古墳
Kofun古墳時代(300 – 538)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
人物画象鏡は、和歌山県の隅田八幡神社に伝わる5世紀ごろの青銅鏡で、昭和26年に国宝に指定された。48字の銘をもち、日本が文字を使い始めた時期を知る手がかりとされ、東京国立博物館で展示されている。
埼玉県熊谷市上中条から出土し、東京国立博物館に収蔵される埴輪馬(重要文化財)は、古墳時代6世紀の馬形埴輪の最優品のひとつです。轡・馬鐸・鐙・杏葉など精緻な馬具表現を持ち、古代日本の騎馬文化と権力の象徴を今に伝えます。
日向国西都原古墳出土金銅馬具類は、東京の五島美術館が所蔵する、宮崎県西都原古墳群から出土した金銅の馬具で、昭和31年に国宝に指定された。龍文透彫で統一された精緻な作で、新羅からの舶載品と考えられる。
奈良県天理市・石上神宮に伝わる国宝・七支刀の魅力を紹介。4世紀に百済から倭王に贈られた金象嵌銘文を持つ鉄剣の歴史的価値、見どころ、アクセス情報、周辺の山の辺の道の散策ガイドまで詳しく解説します。
奈良県天理市の石上神宮に伝わる二枚の鉄盾は、墓に副葬されず神庫で地上に受け継がれた古墳時代の伝世品です。鍵手文を施した鉄板製の大型の盾で、初期日本の防具の構造を今に実見できる希少な重要文化財として知られます。
明治21年に山口県の竹島古墳から出土した古墳時代前期の副葬品一括。中国・魏の年号「正始」を刻む三角縁神獣鏡を含み、卑弥呼に贈られた鏡をめぐる長年の議論の中心となってきた。現在は九州国立博物館が保管している。
唐時代(7〜8世紀)に書写された『世説新語(世説新書)』巻第六の残巻で、中国を代表する説話集の現存最古の写本として国宝に指定されています。端正かつ典雅な楷書、平安時代の訓点、紙背の密教経典など、日中文化交流の歴史を物語る第一級の文化財です。
兵庫県朝来市の茶すり山古墳(5世紀前半・近畿最大級の円墳)から出土した甲冑・銅鏡・武器・玉類・埴輪など664点の副葬品。畿内以外では初出土の襟付短甲を含み、ヤマト王権と但馬の首長との関係を示す国指定重要文化財です。朝来市埋蔵文化財センター「古代あさご館」で無料公開中。
愛知県豊田市の豊田大塚古墳から出土した須恵器一括は、1995年に国の重要文化財に指定された装飾須恵器の最高水準の作例。脚付壺、四連坏付器台、子持壺付器台など造形豊かな祭祀器が一式そろい、高校日本史の教科書にも掲載されています。現在は2024年に開館した豊田市博物館で公開されています。
豊橋市美術博物館に収蔵される国の重要文化財「愛知県馬越長火塚古墳出土品」は、東海地方最大級の前方後円墳から出土した鉄地金銅装馬具・玉類・須恵器の一括資料です。棘葉形杏葉などヤマト王権との結びつきを示す華麗な副葬品から、6世紀末葉に穂の国を治めた大首長の姿が浮かび上がります。
翰林学士詩集は、名古屋市の宝生院(大須観音)が所有する唐時代の詩集の写本で、国宝に指定されている。唐抄本で紙背に正広智三蔵表制集巻第五があり、大須文庫(真福寺本)の国宝の一つである。
愛媛県松山市の丘陵上にひっそりと佇む葉佐池古墳は、6世紀中頃から7世紀初頭に築かれた長円形の古墳で、未盗掘の横穴式石室を有することで全国的にも極めて稀な国指定史跡です。1992年に偶然発見されて以来、5次にわたる発掘調査により、最終埋葬時の様子や古代の葬送儀礼「モガリ」の物的証拠など、貴重な情報が次々と明らかにされました。葉佐池古墳公園として整備され、1号石室の見学施設やガイダンス棟を通じて、1400年の時を超えた古代人の死生観に触れることができます。
愛媛県今治市大西町の藤山健康文化公園内にある妙見山古墳は、4世紀初頭に築造された全長55.2メートルの前方後円墳で、平成22年に国の史跡に指定されました。発掘当時の姿を保つ竪穴式石槨をガラス越しに見学でき、瀬戸内海の眺望と1700年前の埋葬文化を同時に体感できる希少なスポットです。
岐阜県本巣市の独立丘陵・船来山に約400年にわたって築かれた、約290基からなる東海最大級の古墳群。前方後円墳5号墳や、内部を赤色顔料で塗った赤彩古墳272号墳、出土品を集めた古墳と柿の館までを紹介します。
乙訓古墳群は京都市・向日市・長岡京市・大山崎町にまたがる、古墳時代3世紀から7世紀の400年にわたる13基の首長墓。一地域で古墳時代全期間の首長墓が連続して築造された稀有な事例で、ヤマト政権の動向と連動する政治的縮図とも称されます。最大の恵解山古墳(全長128m)からは約700点の鉄製武器が出土し、整備された公園として現在も見学可能です。
横被は、京都の東寺(教王護国寺)が所有し京都国立博物館が保管する唐代の横被で、昭和28年に国宝に指定された。空海が師の恵果から伝領したとされ、唐代の染織の様相を伝える貴重な資料である。
城陽市の芝ヶ原古墳から昭和61年の調査で出土した古墳時代初期の副葬品。全形を知る唯一の例とされる銅釧2箇に、四獣鏡や硬玉勾玉、碧玉管玉187箇などを含み、平成2年(1990年)に重要文化財に指定された。
玉篇巻第廿七〈前半〉は、京都の高山寺が所有する唐時代の字書『玉篇』の写本で、昭和27年に国宝に指定された。中国では早くに失われ日本にのみ伝わる書で、石山寺の後半とあわせて巻二十七の全体を伝える。
犍陀穀糸袈裟は、京都の東寺(教王護国寺)が所有し京都国立博物館が保管する唐代の七条袈裟で、昭和28年に国宝に指定された。空海が師の恵果から伝領したとされ、層雲文を綴織で表す。
京都市左京区の藤井斉成会有鄰館が所蔵する国宝「春秋経伝集解巻第二残巻」。唐時代に中国で書写された唯一の国宝指定写本の歴史、価値、見どころ、アクセス情報をご紹介します。