鎌倉
Kamakura鎌倉時代(1185 – 1333)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
高野山壇上伽藍の不動堂に祀られた不動明王の眷属、八大童子立像。運慶とその工房の作とされる六体が国宝に指定され、水晶をはめた玉眼や一体ごとに異なる表情が見どころ。現在は高野山霊宝館の特別展でのみ公開される。
和歌山県の高野山に伝わる鎌倉時代の不動明王立像。「合体不動」の名で呼ばれ、大正14年に重要文化財に指定された。総本山金剛峯寺が所有し、現在は高野山霊宝館に収蔵されている。剣と羂索を執る忿怒の姿に、衆生を救う密教の仏の働きが込められている。
和歌山由良の興国寺に伝わる、弘安九年(一二八六)の銘をもつ法燈国師の頂相彫刻。開山の高僧をその面貌まで写実的にとらえた鎌倉時代の肖像彫刻で、寺の重宝として大切に守り継がれており、常設の展示には供されない。
高野山の塔頭・遍明院が伝える鎌倉時代の渡海文殊の一群。獅子に乗る文殊と四人の眷属が波の上を進む、物語性に富んだ形式で、一基として数えられる。現在は山の博物館である霊宝館が保管し、企画展で随時公開される。
高野山の塔頭・遍照光院が伝える鎌倉時代の持国天立像。仏法世界の東方を守る四天王の一尊で、甲冑をまとい足下に邪鬼を踏む武将形に力強くあらわされる。現在は山の博物館である霊宝館が保管し、企画展で随時公開される。
高野山に現存する最古の建造物である、金剛三昧院の国宝・多宝塔。その内陣に北条政子の時代から坐し続ける五体の如来坐像を、運慶作とする伝承や世界遺産としての位置づけ、秘仏としての公開状況を交えて紹介する。
国宝・王勃集巻第二十八は、唐代初期の文人王勃(649-676)の詩文集として、世界に現存する最古級の写本です。遣唐使によって日本にもたらされ、奈良・興福寺に伝来したこの一巻は、中国本土ではすでに失われた王勃の作品を今に伝える、東アジア書跡史における至宝です。
茎に銘はないが、作風から鎌倉時代中期の名工・助真の作と伝わる重要文化財の刀。刃長65.6cm、華やかな大丁子乱れの刃文に福岡一文字派の特徴がよく表れる。無銘・伝の意味と、助真の作に会える場所もあわせて紹介する。
鎌倉時代の山城・来派、二字国俊に極められた刃長74.5センチの大磨上無銘の刀。丁子に蛙子や足葉の交じる華やかな刃文を見せ、地刃の出来は同工の作中でも傑出するとされるが、現在は所在不明として文化庁の取り戻そう一覧に掲載されている。