昭和
Shōwa昭和時代(1926 – 1989)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
奈良市鵲町、近田家住宅の敷地西奥、元興寺境内地境に建つ木造平屋一部二階建の蔵。昭和8年頃の建築で平成26年に登録。北妻の梁間が短い台形平面をとり、当初は蔵前座敷と一体の屋根を架けた、奈良町でも珍しい屋敷構成であった。
奈良市鵲町、元興寺東側の街路に東面する木造二階建の町家。昭和8年に材木問屋が住居兼事務所として建て、平成26年に登録有形文化財となった。二階十畳座敷のトコ廻りや天井には銘木を用いる。個人所有で内部は非公開。
奈良県桜井市穴師の堀井家住宅塀は、長屋門から矩折に延びる延長三十メートルの木造塀。切石土台上の真壁造で上部を漆喰塗、腰を縦板張とし、桟瓦葺の小屋根を架ける。景観への寄与が評価され、平成十六年に登録有形文化財に登録された。
富山県南砺市にある赤祖父円筒分水槽は、サイフォンの原理で農業用水を公平に分配する1949年竣工の登録有形文化財。砺波平野の稲作を支えた貴重な農業土木遺産の魅力をご紹介します。
富山市の富岩運河環水公園内に佇む牛島閘門は、1934年頃に建設されたパナマ運河方式の閘門です。富岩運河といたち川の水位差を調整し川船の往来を支えた土木遺産で、木製合掌門扉や一体型コンクリート閘室など昭和初期の技術が息づいています。2002年に国の登録有形文化財に登録されました。
富山県南砺市城端に佇む桂湯は、昭和5年頃に建てられた銅板張りファサードが特徴的な元銭湯です。洋風の蛇腹や切妻破風を持つ木造二階建ての建物は、善徳寺門前町の景観に彩りを添える存在として2019年に国の登録有形文化財に登録されました。現在はクラフトギャラリーとして活用されています。
富山県氷見市朝日本町、湊川左岸の旧藺製品倉庫の西に建つ昭和32年築の木造二階建。畳表や茣蓙の需要拡大に応じ、生産と保管を兼ねて建てられた。一階は隣接する土蔵の戸前と直結する。令和3年に登録有形文化財となった。
旧内山家住宅茶室三入庵は、昭和二年(一九二七)に薮内流家元の指導で造られた四帖半本勝手の茶室。一時他所へ移築ののち昭和五十六年に復元された。邸内三茶室で最も本格的とされ、平成十年に登録有形文化財となった。
富山県砺波市の庄川に築かれた小牧ダムは、昭和5年(1930年)完成時に東洋一の高さを誇った重力式コンクリートダムです。物部長穂博士の耐震設計理論を初めて実用化し、河川用ダムとして日本初の国登録有形文化財に指定されました。17門のラジアルゲートが並ぶ壮観な姿と庄川峡の絶景が訪れる人々を魅了しています。
富山市中心部の松川に架かる桜橋は、昭和10年(1935年)竣工の国登録有形文化財です。鋼アーチ橋として全国初の文化財登録を受けた貴重な近代土木遺産で、路面電車が走り、日本さくら名所百選の桜並木と遊覧船が織りなす四季折々の風景が魅力です。
富山市の国登録有形文化財・笹津橋は、昭和16年に完成したメラン式鉄骨鉄筋コンクリートアーチ橋。戦前の橋として全国屈指のスパンを誇り、神通峡の自然美と調和する躍動感あるデザインが魅力です。
富山県砺波市に佇む三郎丸蒸留所は、1952年創業の北陸最古のウイスキー蒸留施設です。2025年に国登録有形文化財に答申された蒸留所建屋では、高岡銅器の鋳造技術を活用した世界初の鋳造製ポットスチル「ZEMON」による唯一無二のウイスキーづくりが行われています。キングポスト・トラス構造の美しい建築と革新的なクラフトウイスキーの魅力をご紹介します。
富山県上市町にある釈泉寺円筒分水槽は、1954年に建設された国登録有形文化財。0.51対0.49の高精度分水で長年の水争いを解消した、農業水利の近代化を物語る貴重な遺産です。
富山県砺波市に位置する庄川合口堰堤は、昭和14年竣工の鉄筋コンクリート造堰堤です。10門のラジアルゲートを持ち、庄川扇状地約12,000haの農地を潤す灌漑・発電用の国登録有形文化財。庄川峡の四季折々の自然美とともにご紹介します。
城端織物組合事務棟は富山県南砺市城端にある昭和3年(1928年)の木造建築。絹の検査と乾燥の場として建てられ、正面のみ木骨モルタルにタイルを貼り煉瓦造に見せる。現在はSHAREじょうはな織館として公開されている。
富山県南砺市福光の松風樓敷地北辺に建つ昭和前期の土蔵造二階建。建築面積35平方メートルは登録四棟中最小。置屋根式の切妻桟瓦葺で外壁は漆喰塗、鳥居形の黒漆喰塗扉枠に鉄製両開扉を吊り込む登録有形文化財である。
富山県南砺市福光の松風樓敷地北西角に一の蔵と並んで建つ昭和前期の土蔵造二階建。置屋根式の切妻桟瓦葺で、北面と西面を竪板張とし、戸口は片引土戸で一の蔵の戸前から入る。角地の景観を整える蔵と評価された登録有形文化財。
富山県射水市にある竹内源造記念館は、昭和9年築の洋風役場建築を活用した登録有形文化財です。日本最大級の鏝絵「双龍」や名匠・竹内源造の作品群を無料で鑑賞できる、鏝絵文化の発信拠点をご紹介します。
富山県滑川市に残る田中小学校旧本館は、昭和11年(1936年)に建てられた木造二階建ての校舎で、国登録有形文化財に登録されています。天井や手摺にアールデコやルネサンス風の意匠が施された昭和前期学校建築の好例であり、アニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」の小学校のモデルとしても知られています。
富山県南砺市安居の冨田家住宅は、昭和3年に完成した木造2階建の近代和風住宅。施主の死で未完成となった2階には桔木を含む小屋組が露出し、座敷の欄間には井波彫刻の初期作例が入る。現住のため内部は非公開で、外観のみ見学できる。