古墳
Kofun古墳時代(300 – 538)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
京都府にある中国の書跡で、員数は1帖。千字文を真書と草書の2体で並べて書く。智永の筆とされるが、文化庁は作者欄を空欄とし、時代を唐とする。昭和28年(1953年)に国宝へ指定された書跡・典籍にあたる。
福岡県の沖ノ島にある宗像大社沖津宮の祭祀遺跡から出土したと伝えられる遺物。「伝」は出土地が確定していないことを示し、出土地が確かな出土品とは別件として、昭和37年(1962年)に一括で国宝へ指定された。
福岡県の沖ノ島にある宗像大社沖津宮の祭祀遺跡から出土した遺物。鏡、人形、武器類、唐三彩、金銅龍頭など内容は多彩で、古墳時代から平安時代に至る上代祭祀の状況を伝える。昭和37年に一括で国宝へ指定された。
福岡県福津市の宮地嶽神社境内にある7世紀前半の円墳から出土した副葬品。金銅装馬具や推定全長2.8メートルの頭椎大刀、金銅透彫冠などを含み、昭和27年(1952年)に一括で国宝へ指定された。石室の長さは全国2位。
愛媛県今治市の大山祇神社が所蔵する唐時代の白銅鏡で、径26.8センチメートル、員数は1面。葡萄の蔓を地文とし、内区に孔雀・鳳凰・狻猊、外区に小禽小獣を配する。昭和28年(1953年)に国宝へ指定された。
宮城県栗原市にある古墳時代前期後半の大規模な集落遺跡である。幅2から4メートルの大溝と材木塀に囲まれ、焼けた竪穴建物から銅鏡などが多数出土した。平成29年に国の史跡となったが、現在は見学できない遺跡。
京都府の高山寺が所有する唐時代の典籍3巻で、国の欄は日本ではなく中国と記録されている。文化財保護の制度は、物の作られた場所を問わないからである。昭和27年(1952年)に国宝へ指定された3巻の典籍である。
埼玉県行田市の博物館にある古墳時代の考古資料で、員数は「一括」とされている。金錯銘鉄剣の115字の銘文は、5世紀の同時代史料とされる。昭和58年(1983年)に国宝へと指定された、一括の考古資料である。
東京都千代田区にある唐代の書1幅で、王羲之の書簡を双鉤塡墨の技法で写した模本である。真筆は現存しておらず、同種の模本は日本・中国・米国に計九点しかない。令和5年(2023年)に国宝へ指定された1幅である。
奈良県橿原市にある古墳時代の考古資料で、員数は一括とされている。古墳の位置は住所ではなく、法隆寺の西約350メートルと記されている。昭和63年に重要文化財、平成16年(2004年)に国宝へ指定された。
香川県善通寺市の善通寺が所有する唐時代の錫杖頭1柄である。中国から伝来し、日本の金工技術にも影響を及ぼしたと記される。明治34年に重要文化財、昭和56年(1981年)に国宝へと指定された1柄の品である。
滋賀県大津市の延暦寺が所有する唐時代の典籍1巻である。国の欄は中国、時代の欄は唐とされ、年代の欄は803年である。重要文化財を経ることなく、昭和28年(1953年)に国宝へと指定された1巻の書跡である。
千葉県香取市香取の香取神宮が所有する鏡1面である。同じ型を用いた鏡が正倉院にもあり、二面が別々の道をたどって伝わったとされる。明治37年に重要文化財、昭和28年(1953年)に国宝へと指定された1面。
東京都台東区の東京国立博物館にある古墳時代の埴輪1躯で、考古資料でありながら一体ずつ数えられている。東日本の武人埴輪のなかで最も優れるとされる。昭和49年(1974年)に国宝へと指定された1躯である。
東京都世田谷区上野毛の五島美術館が所有する古墳時代の鏡1面である。解説文は「古墳時代の資料。」の一文のみである。岐阜県揖斐郡から出土し、昭和28年(1953年)に重要文化財へと指定された1面の鏡である。
京都府に個人所蔵として伝わる「石造浮彫三尊仏龕」は、唐の開元十二年(七二四年)の紀年銘を持つ重要文化財です。則天武后ゆかりの光宅寺七宝台を荘厳していた宝慶寺石仏群の一点で、インド・グプタ朝様式を消化した盛唐期仏教彫刻の精華を今に伝えています。
京都国立博物館所蔵の重要文化財「銅鏡(豊前国宇佐赤塚古墳出土)」は、大分県宇佐市の赤塚古墳から1921年に出土した古墳時代・3世紀の青銅鏡5面。三角縁神獣鏡を中心とするこの鏡群は、椿井大塚山古墳や石塚山古墳の同笵鏡とともに、初期ヤマト王権の全国的ネットワークと邪馬台国論争を語るうえで欠かせない至宝です。
京都国立博物館が所蔵する重要文化財「変形方格渦文鏡(変形方格規矩鏡 附変形獣文鏡)」を紹介します。古墳時代前期、4世紀に日本列島で製作された倭鏡で、中国漢代の方格規矩四神鏡を手本にしながらも、四神像が渦文に置き換わるなど大胆に和様化された造形を持ちます。鏡面側にまで文様帯が回り込む特徴は、東アジアの古代銅鏡でも極めて稀な例です。
京都国立博物館に伝わる『文選 弁命論』は、中国南北朝時代の梁の昭明太子・蕭統が編纂した中国最古の詩文総集『文選』のうち、巻第五十四に収められた劉孝標の哲学的名篇です。奈良時代に日本へ伝来し、平安貴族の必読書として愛読された『文選』の写本群は、東アジアの知の交流と日本独自の受容を物語る貴重な文化遺産。書の美と思想の奥行きをじっくり味わえる京都の古典散策の旅へ、あなたをお誘いします。
京都大学総合博物館に収蔵される山科西野山古墳出土品は、1953年に国宝に指定された平安時代初期の考古資料です。金装大刀、金銀平脱双鳳文鏡、革帯飾石など、朝廷最高位の貴族・武官にふさわしい豪華な副葬品は、征夷大将軍・坂上田村麻呂の墓から出土した可能性が有力視されています。古代日本の高度な工芸技術と歴史のロマンが交差する唯一無二の文化遺産をご紹介します。