鎌倉
Kamakura鎌倉時代(1185 – 1333)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
奈良県桜井市の総本山長谷寺に伝わる国宝「長谷寺経」のうちの般若心経一巻。鎌倉時代の装飾経を代表する作例で、金銀の切箔や金泥の界線、水晶の経軸など、貴族の祈りと工芸の粋が結晶した祈りの書です。
奈良・長谷寺に伝わる国宝「長谷寺経」全三十四巻のうち、法華経の開経として尊ばれる無量義経三巻をご紹介します。鎌倉時代の装飾経を代表する優品で、金銀の切箔を散らした料紙、金泥の界線、水晶の経軸、そして見返しの極彩色仏画が祈りの心を今に伝えます。「花の御寺」長谷寺の歴史や見どころ、参拝情報とあわせてご案内いたします。
奈良・興福寺中金堂に安置される国宝「木造四天王立像」をご紹介します。鎌倉時代に慶派仏師が桂材で彫出した約2メートルの堂々たる四天王像は、躍動感あふれる姿で中金堂須弥壇を護り続けています。
興福寺南円堂に安置される国宝・木造四天王立像。文治五年(1189)の南円堂落慶供養に合わせて運慶の父・康慶の工房が制作した鎌倉時代の傑作で、陀羅尼集経に基づく稀少な持物を持ちます。毎年10月17日の大般若経転読会の日にのみ拝観できます。
奈良県吉野町の吉野水分神社に御神体として祀られる国宝・木造玉依姫命坐像。建長三年(1251年)に宣陽門院の発願で造立された鎌倉時代彫刻の傑作で、像内の墨書銘により造立年が確定する稀有な神像です。檜の寄木造・玉眼の技法を駆使し、宮廷女性の姿を写実的に表現した「日本第一の美女神像」の歴史的価値と、世界遺産・吉野水分神社の魅力を詳しく解説します。
奈良・興福寺国宝館に安置される国宝「木造〈天燈鬼/竜燈鬼〉立像」。建保3年(1215)、運慶三男・康弁の作と伝わる、仏前を照らす燈籠を捧げ持つ阿吽一対の鬼像の魅力と見どころを詳しく解説します。
富山県上市町、立山修験の道場として千三百年の歴史をもつ日石寺。本尊は本堂を抱く凝灰岩の巨岩に半肉彫りされた五体の磨崖仏で、平安後期の不動明王と二童子像、鎌倉期に追刻された阿弥陀如来坐像と僧形坐像が並ぶ、北陸最大級の磨崖仏。
福井県越前町の越知山大谷寺に立つ石造九重塔。元亨三年(一三二三)の銘をもち、白山を開いた泰澄大師の廟所と伝わる。笏谷石製で総高約四・五メートル、北陸を代表する鎌倉期の石造物として重要文化財に指定されている。
福井県小浜市の山間にそびえる明通寺三重塔は、文永7年(1270年)建立の檜皮葺木造塔で、福井県内に二棟しかない国宝建造物のひとつ。和様を基調としつつ大仏様の「拳鼻」を採り入れた塔建築最古の例として、鎌倉建築史を代表する遺構です。本堂とともに、坂上田村麻呂創建と伝わる古刹の聖域を今に伝えています。
福井県小浜市の深い山間に建つ明通寺本堂は、鎌倉時代中期・正嘉2年(1258)再建の檜皮葺の堂宇で、福井県の建造物として唯一国宝に指定されている貴重な仏教建築です。和様の伝統美と新時代の建築技法を融合させた密教本堂の傑作で、内陣には平安後期作の薬師如来坐像など重要文化財の仏像四体が安置されています。同じく国宝の三重塔と共に、若狭の自然と一体となった荘厳な祈りの空間を今日に伝えています。
鎌倉時代の天福元年(1233年)、曹洞宗の開祖・道元が自ら清書した坐禅の指南書。永平寺が所蔵する国宝で、現存する唯一の真筆とされる。坐る意義と作法を四六駢儷体で記した全756文字の一巻と、その見どころや拝観の方法を紹介する。
太宰府市朱雀の丘に立つ花崗岩製の石造七重塔。古代寺院般若寺の跡に鎌倉時代後期に造立され、高さ3.35メートル、塔身の四面には金剛界四方仏の梵字が刻まれる。市内で最も古い層塔で、見学は時間を問わず無料で行える。
福岡県朝倉市に佇む普門院本堂は、奈良時代に行基が創建し鎌倉時代後期に再建された福岡県最古の木造建築物です。国指定重要文化財として和様建築の美を今に伝えます。
福岡市博物館が誇る国宝・太刀〈無銘一文字(名物日光一文字)〉。備前福岡一文字派の傑作で、日光権現から北条家、そして黒田如水へ渡った数奇な来歴をご紹介します。
福島県会津坂下町の恵隆寺観音堂は、鎌倉時代の和様建築を伝える国指定重要文化財。堂内には一本の立木から彫り出された総高8.5メートルの千手観音像が二十八部衆・風神・雷神とともに安置され、会津ころり三観音の一つとして篤い信仰を集めています。
福島県喜多方市の熊野神社長床は、壁も扉もなく四十四本の円柱が五列に並ぶ鎌倉前期の拝殿。床に上がって柱の間を歩け、慶長の地震後の再建を経て昭和の解体復原で当初の規模に戻りました。前に立つ大イチョウの黄葉でも知られる国の重要文化財です。
福島県会津美里町の弘安寺旧観音堂厨子は、鎌倉後期に観音三尊を納めた木造の小堂。のちに弁天堂へ転用されたが、昭和の保存修理で鎌倉期の原形に戻された。唐破風造・こけら葺の会津最古級の建造物で、重要文化財に指定されている。
白河市の丘陵に残る白河結城氏の居城跡。天守はなく、平場・土塁・堀が城域全体に良好に遺存する。発掘で14世紀と16世紀の遺構面や中国製青磁が見つかり、松平定信が題字を書いた磨崖碑「感忠銘」も伝わる国指定史跡。
仙台を開いた伊達政宗の祖先が拠点とした、福島県伊達市の居館跡と城下。陸奥国守護に補任された稙宗の代に主殿や会所が整い、東北の中世館で唯一、館内の庭園跡が確認されている。令和元年に国の史跡に指定された。
兵庫県加西市の一乗寺護法堂は、本堂裏に並ぶ三棟の鎮守社のうち最も古い一棟。毘沙門天を祀る一間社隅木入春日造で、出組や軒支輪、蟇股の細部から鎌倉後期の建立と推定され、大正2年(1913年)に国の指定を受けました。