
白氏文集巻第三残巻

唐の詩人・白居易の文集の第三巻の一部を伝える鎌倉時代の写本で、高野山の三宝院が蔵する。平安時代以来の日本の文学を深く形づくった書物の現存最古級の古写本であり、本文の伝来を知るうえで貴重な重要文化財に指定されている。

箱形礼盤
和歌山県 鎌倉
箱形礼盤

高野山の国宝・不動堂のために造られた鎌倉時代の礼盤。導師が座して修法を勤める低い箱形の壇で、華形大壇と本来一具をなしていた。長く伝来したのちに見いだされ、同じ指定番号で重要文化財に指定された希少な遺品である。

華形大壇
和歌山県 鎌倉
華形大壇

高野山に現存する最古の堂で国宝の不動堂のために造られた鎌倉時代の大壇。華形の上段と方形の基壇の二部からなる木造の仏具で、密教の修法に用いる。箱形礼盤と本来一具をなし、格式ある堂内の設えを今に伝える重要文化財である。

華形大壇
和歌山県 鎌倉
華形大壇

正和元年(1312)の銘をもつ華形大壇は、高野山・金剛峯寺に伝わる鎌倉時代の密教大壇。蓮弁形に整えた壇に法具を四方同形に並べ、修法の場を立体の曼荼羅とする。年紀の明らかな中世の大壇として工芸史上貴重で、昭和43年に重要文化財に指定された。

兵庫鎖太刀
和歌山県 鎌倉
兵庫鎖太刀

鎖の帯取をもつ鎌倉時代の太刀、兵庫鎖太刀二口。元寇に際して鎌倉幕府が奉納したと伝わり、高野山の守り神を祀る丹生都比売神社に伝来する。東京国立博物館に寄託される、王朝の優雅と武の堅牢を兼ねた名品を解説する。

木造諸尊仏龕
和歌山県
木造諸尊仏龕

高野山金剛峯寺に伝わる国宝、木造諸尊仏龕。高さ約23センチの白檀を三つに分けて蝶番でつなぎ、釈迦如来を中心に二十五体を刻んだ唐代中国の仏龕で、弘法大師空海の請来と伝わる枕本尊。閉じれば携帯でき、高野山霊宝館で公開される。

木造大日如来坐像〈胎蔵界〉
和歌山県 鎌倉
木造大日如来坐像〈胎蔵界〉

膝上で定印を結ぶ胎蔵界の大日如来坐像。檜寄木造漆箔で、張りのある若々しい体躯に慶派の作風が通う鎌倉初期の作。明恵上人ゆかりの真言宗最勝寺の旧蔵で、廃寺ののち浄土宗西山派の浄教寺に伝わる。大正14年指定の古い重要文化財である。

木造大日如来坐像(本堂安置)
和歌山県 鎌倉
木造大日如来坐像(本堂安置)

高野山の西南、裏鬼門にあたる地に建つ別格本山西南院の本堂に安置される木造大日如来坐像。文化庁は鎌倉時代の作と記す。真然が開いた当院は重森三玲の大石庭で知られ、徳川家康寄進と伝わる経蔵も残る。昭和34年に重要文化財に指定された。

木造多聞天立像
和歌山県 鎌倉
木造多聞天立像

高野山遍照光院が所蔵する鎌倉時代の木造多聞天立像。北方を護る四天王の一尊で、甲冑をまとい宝塔と戟を執り、足下に邪鬼を踏む。遍照光院は空海晩年の禅定地と伝わる宿坊。明治四十一年指定の重要文化財で、高野山霊宝館の展示で公開される。