室町

Muromachi

室町時代(1336 – 1573)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。

2,343 室町時代 1336 – 1573
321 – 340 / 2,343 件
絹本墨画淡彩風雨山水図〈伝馬遠筆〉
東京都 南宋
絹本墨画淡彩風雨山水図〈伝馬遠筆〉

聳える山々のなか、傘をすぼめた一人の男が雨中を急ぐ。南宋の宮廷画家・馬遠の筆と伝わる国宝の絹本墨画淡彩山水図です。早く日本に渡り、室町時代の水墨画の手本となった静嘉堂の名品を、見どころとともに解説します。

紙本墨画山水図〈雪舟筆〉
東京都 室町
紙本墨画山水図〈雪舟筆〉

東京国立博物館が所蔵する国宝「紙本墨画山水図〈雪舟筆〉」(通称・破墨山水図)は、1495年に雪舟76歳が弟子・宗淵に与えた真筆の一幅。潑墨の技法で描かれた縦148.6 cmの掛軸は、自序と五山僧六人の題詩を伴い、室町水墨画の到達点を示す名品です。見どころ・歴史・来館情報を詳しく紹介します。

尋憲記
東京都 室町~安土桃山
尋憲記

国立公文書館が所蔵する重要文化財「尋憲記」は、興福寺大乗院門跡・尋憲が永禄5年から天正5年までの15年間を綴った自筆日記全12冊。松永久秀との交渉や郷民との紛争など、織豊期大和国の生々しい実態を伝える第一級史料の魅力と見どころをご紹介します。

清拙正澄墨蹟〈与鉗大治蔵主法語〉
東京都 元~南北朝
清拙正澄墨蹟〈与鉗大治蔵主法語〉

東京・目白台の永青文庫が所蔵する重要文化財「清拙正澄墨蹟〈与鉗大治蔵主法語〉」。鎌倉末期に中国元から渡来し日本臨済禅の確立に貢献した大鑑禅師・清拙正澄が、弟子の鉗大冶蔵主に与えた法語(説法)の自筆墨蹟です。来歴・見どころ・基本情報を詳しくご紹介します。

法隆寺枡
東京都 室町
法隆寺枡

東京国立博物館の法隆寺枡は、室町時代に同寺で使われた六口の計量器である。同じ一升でありながら容積はおよそ一・四七リットルから一・八七リットルまで異なり、全国基準が定まる前の中世の度量衡を実物で示す重要文化財として貴重だ。

牡丹獅子造小さ刀拵〈(七所物伝祐乗作)〉
東京都 室町
牡丹獅子造小さ刀拵〈(七所物伝祐乗作)〉

総長59.8センチの合口拵。牡丹と獅子を彫った七所そろいの金物は伝後藤祐乗作で、慶安二年(1649)に加賀藩主前田利常が本阿弥光甫へ命じて一具に仕立てた。揃いの完備した遺例が少なく、出来も優れた重要文化財。

北〓居簡墨蹟〈登承天万仏閣偈/己丑仲冬幾望〉
東京都 南宋
北〓居簡墨蹟〈登承天万仏閣偈/己丑仲冬幾望〉

東京国立博物館が蔵する南宋の禅僧・北磵居簡の墨蹟一幅。紹定2年(1229)、蘇州承天寺の万仏閣に登った折の偈頌で、痩硬の筆致が際立つ。記録上もっとも早く茶掛けに用いられた墨蹟とされる。昭和31年指定の重要文化財。

紙本墨画六祖挟担図「直翁」の印がある
東京都 南宋
紙本墨画六祖挟担図「直翁」の印がある

東京都世田谷区の五島美術館が所蔵する国宝「紙本墨画六祖挟担図」は、中国・南宋時代(13世紀)に描かれた禅画の名品です。画面左下の「直翁」の印で知られるこの一幅は、禅宗第六祖・慧能が『金剛経』の読誦に聴き入る瞬間を、淡墨の中に濃墨を点じる罔両画様式で描き出しています。偃谿黄聞の賛が制作時期を示す貴重な作例で、1952年に国宝指定されました。拝観情報と見どころを詳しく紹介します。

紙本墨画漁村夕照図〈伝牧谿筆〉
東京都 南宋
紙本墨画漁村夕照図〈伝牧谿筆〉

東京・南青山の根津美術館が所蔵する国宝「紙本墨画漁村夕照図〈伝牧谿筆〉」は、13世紀の南宋時代に描かれたとされる水墨画の最高峰。瀟湘八景図の一図で、足利義満の鑑蔵印「道有」を捺す東山御物。夕陽の三条の光と湿潤な大気を墨だけで描き出した、数年に一度しか公開されない幻の名品です。

