埼玉県の登録有形文化財
埼玉県 · 登録有形文化財
八條八幡神社本殿は埼玉県八潮市八條の中川西岸にある旧八條村の鎮守の明治24年(1891年)の本殿で、登録有形文化財。一間社流造で、向拝柱の龍をはじめ多くの彫刻で飾り、側面の羽目板に大日本帝国憲法発布の場面を1枚板の浮彫で表す。
埼玉県秩父市の旧秩父往還に東面して建つ武甲酒造柳田総本店店舗は、江戸後期の商家建築。木造2階建、切妻造、鉄板葺で、平成16年に国の登録有形文化財となった。中庭には平成の名水百選の湧水が流れ、容器持参で持ち帰れる。
細淵家住宅主屋は大正15年、関東大震災の三年後に建てられた木造平屋建の民家。寄棟造桟瓦葺で四周に銅板葺の下屋を回し、六間取の平面に土間を小さく取る。欅の良材を多用し、平成18年に登録有形文化財となった。武蔵浦和駅から徒歩三分、外観のみ公開。
細淵家住宅長屋門は江戸後期に建てられ、明治期に沼影へ移築された木造平屋建の門。切妻造桟瓦葺で南半を門口、北半を部屋とし、欅材に乳金具や八双金具を多く用いる。岩槻城からの移築伝承は信頼性が高いとされ、平成18年に登録された。
埼玉県久喜市下清久にある国の登録有形文化財。医師で東京大学弓術部師範を務めた髙木棐が昭和7年頃に自邸へ建てた木造平屋の弓道場で、控えの窓桟を矢羽根形とし、床の間の竿縁を弓なりに曲げる。現役の道場のため非公開。
埼玉県久喜市下清久にある国の登録有形文化財。昭和7年頃の的場で、射場側を開放し三方を板壁とし、内部に安土を盛る。基礎と土台は安土の断面に合わせて背面側を高くする。射手の手先から十五間、27.27メートルの位置。非公開。
埼玉県本庄市の間瀬堰堤は、児玉用水の貯水池として昭和12年(1937年)に築かれた重力式コンクリートダム。堤長126メートル、堤高28メートルで、取水塔に木造2階建の上屋が載る。平成12年に登録有形文化財となった。
埼玉県本庄市の間瀬堰堤管理橋は、間瀬堰堤の下流に昭和13年(1938年)に架けられた3径間の鉄筋コンクリート桁橋。橋長9.5メートルで、アーチ形に刳り抜いた橋脚に角落しの溝を刻む。今は散策路の一部になっている。
秩父市上町の松本教室主屋は、昭和4年(1929年)に旅館として建てられた木造2階建の町家。旧秩父往還に西面し、桁行8間の真壁造で2階正面を出桁造とする。現在は学習塾として使われ、平成18年に登録された。
埼玉県川越市脇田町の三重家住宅主屋は、昭和6年建築の木造平屋建。本屋根と玄関を起りのある入母屋造とし、前後三室ずつの六間取りに廊下を廻らす。主座敷は格天井。平成26年に国の登録有形文化財となった非公開の個人住宅である。
埼玉県川越市脇田町の三重家住宅門は、昭和6年頃の一間一戸の腕木門。間口1.7メートル、銅板葺の切妻屋根にわずかな起りをつけ、左右の袖塀は挽き板の目透し欄間とする。平成26年に主屋と同日に登録された非公開物件である。
宮前家住宅表門は、埼玉県秩父市番場町に建つ昭和5年の木造門。間口2メートルの1間1戸棟門で、切妻造桟瓦葺、軒は木舞打の一軒疎垂木。内法差物や親柱の隅面に名栗仕上げを施す。平成16年登録の登録有形文化財で、非公開。
埼玉県秩父市番場町の宮前家住宅主屋は、秩父出身の建築家・山田醇が昭和5年に設計した木造2階建。棟の向きと高さを違えた切妻屋根が破風を重ね、外観は洋風、内部は和風とする。平成16年登録の登録有形文化財で、現役の個人住宅のため非公開。
武蔵野銀行行田支店店舗は、埼玉県行田市行田にある昭和9年竣工の鉄筋コンクリート造の銀行建築で、平成17年に登録有形文化財となった。忍貯金銀行として建てられ、スクラッチタイルとカストストンで飾られる。
宮代町立百間(もんま)小学校の校庭に建つ大正15年(1926年)の鉄筋コンクリート造のすべり台。高さ3.1メートル、全長6.8メートルで、滑降面は人造石研出し。大正期の遊具として希少で、令和2年に登録有形文化財となった。
埼玉県秩父市番場町の角地に建つ昭和5年頃の店舗兼用住宅。モルタル壁を高く立ち上げ小屋裏窓で三階建に見せ、コーニスとアカンサス装飾を付す。平成16年に登録有形文化財となり、大正5年創業の精肉店が今も営業を続ける。
わらび幼稚園円形園舎は埼玉県蕨市南町にある昭和38年(1963年)の鉄筋コンクリート造2階建の園舎で、登録有形文化財。坂本鹿名夫の設計で、中央の遊戯室を扇形の保育室が囲む円形平面とし、2階の外周を屋上テラスとする。