長野県の登録有形文化財
長野県 · 登録有形文化財
1926年にアメリカ人宣教師ジョルゲンセンが軽井沢に建てた木造二階建ての洋風別荘。切妻造の屋根、石積みの暖炉、下見板張りの開放的な外観が特徴で、2018年に国の登録有形文化財に登録されました。宣教師たちが築いた避暑地・軽井沢の歴史を物語る貴重な建造物です。
1936年(昭和11年)に建てられた旧鈴木歯科診療所(片岡山荘)は、長野県軽井沢町に残る国登録有形文化財の洋風木造建築です。弁柄色の鎧下見板と白い窓枠のコントラストが美しく、避暑地・軽井沢の歴史的景観を今に伝えています。
長野県松本市の大名町通りに建つ旧第一勧業銀行松本支店は、昭和12年(1937年)築の鉄筋コンクリート造3階建の登録有形文化財。独特のアーチ窓が特徴的な近代建築で、2万人の署名運動により保存され、現在はアルモニービアンとして営業しています。
長野県軽井沢町の愛宕山に建つ旧ハミルトンアンドハード軽井沢コテージは、1932年頃にウィリアム・メレル・ヴォーリズが設計した木造2階建の宣教師別荘です。東洋英和女学院の校長を務めたミス・ハミルトンと友人ミス・ハードが所有していた小さな住まいで、半世紀の時を経て発見・修復され、2015年に国の登録有形文化財となりました。現在も非公開ですが、軽井沢別荘発祥の地・愛宕山の歴史を物語る貴重な建築です。
長野県松本市島立に建つ旧横内医院は、1932年(昭和7年)に建てられた木造平屋建ての医院併用住宅で、2024年12月に国の登録有形文化財に登録されました。洋風意匠の医院部分と和風意匠の住宅部分を巧みに融合させた和洋折衷建築は、昭和初期の地域医療と建築文化を今に伝える貴重な存在です。
長野県軽井沢町に残る旧ライシャワー家別荘は、明治後期に建てられた登録有形文化財です。米国長老派宣教師オーガスト・K・ライシャワーが営み、駐日大使エドウィン・ライシャワーが幼少期を過ごした杉皮張りの別荘は、軽井沢の別荘文化の一典型として高く評価されています。
長野県信濃町の北国街道古間宿に位置する行善寺本堂は、文政13年(1830年)建立の国登録有形文化財です。親鸞聖人御旧跡としての深い歴史と、雪国の伝統的な建築技法を今に伝える浄土真宗大谷派の古刹をご紹介します。
長野市上松に佇む金鵄会館は、昭和14年(1939年)に長野県立長野中学校本館として建てられた木造2階建の名校舎です。中央に宝形屋根の塔屋を戴き、左右対称の翼を広げた洋風意匠は、伝説の金鵄の飛翔を表すと言われています。国の登録有形文化財として、昭和初期の学校建築の魅力を今に伝えています。
長野市信州新町の犀川中流・久米路峡に架かる昭和8年築の鉄筋コンクリート造アーチ橋。県歌「信濃の国」に詠まれた歴史ある名所で、鉄平石を貼った優美な意匠と峡谷の絶景が魅力の国登録有形文化財です。
長野市松代町に佇む荒神堂は、海津城築城以前から存在すると伝わる歴史ある堂です。弘化2年(1845年)に屋根瓦が葺き替えられた入母屋造・妻入の建物で、獅子・象・龍・菊花などの精緻な彫刻と内々陣の極彩色の宮殿が見どころです。平成18年に国登録有形文化財に登録されています。
犀川沿いの川中島地方、もと庄屋・小林家住宅の正門脇に建つ薫蒸蔵。土塀と一体に門構えを形づくり、亀甲石積の上に水平線を強調した洋風の軒をのせる。明治期の構法を伝える登録有形文化財で、住宅は一般に公開されている。
長野県塩尻市、中山道本山宿に建つ小林家住宅主屋。屋号は川口屋。明治2年の大火後に再建された大型旅籠で、木曽地域でも珍しい二重出梁づくりが特徴です。秋山家・田中家と三棟が連なり、宿場の町並みを今に伝えます。
長野市南部に残る五明家住宅離れ座敷は、明治前期の木造平屋建。寄棟造に下屋をまわし、主座敷には床・トコ脇・付書院と六角形の棹縁天井を備える。2010年登録の有形文化財で、書院造の凝った造作が見どころ。個人住宅のため非公開。
長野市の旧家・五明家の屋敷に残る、畳一間ほどの小さな二階建文庫蔵。切石積の基礎に立ち、漆喰塗の白壁と、東面の庇を受ける雲紋の持送りが目を引く。明治前期の建築で、昭和12年頃に改修。平成22年に国の登録有形文化財となった。
長野県小諸市、旧北国街道沿いに建つ登録有形文化財。大正12年(1923年)築の旧清水屋は味噌・醤油の醸造商家で、帳場やトロッコレールが今も残る。見学無料、懐古園にも近い小諸宿の塗屋造の町屋を紹介します。
長野県千曲市、北国街道戸倉宿の坂井銘醸に残る寛政蔵。寛政12年(1800)に米蔵として建てられた土蔵造二階建で、平成15年に登録有形文化財となった。昭和57年に二階から俳人加舎白雄の資料が見つかり、現在は加舎白雄記念館として無料公開される。
北国街道下戸倉宿の造り酒屋・坂井銘醸に残る幕末の酒造土蔵。西半を麹室、東半を釜場とし、棟には蒸気を抜く越屋根、東妻には煙突を立てる。宝暦蔵と寛政蔵に挟まれて建ち、平成15年に登録有形文化財となった。現在は酒造コレクションとして公開。
長野県千曲市、北国街道下戸倉宿に残る坂井銘醸主屋は、宝暦十年の大火後に建てられた間口十五間半の大型茅葺民家。名主を務めた造り酒屋の格式を式台に示し、いまは蕎麦処と無料の酒造コレクションとして開かれている。国の登録有形文化財。
長野県千曲市、北国街道下戸倉宿の坂井銘醸に建つ仕込蔵。土蔵造の和の躯体に洋風のキングポストトラスを架け、腰は人造石仕上げとする。平成15年登録の登録有形文化財で、酒造コレクションとして公開されている。
長野県千曲市、旧北国街道の造り酒屋・坂井銘醸に建つ大正蔵。蔵と名づくが、実際は杜氏や職方が暮らした宿泊棟「広敷」だった。土蔵造二階建の登録有形文化財で、酒蔵群は「酒造コレクション」として今に公開されている。