大正
Taishō大正時代(1912 – 1926)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
旧長島家住宅裏蔵は熊谷市小八林の旧名主長島家の主屋北側に建つ大正3年頃の座敷蔵。大谷石積の2階建で基礎を石積で嵩上げし、内部は1階2室・2階3室に床下の収納を持つ。2024年に登録有形文化財となった。
旧長島家住宅米蔵は熊谷市小八林の旧名主長島家の屋敷南東隅に建つ大正9年頃の石蔵。大谷石積の2階建で木造トラスの小屋組を持ち、入口は屋敷の内側に当たる北面に開いている。2024年に登録有形文化財となった。
旧長島家住宅外塀は熊谷市小八林の旧名主長島家の屋敷の北面と西面を囲む大正9年頃の石塀。自然石の基礎に大谷石を6段積み、笠木を載せる。西面80.8メートル、北面55.5メートル。2024年に登録有形文化財となった。
旧長島家住宅前蔵は熊谷市小八林の旧名主長島家の屋敷東辺に建つ大正9年の石蔵。大谷石積の2階建で下屋と鉄扉の入口2か所を持ち、3棟の石蔵で最も広い。2024年に登録有形文化財となり、長島記念館の展示室に使われる。
埼玉県越谷市大間野町に残る旧名主・中村家の主屋。大正3年(1914年)建築の寄棟造平屋で、東半を土間、西半を3列5室とし、西列に銘木を用いた続き間座敷を置く。入母屋造の式台付き玄関を備え、内部を見学できる。
埼玉県越谷市大間野町の旧名主・中村家の屋敷で主屋の西に祀られた大正前期の屋敷神の小社。建築面積3.4平方メートルながら、螻羽を延ばした向拝、彫刻のある蟇股、高欄付きの縁を備え、四方吹き放しの覆屋に守られる。
旧森龍織物工場は埼玉県川口市安行領根岸に建つ大正9年の木造織物工場。東西棟の鋸屋根四棟を連ね、南端一棟が倉庫、北側三棟が織機場。棟通りに三間ごとの柱を立て、小屋はトラス。2019年登録の登録有形文化財で、個人所有のため非公開。
旧森龍織物主屋は埼玉県川口市安行領根岸に建つ大正13年の木造平屋建住宅。寄棟造銅板葺で四面に下屋を回し、東に土間、西に2列4室と縁を配す。前面の工場と対をなす工場併設住宅で、2019年に登録有形文化財となった。個人所有で非公開。
埼玉県深谷市の埼玉県立深谷商業高等学校記念館は、大正11年竣工の木造2階建校舎。塔屋と車寄を軸とした左右対称の仏ルネサンス様式で、平成12年に国の登録有形文化財となった。通称は二層楼で、毎週日曜日に無料で一般公開されている。
埼玉県川口市の鋳物業者の屋敷を囲む門と塀。高さ2.7メートル、延長75メートルの煉瓦塀をイギリス積で積み、二段の蛇腹の上に桟瓦葺の屋根を載せる。門柱はモルタルの洗い出し仕上げ。大正前期の登録有形文化財で、屋敷で唯一公道から間近に見られる。
埼玉県川口市の鋳物業者の屋敷に建つ大正後期の附属建物。一面の土間に一間幅の下屋を通し、その西端だけを仕切って小部屋とする。二階は物置として正面に縦格子窓を穿つ。洋館とほぼ同時期に建てられた登録有形文化財。
埼玉県川口市の鋳物業者の屋敷の中央に南面して建つ大正11年頃の洋館。ドイツ壁と縦長窓を基調とし、玄関ポーチや内部の細部意匠をセセッション風とする。屋敷の7棟のうちこの棟だけが造形の規範として登録された。
日本聖公会川越キリスト教会礼拝堂は川越市松江町にある大正10年(1921年)の煉瓦造の礼拝堂で、登録有形文化財。ウィルソンの設計で熊谷聖パウロ教会の礼拝堂と双子のように似ており、T字路の突き当たりに尖頭窓の正面を見せる。
日本聖公会熊谷聖パウロ教会門は熊谷市宮町にある大正8年(1919年)の煉瓦造の門で、登録有形文化財。礼拝堂の玄関ポーチと向き合って建ち、門柱の根積みとの境に柾立ての層を挟んで、礼拝堂と積み方をそろえている。
日本聖公会熊谷聖パウロ教会礼拝堂は熊谷市宮町にある大正8年(1919年)の煉瓦造の礼拝堂で、登録有形文化財。ウィルソンの設計で、焼過煉瓦を生かした単廊式の会堂に鐘塔を建て、内部は煉瓦壁にシザーストラスを架ける。
細淵家住宅主屋は大正15年、関東大震災の三年後に建てられた木造平屋建の民家。寄棟造桟瓦葺で四周に銅板葺の下屋を回し、六間取の平面に土間を小さく取る。欅の良材を多用し、平成18年に登録有形文化財となった。武蔵浦和駅から徒歩三分、外観のみ公開。
宮代町立百間(もんま)小学校の校庭に建つ大正15年(1926年)の鉄筋コンクリート造のすべり台。高さ3.1メートル、全長6.8メートルで、滑降面は人造石研出し。大正期の遊具として希少で、令和2年に登録有形文化財となった。
朝明川砂防堰堤(T11-1)は三重県三重郡菰野町千草にある大正11年(1922年)の石造練石積の砂防堰堤で、登録有形文化財。幅58.1メートル、高さ3.6メートルで、三重県下で初の練石積堰堤とされ、中央のアーチ状開口部と銘石が特徴。
朝明川砂防堰堤(T11-2)は三重県三重郡菰野町千草にある大正11年(1922年)の石造空石積の砂防堰堤で、登録有形文化財。1〜2メートルの巨石を谷積み状に組んだきわめて力強い外観で、当時の砂防技術の高さを示す。
三重県伊勢市二見町の麻野館土蔵は大正10年建築、建築面積37平方メートルの土蔵造2階建。外壁は黒漆喰塗と簓子下見板で仕上げ、中庭側の窓の瓦庇に波紋の飾りを載せる。平成26年に国の登録有形文化財に登録された。