明治
Meiji明治時代(1868 – 1912)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
宮崎県日向市の細島商業港に建つ細島験潮場は、現存する日本最古の現役験潮場。陸軍参謀本部陸地測量部によって明治26年に改築された煉瓦造の建屋で、五光星の徽章や江戸時代の津口番所跡の石垣が今も残る。平成30年に登録有形文化財となった。
宮崎県日南市油津の堀川運河護岸は、明治期から昭和前期にかけて築かれた砂岩の石積護岸です。総延長2058メートルに石段7所と斜路2所を備え、飫肥杉の貯木場として栄えた時代の運河の姿を今日に残しています。
宮崎県日南市油津の堀川橋、通称乙姫橋は、明治36年8月に竣工した石造単アーチ橋です。長さ21メートル、幅員5.7メートル。飫肥の石工石井文吉が4年の歳月をかけて架けたもので、吾平津神社の参道橋も兼ねています。
宮崎市柏原に建つ松浦家住宅石蔵は、明治38年の刻銘をもつ石造二階建。建築面積約25平方メートルの小さな蔵の壁に、軒下のロンバルド帯、浮き上がる隅石、唐草文の帯、錫杖彫が刻まれる。平成28年に国の登録有形文化財となった。
宮崎市柏原の松浦家住宅を東辺で画す石塀と二基の門柱。江戸切仕上の切石を整層積とし、総延長34メートル、高さ約1.7メートル。集落の景観への寄与を理由に、同じ敷地の石蔵とともに平成28年に国の登録有形文化財となった明治後期の工作物である。
宮崎県宮崎市の宮崎神宮石柵は明治40年(1907)の工作物。玉垣から北へ延び神殿域を囲み、船塚古墳の石垣に至る総延長約235メートル。石に見せた人造石で築く、神社境界の早い一例として登録有形文化財に登録された。
宮崎県宮崎市の宮崎神宮御料屋は明治40年(1907)の建築。幣殿の東方に渡廊で繋がり、西の神饌所と対をなす。切妻を正面に見せる二棟が左右対称の端正な正面をかたちづくる、伊東忠太設計の登録有形文化財である。
宮崎県宮崎市の宮崎神宮神饌所は明治40年(1907)の建築。幣殿の西方に渡廊で繋がり、神饌を調え納める一室からなる。基壇上に円柱を建て連子窓を設けた実用の建築で、神饌所の好例として登録有形文化財に登録された。
宮崎県宮崎市の宮崎神宮神殿は明治40年(1907)の建築。船塚古墳を背に南面し、切妻造妻入に千木・堅魚木を掲げる。伊勢の神明造に連なる簡素な意匠が評価され、造形の規範として登録有形文化財に登録された。
宮崎神宮透間垣は明治40年(1907年)に造られた延長88メートルの垣で、神饌所と御料屋の北面から神殿を半八角形に囲む。腰板壁の上に連子窓を並べ、遮りながらも透かして見せる。平成22年に登録有形文化財となった。
宮崎神宮正門は明治40年(1907年)建築、間口5.5メートルの四脚門である。本柱も控柱も円柱とし、両開の板戸には菊紋の大きな金具を打つ。平成22年(2010年)に登録有形文化財となった参道正面の門である。
宮崎神宮玉垣は明治40年(1907年)建築、総延長119メートルの垣である。正門の左右から東西に延びて一度南へ折れ、瓦棒に銅板を葺いて端を猿頭で納める。平成22年(2010年)に登録有形文化財となった。
宮崎神宮徴古館は明治42年(1909年)建築、神門の東南に建つ木造2階建の旧宝物館である。外壁全体を海鼠壁で覆い、鉄格子を嵌めた上げ下げ窓を等間隔に並べる。平成22年(2010年)に登録有形文化財となった。
宮崎神宮拝所は明治40年(1907年)建築、桁行3間梁間3間の社殿である。壁も床板も持たず四方が吹き放たれ、石敷の上から化粧屋根裏の豕叉首を見上げられる。平成22年(2010年)に登録有形文化財となった。
宮崎神宮幣殿は明治40年(1907年)建築、桁行7間梁間4間の御社殿である。妻だけでなく棟木筋にも豕叉首を組む構法をもち、建築面積141平方メートルは境内で最大。平成22年(2010年)に登録有形文化財となった。
宮崎神宮渡殿は明治40年(1907年)建築、桁行4間梁間1間の通路である。境内の登録建造物のなかでは最小で、天井を張らず豕叉首の組み方を剥き出しに見せる。平成22年(2010年)に登録有形文化財となった。
宮崎県日南市油津の渡邊家住宅小蔵は、薪などを納めた明治期の土蔵で、平成18年(2006年)に登録有形文化財に登録。桁行3間半の小さな妻入の蔵で、漆喰を軒裏まで塗り込め、酒蔵と並んで建つ。内部は非公開。
宮崎県日南市油津の渡邊家住宅酒蔵は、当家の一時期の生業を伝える明治期の土蔵で、平成18年(2006年)に登録有形文化財に登録。漆喰の外壁を軒裏まで波形に塗り込め、北の妻面に瓦葺の庇と土戸を備える。内部は非公開。
宮崎県日南市油津の渡邊家住宅西蔵は、家財道具や建具を納めた明治期の土蔵で、平成18年(2006年)に登録有形文化財に登録。内部を2室に分け、東面に引き戸の戸口が2つ並ぶ。正面は横板張り。内部は非公開。
宮城県仙台市青葉区土樋の東北学院旧宣教師館は、明治20年頃に建てられた木造洋風住宅で、平成28年に重要文化財に指定された。デフォレスト館の通称で知られ、外国人宣教師住宅の最初期の例。現在は外観のみ見学できる。