北海道・昭和
Shōwa北海道 の昭和時代(1926 – 1989)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
北海道空知郡南幌町の旧幌向駅逓所は、昭和3年築の木造平屋。年間約550人の役人や行商人が泊まったが、夕張鉄道の開通で昭和6年に廃止された。平成18年に国の登録有形文化財に登録。現在は外観のみ見学できる。
北海道芦別市の旧三井芦別鉄道炭山川橋梁は、昭和20年頃に架けられた橋長94メートルの単線鉄道橋。鋼桁6連とコンクリートアーチ2連からなり、橋上には機関車と石炭貨車が残る。平成21年に国の登録有形文化財となった。
北海道石狩市八幡町高岡に建つ昭和13年築の石造二階建の米倉。札幌軟石を積み、西妻には鏝絵で屋号を掲げる。令和6年に登録有形文化財となり、現在は樋口季一郎記念館として木曜から日曜まで公開されている。入館料は高校生以上500円。
函館市船見町の高龍寺位牌堂は昭和8年(1933年)の建築で、本堂の屋根を小さくした入母屋造の堂。鉄筋コンクリート造の地階をもち、上下階に檀信徒の位牌を祀る。向拝の虹梁木鼻の彫刻が見どころ。登録有形文化財。
小林酒造旧事務所は北海道栗山町の小林酒造の東隅に建つ昭和19年(1944年)の鉄筋コンクリート造2階建の事務所で、登録有形文化財。タイル貼りの外壁と石張りの玄関をもち、現在は蔵元北の錦記念館として公開。
小林酒造旧精米場は北海道栗山町の小林酒造の南西隅に建つ昭和28年(1953年)の木造平屋で、登録有形文化財。桁行45メートルの長大な棟で、煉瓦の腰と妻面の梁・束が特徴。内部はなつかしホールに改造された。
札幌市中央区の永山記念公園に建つ昭和12年頃の木造2階建洋館。三菱鉱業が旧永山武四郎邸の北側を建て替えた企業倶楽部で、妻のハーフティンバーと丸窓が目印。令和元年に国の登録有形文化財となった。入館は無料。
大通公園の東端に建つ高さ144メートルの自立式鉄塔。設計は東京タワーも手がけた内藤多仲で、昭和32年に開業した。四隅を三角錐トラスに組む末広がりの形状が評価され、令和7年3月に国の登録有形文化財となった。
北海道小樽市稲穂のJR小樽駅プラットホームは、昭和9年築のコンクリート造で、平成18年に登録有形文化財となった。本屋背面の2階の高さに幅員7.7メートル、長さ118メートルで築かれ、古レールの上屋と地下道2所を伴う。
北海道小樽市稲穂のJR小樽駅本屋は、昭和9年竣工の鉄筋コンクリート造駅舎で、平成18年に登録有形文化財となった。中央のトップライト付き吹抜けホールと333灯のガラスランプ、傾斜地を生かした断面を伝える三代目の駅舎。
富良野市街の本通りに面して建つ昭和16年の木造平屋建住宅。地元製材所役員の住まいで、緩い勾配の入母屋屋根と簓子下見板張の腰が特徴。富良野産の良材を用い、令和6年3月に国の登録有形文化財となった。個人宅のため非公開。
北海道網走郡津別町の順誓寺本堂は、昭和10年に建てられた真宗大谷派の仏堂です。桁行七間梁間七間の切妻造で、外陣の入側柱を成の高い虹梁で固め、内外陣境に彫刻欄間を置きます。平成19年に国の登録有形文化財となりました。
札幌市中央区にある杉野目家住宅は、化学者の杉野目晴貞が昭和8年に建てた木骨煉瓦造二階建の住宅です。チューダー様式を参考にした破風の湾曲した木組みが特徴で、市内最初の集中暖房住宅として知られます。平成11年に国の登録有形文化財となりました。
北海道芦別市の星槎大学(旧頼城小学校)校舎は、昭和29年に三井鉱山が全額を負担して建てた煉瓦造2階建の学校建築。約70万個の煉瓦をイギリス積みとし、一線の教室棟は全長106メートル。平成20年に登録有形文化財となった。
北海道芦別市の星槎大学(旧頼城小学校)体育館は、昭和29年築の木造平屋建。煉瓦造の校舎とは対照的に木で組まれ、2ヒンジ・トラスの小屋組が天井を支える。建築面積757平方メートル、平成20年に登録有形文化財となった。
函館公園こどものくに空中観覧車は北海道函館市の函館公園にある昭和25年(1950年)の鉄骨造の観覧車で、登録有形文化財。大沼公園から移設され、山形鋼の八角形のホイールに8台のゴンドラを吊る、国内に現存する最古の観覧車。
函館YWCA会館は北海道函館市松陰町にある昭和3年(1928年)頃の木造一部2階建の建物で、登録有形文化財。もとは専用住宅として建てられ、非対称な外観に妻面の格子状の装飾や照り起りの玄関庇を見せ、郊外住宅の趣を示す。
ヒノキ新薬株式会社ルスツ山寮は北海道虻田郡留寿都村泉川の尻別岳山麓にある昭和47年(1972年)の企業の保養所で、登録有形文化財。白井晟一の設計による北海道唯一の作品で、濃淡に富む煉瓦積みと石積みの外壁をもつ。
プレイリー・ハウス(旧佐田邸)は北海道函館市元町にある昭和3年(1928年)の木造2階建の住宅で、登録有形文化財。ライトの弟子田上義也の設計によるライト式住宅で、水平線を強調した深い軒や八角形の平面をもつ。
旭川市の北海道護国神社境内に建つ昭和10年築の登録有形文化財。鉄筋コンクリート造の躯体に切妻屋根と鬼、破風の懸魚、石張りの腰を重ねる。旧陸軍第七師団の北鎮兵事記念館として建てられ、戦後は市立博物館にも使われた。