京都府・江戸
Edo京都府 の江戸時代(1603 – 1868)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
京都・大徳寺塔頭の龍光院が蔵する国宝。元から1329年に来日し帰国しなかった禅僧竺仙梵僊が、明叟斉哲の開堂に際して絹に書いた二幅の儀礼文書で、現存する彼の墨蹟のなかで唯一の国宝にあたる。完全非公開の寺に伝わる。
京都・船岡山の建勲神社が所蔵する『信長公記』自筆本(重要文化財・15冊)は、信長に直接仕えた太田牛一が自ら筆を執った原本のひとつです。永禄十一年の上洛から本能寺の変までの十五年を一年一巻に記し、近衛家熙の跋を伴う本書は、書写年代から牛一の最終稿本と目されています。戦国史を支える基本史料の魅力と、京都・建勲神社の見どころをご紹介します。
禅院額字并牌字は、京都の東福寺が所有する南宋時代の禅院の額字と牌字19幅で、昭和49年に国宝に指定された。無準師範が弟子の円爾に送ったもので、南宋禅林の大字墨蹟の代表として特に貴重である。
京都・東福寺が所蔵する国宝。10世紀に僧・義楚が編んだ仏教類書を南宋で木版印刷した12冊で、宋版としては中国・日本を通じ現存唯一とされる。後陽成天皇宸筆の題簽を附し、通常は非公開で特別展で稀に公開される。
南宋の初代皇帝・高宗が、父である北宋最後の皇帝・徽宗の文集に自ら筆を執って記した序文。1154年に書かれた皇帝自筆の極めて貴重な書跡であり、靖康の変で失われた父への深い敬慕が込められた国宝です。胡三省や文徴明ら著名文人の跋文も伝わり、中国書法史の至宝として京都国立博物館に寄託されています。
像内納入品一切は、京都の清凉寺の本尊・釈迦如来立像の胎内に納められていた北宋時代の品々で、昭和30年に国宝に指定された。奝然が985年に宋で模刻させた像で、胎内に絹の五臓六腑が納められていた。
宋版一切経は、京都の醍醐寺が所有する南宋時代の一切経6,102帖で、平成29年に国宝に指定された。中国の福州で開版された東禅寺版と開元寺版からなり、重源の寄進と伝える質量ともに充実した一切経である。
京都・東福寺に伝わる国宝「宋版太平御覧」は、南宋時代の慶元5年(1199年)に刊行された百科事典の版本です。全1,000巻のうち103冊が現存し、日中文化交流の歴史を今に伝える貴重な書跡典籍をご紹介します。
京都・大徳寺の塔頭 龍光院に伝わる国宝「大覚禅師筆金剛経」の魅力を紹介。鎌倉・建長寺の開山 蘭渓道隆(大覚禅師)が自ら筆写した金剛般若波羅蜜経は、宋風書法の粋を今に伝える貴重な禅宗墨蹟です。
東寺百合文書は、東寺に伝来した奈良時代から江戸時代初期の24,067通に及ぶ文書群で、平成9年に国宝に指定された。前田綱紀が寄進した百の桐箱が名の由来で、京都府が所有し、2015年に世界の記憶に登録された。
京都・東福寺に伝わる国宝「無準師範墨蹟〈円爾印可状(絹本)〉」は、中国・南宋時代の高僧・無準師範が弟子の円爾弁円に悟りの証として授けた印可状です。1237年に絹本に墨書されたこの書跡は、禅宗の法脈伝承を証する第一級の歴史資料であり、力強く格調高い筆致で知られる名品です。東福寺の創建と日本禅宗の発展を物語る、かけがえのない文化遺産をご紹介します。
密庵咸傑墨蹟〈法語(綾本)/淳熙己亥仲秋日〉は、京都の大徳寺塔頭龍光院が所有する南宋の禅僧密庵咸傑の法語で、昭和26年に国宝に指定された。龍光院書院の茶室「密庵席」の床に掛ける書で、茶室の名の由来である。
京都・嵯峨の清凉寺本尊、木造釈迦如来立像。北宋の985年に奝然が中国で造らせ請来した国宝で、縄状の頭髪や同心円の衣文に異国の様式を残す。像内から絹製の五臓六腑が見つかり、世界最古級の臓器模型として知られる。
京都市東山区の建仁寺が所蔵する俵屋宗達筆の二曲一双屏風。全面に金箔を押し、右隻に風神、左隻に雷神を描く。落款はないが宗達晩年の最高傑作とされ、原本は京都国立博物館に寄託。昭和27年(1952年)国宝。
絹本著色秋野牧牛図は、泉屋博古館が所有する伝閻次平筆の南宋時代(13世紀)の画で、昭和32年に国宝に指定された。紅葉の木陰で水牛と牧童がくつろぐ様子を描き、宮廷画にふさわしい風格と叙情性をそなえる。
九州国立博物館蔵の重要文化財。直径31センチの木盃形尺皿に、稜花を象った深鉢へ太湖石と紅白の牡丹を活けた図を描く。鍋島藩御用窯の最盛期、貞享・元禄頃の作で、染付と色絵の精緻な技が際立つ。
九州国立博物館が保管する重要文化財「灰被天目茶碗(虹)」は、中国・元時代13〜14世紀の天目茶碗。漆黒釉と褐釉を掛け分けた釉境が窯変で銀色に発色し、虹を思わせる景色を見せる。足利義政伝来の大名物として知られる。