昭和
Shōwa昭和時代(1926 – 1989)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
名古屋・千種区の旧古川爲三郎邸の庭園に建つ登録有形文化財の茶室、知足庵。昭和初期の建築で、国宝の如庵に学んだ二畳半台目を基本に、台形の床の間や点前座の落天井など独自の意匠を凝らした小間。母屋や庭園とともに一般公開されている。
名古屋・古川美術館の分館、爲三郎記念館に建つ間口約1.2メートルの腕木門。磨き丸太とこけら葺の数寄屋意匠をもち、2018年に他の五棟とともに登録有形文化財となった昭和初期の小門の魅力と見どころを紹介する。
実業家古川爲三郎の旧邸庭園に立つ茶室知足庵の待合。杉皮葺の片流れ屋根や疎垂木の深い軒、東面の下地窓を備えた野趣のつくりで、平成30年に爲春亭など邸内6棟とともに登録有形文化財となった名古屋の小さな茶庭の建造物です。
愛知県知立市の知立神社に建つ拝殿は、昭和29年造営、平成26年に登録された登録有形文化財。三河では珍しい尾張造の社殿配置の正面に位置し、檜皮葺の屋根を境内の古い社殿と共有する。重要文化財の多宝塔もすぐ近くに建つ。
名古屋市東区の東海中学校・高等学校敷地内に建つ東海学園大講堂は、昭和6年(1931年)に昭和天皇御大典を記念して竣工した鉄骨鉄筋コンクリート造の講堂建築です。ライト調にドイツ表現派の意匠を融合させた重厚かつ華やかなファサードが特徴で、平成10年に国の登録有形文化財に登録されました。
尾張旭市のどうだん亭は、享保8年(1723年)建築の飛騨の合掌造民家を1942年に移築した近代数寄屋建築。チョウナ梁の吹き抜け、謡曲を主題にした庭園、2008年の登録有形文化財登録、一般公開中止後の貸館利用とアクセスを解説。
名古屋市南区の道徳公園に佇む全長9.7mのクジラ像噴水は、1927年にコンクリート造形家・後藤鍬五郎が制作した登録有形文化財。かつて伊勢湾の干潟だった土地の記憶を伝え、ハンドルを回すと頭頂部から水を噴き上げる仕掛けが世代を超えて愛されています。
徳川美術館本館は名古屋市東区にある昭和10年竣工の展示施設で、1997年に登録有形文化財となった。設計競技の1等案をもとに吉本与志雄が実施設計を担当、施工は竹中工務店が請け負った。城壁を思わせる外壁に緑色釉薬瓦と鯱をのせる。
徳川美術館南収蔵庫は名古屋市東区にある昭和10年竣工の収蔵施設で、1997年に本館と同じ日に登録有形文化財となった。鉄筋コンクリート造2階建、切妻造本瓦葺で、建築面積は250平方メートル。壁面には開口部がほとんどない。
徳川美術館餘芳軒東屋は名古屋市東区の美術館敷地内に建つ腰掛待合で、2014年に登録有形文化財となった。建築面積は7.5平方メートル。九尺四方の小さな平面に、皮付の小丸太を扇状に配した傘天井と銅板葺の屋根を架ける。
愛知県犬山市の徳授寺位牌堂は、昭和9年(1934年)築の登録有形文化財。本堂の背面に接続する南北棟で、内部は南半を位牌堂、北半を開山堂とし、外壁に開く花頭窓が内部の切り替わる位置を外へ示す。境内景観を構成する一棟。
愛知県犬山市の徳授寺玄関は、昭和9年(1934年)築の登録有形文化財。本堂の東側に構える面積わずか10平方メートルの玄関に、頭貫と虹梁の間の龍、波に菊を表した笈形、唐破風から下がる鳳凰の兎毛通しが集められている。
愛知県犬山市の徳授寺鐘楼は、昭和9年(1934年)築の登録有形文化財。境内の南東側に建つ。方一間、袴腰付で亀甲石積の基壇に建ち、腰組と軒の組物をいずれも二手先とし、天井に小組格天井を張った丁寧なつくりである。
愛知県豊田市の登録有形文化財、豊田市藤岡民俗資料館(旧藤岡中学校特別教室棟)。昭和29年建築の木造平屋建で桁行36メートル、小屋組はキングポストトラス。採光を工夫した窓の連なりと、令和7年3月の閉館後の見学事情を解説します。
愛知県豊川市の鉄筋コンクリート造2階建。昭和初期、東京と神戸を結ぶ装荷長距離ケーブルの中継所として建てられ真空管中継器を収めた。2階分を貫く柱型と縦長窓を特徴とし、平成19年に登録有形文化財となった建物である。
愛知県豊川市、旧豊川電話中継所の付属倉庫。鉄筋コンクリート造平屋建で建築面積38平方メートル。隅も上端も窓周りも角を丸めた岩塊のような外観が、垂直的な社屋と対をなす。平成19年に登録有形文化財となった。
愛知県豊橋市の登録有形文化財、豊橋市公会堂。中村與資平の設計により昭和6年に竣工した鉄筋コンクリート造で、花崗岩の大階段、コリント式列柱、半球ドームの四方に据えられた大鷲が特徴です。見学方法と開館時間も紹介します。
豊橋市最初の市営上水道を構成し、下条取水場と小鷹野浄水場を結ぶ水道道路の一部。大江川に斜めに架かる昭和3年の鉄筋コンクリート桁橋で、球形の親柱、蒲鉾形の高欄、アーチ状の桁下端など装飾に富み、単調な沿道に変化を与えている。
豊橋市街東部の小鷹野浄水場の中央にある鉄筋コンクリート造の緩速ろ過池。昭和4年に4池が完成し昭和6年に5号池を増設した。水槽縁辺の花崗岩張りや馬蹄形の流入口を備え、今も現役で市の水を処理し続けている貴重な施設である。
小鷹野浄水場の南端に東面して建つ鉄筋コンクリート造平屋の旧ポンプ室。石造風の重厚な外観と、窓上部や軒廻りに施された幾何学模様の細部装飾が見どころ。昭和56年に薬品注入機室へ転用され、現在も使われ続けている建物である。