丈六寺三門
徳島県 室町後期
丈六寺三門

丈六寺の三門は三間三戸の二階二重門で、室町後期の建立。年代の判明する建物として徳島県内で最も古い遺構です。重なり合う屋根や紅葉に染まる参道、そして寺に伝わる血天井とともに、阿波の法隆寺と呼ばれる禅刹をたどります。

円通寺表門
栃木県 室町後期
円通寺表門

栃木県益子町にある円通寺表門は、応永9年(1402年)建立と伝わる唐様式四脚門の重要文化財。大胆かつ独創的な意匠と流麗な彫刻が室町時代の特色を今に伝えます。

綱神社摂社大倉神社本殿
栃木県 室町後期
綱神社摂社大倉神社本殿

栃木県益子町の綱神社境内に建つ摂社・大倉神社本殿は、大永7年(1527年)建立の一間社流造・茅葺の社殿。本社の綱神社本殿とともに国の重要文化財に指定され、小規模ながら室町後期の手法をよく示す。八角の身舎内部や三斗組の細部に見どころがある。

綱神社本殿
栃木県 室町中期
綱神社本殿

栃木県益子町に立つ綱神社本殿は、室町時代の三間社流造・茅葺きの社殿。宇都宮朝綱が土佐から戻り、賀茂明神を勧請したのが始まりと伝わる。素朴で力強い室町期の彫刻が残り、大正5年に国の重要文化財に指定された。

村檜神社本殿
栃木県 室町後期
村檜神社本殿

栃木県栃木市岩舟町に鎮座する村檜神社は、大化2年(646年)創建と伝えられる延喜式内社です。天文22年(1553年)建立の本殿は、県内唯一の三間社春日造・檜皮葺で、精緻な彫刻と独自の斗組が評価され、国の重要文化財に指定されています。

喜光寺本堂
奈良県 室町前期
喜光寺本堂

奈良・菅原の喜光寺本堂は、行基が東大寺大仏殿の雛型に建てたと伝わる「試みの大仏殿」。明応8年の焼失後、天文13年(1544年)に室町再建された重要文化財で、裳階を付した寄棟造の堂内に平安期の阿弥陀三尊を安置する。

北室院本堂
奈良県 室町後期
北室院本堂

奈良県斑鳩町の法隆寺山内、東院伽藍の北に建つ北室院本堂は、明応三年(1494年)建立の子院の本堂。桁行三間・梁間三間、入母屋造・檜皮葺の小さな堂で、堂内に重要文化財の阿弥陀三尊像を安置する。明治三十七年に重要文化財に指定された非公開の建築。

吉田寺多宝塔
奈良県 室町中期
吉田寺多宝塔

奈良県斑鳩町の吉田寺多宝塔は、心柱の墨書銘から寛正4年(1463年)の建立とわかる室町中期の塔。三間多宝塔・本瓦葺で高さ約12メートル、奈良県内最古とされる。塔内には源信ゆかりの秘仏・金剛界大日如来坐像を安置し、年に数日のみ開扉される。

金峯山寺二王門
奈良県 室町中期
金峯山寺二王門

奈良県吉野郡吉野町の金峯山寺二王門は、室町時代の康正2年(1456年)に再建された三間一戸の巨大な二重門です。棟高20.3メートルに達し、日本屈指の山門として国宝に指定され、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の中核資産にも数えられています。本堂(蔵王堂)と背を向け合う北向きの配置には、京都や大坂から吉野を目指した巡礼者を迎える意味があります。現在は約70年ぶりの解体大修理中で、令和10年(2028年)度の完成を目指しています。

小泉神社本殿
奈良県 室町後期
小泉神社本殿

奈良県大和郡山市に鎮座する小泉神社本殿は、室町時代末期に建てられた一間社春日造の重要文化財です。檜皮葺の屋根に極彩色の装飾が施され、舟肘木や連三斗など類例の少ない珍しい建築的特徴を備えています。中世の豪族・小泉氏の守護神として創建され、近隣の慈光院や小泉城跡とともに、大和郡山の歴史と文化を深く体感できるスポットです。

興福寺五重塔
奈良県 室町中期
興福寺五重塔

奈良県奈良市にある興福寺五重塔は、天平2年(730)に光明皇后の発願で創建された国宝。現在の塔は応永33年(1426)の再建で高さ50.937m、木造塔として日本で二番目の高さを誇ります。古都奈良を象徴するランドマークであり、令和4年から大修理が進められています。