島根県の史跡名勝天然記念物
島根県 · 史跡名勝天然記念物
松江市大草町の小さな谷の斜面、凝灰岩を直接刻み込んだ家形横穴墓群。6世紀末〜7世紀前半の築造で、出雲東部の石棺式石室の影響を受けた意宇型横穴墓5基が並ぶ。四注式屋根形の天井をもち、1934年に国の史跡に指定された。
島根県安来市の荒島丘陵に広がる国指定史跡。弥生時代後期の大型四隅突出型墳丘墓と、古墳時代前期の方墳として全国最大級を誇る大成古墳・造山1号墳が並び、出雲東部を治めた首長墓の移り変わりを一つの尾根の上でたどることができる。
島根県益田市にある医光寺庭園は、画聖雪舟が文明年間に作庭したと伝わる池泉鑑賞半回遊式の名園。鶴を象った池に亀島を浮かべ、蓬莱思想に基づく不老長寿の願いを石組で表現する。1928年に国の史跡及び名勝に指定された。
慶長12年(1607年)に松江藩が山陰道沿いに築いた一里塚。道を挟んで南北に塚が向かい合い、約5.5メートルの間隔が江戸時代の街道幅を今に残す。島根県内で確認された三基のうちの一つで、昭和12年に国の史跡に指定された。
島根県松江市の中海に浮かぶ大根島の地下に広がる国指定天然記念物「竜渓洞」。約19万年前の火山活動で形成されたこの溶岩洞窟は、日本で唯一の洞窟内火口を持つ極めて希少な地質スポットです。世界でここだけに生息する洞窟生物も魅力で、ジオガイド付きの探検ツアーで見学できます。
島根県松江市の中海に浮かぶ大根島に残る国指定特別天然記念物「熔岩隧道(幽鬼洞)」と天然記念物「竜渓洞」の魅力を紹介。ジオガイド付き洞窟見学や希少な洞窟生物、由志園など周辺観光情報も掲載。
多古の七ツ穴は、島根半島最北端の多古鼻岬にある国指定天然記念物の海食洞窟群です。高さ約50メートルの断崖に九つ以上の洞窟が並び、海上からは七つに見えることが名前の由来。加賀港からの遊覧船で、日本海の青に染まる神秘の洞窟を間近に体験できます。
島根県隠岐の島町・玉若酢命神社の境内にそびえる「八百スギ」は、目通り幹周約9メートル、樹高約30メートル、推定樹齢千数百年から二千年といわれる国指定の天然記念物。八百比丘尼伝説や大蛇のいびき伝説に彩られた隠岐随一のパワースポットを、御霊会風流の祭礼や周辺観光とあわせて紹介します。
島根県松江市に位置する田和山・神後田遺跡は、弥生時代前期後半から中期後半にかけての国指定史跡です。三重の環濠に囲まれた山頂部に住居がないという、日本で唯一の構造を持つ謎多き遺跡。復元された竪穴住居や掘立柱建物、宍道湖を見渡す絶景とともに、2500年前の弥生人の暮らしと祈りに思いを馳せることができます。
島根半島北端の無人島・築島の海食崖には、白い第三紀凝灰岩を貫く黒い安山岩の岩脈群が露出する。昭和7年指定の国天然記念物。火山の地下構造を一望できる稀有な地質景観。
島根県西部、標高約362メートルの霊亀山山頂に残る津和野城跡。永仁3年(1295)に吉見頼行が築城を始め、のちに坂崎・亀井氏が継いだ日本一の山城。秋冬の朝霧に浮かぶ「天空の城」の石垣群が今も山上を覆う。
島根県松江市玉湯町、花仙山の西山麓にある国指定史跡・徳連場古墳。古墳時代中期(5世紀)築造の小円墳で、地表に露出した珍しい舟形石棺を間近に見学できます。蓋は刳抜式、棺身は組合せ式という稀有な複合構造をもち、玉作りの里・玉造の歴史を伝える貴重な遺跡です。
島根県安来市にそびえる富田城跡(月山富田城)は、戦国大名尼子氏の本拠として山陰山陽十一州を従えた難攻不落の山城です。標高約184メートルの月山に広がる広大な遺構と、忠臣・山中鹿介の物語が今も訪れる人を魅了します。昭和9年に国の史跡に指定され、日本100名城・日本遺産にも選ばれた中世山城の最高傑作です。
島根県益田市の国史跡・中須東原遺跡は、12世紀から17世紀にかけて栄えた中世の港町の集落跡です。益田川河口の潟湖を活かした船着き場跡や鍛冶炉、街区の遺構が良好に残り、中国・朝鮮・東南アジアの貿易陶磁器が多数出土しています。益田氏の『益田家文書』と発掘成果を突き合わせて中世港湾と交易の実像に迫れる、全国でも希有な遺跡を訪ねてみませんか。
日御碕の沖約100mに浮かぶ無人島・経島は、面積約3000㎡の柱状節理の小島。大正11年に天然記念物に指定され、毎年11月下旬から約5000羽のウミネコが渡来する。神職以外の上陸が禁じられた神域でもある。
島根県隠岐諸島・西ノ島の北方約1.2kmに浮かぶ周囲0.7km・標高74mの無人島、星神島は江戸期以来オオミズナギドリの集団繁殖地として知られ、昭和13年に国の天然記念物に指定された日本海有数の海鳥繁殖地。