長野県の登録有形文化財
長野県 · 登録有形文化財
牛伏川第五号堰堤は長野県松本市内田の牛伏川にある明治20年(1887年)の石造の砂防堰堤で、登録有形文化財。堤長18メートル、堤高7.8メートルで、巨石を緩い勾配の空石積みとする。内務省が直轄で築いた堰堤の一つで、牛伏川砂防施設を構成する。
牛伏川第三号堰堤は長野県松本市内田にある明治19年(1886年)の空石積みの砂防堰堤で、登録有形文化財。堤高8.2メートル、平均径約0.7メートルの巨石を一割三分の緩い勾配で積み、長野県で最初期の石積堰堤の一つとされる。
牛伏川第二号堰堤は長野県松本市内田にある明治19年(1886年)の空石積みの砂防堰堤で、登録有形文化財。内務省が直轄で築いた5基の一つで、合清水沢との合流点に据わり、全長にわたって丸く仕上げた頂部が谷の自然になじむ。
牛伏川第四号堰堤は長野県松本市内田にある明治20年(1887年)の空石積みの砂防堰堤で、登録有形文化財。日影沢と泥沢の合流点の直下に内務省が築いた本流最上流の堰堤で、長径1メートルを超える巨石を交えて積む。
恵明寺山門は長野市松代町西条の恵明寺にある延宝5年(1677年)の木造・瓦葺の門で、登録有形文化財。間口2.1メートルで、天保4年(1833年)の本堂・鐘楼より古く、境内の3件の登録文化財のうち最も古い。
恵明寺鐘楼は長野市松代町西条の恵明寺にある天保4年(1833年)の2階建の鐘楼で、登録有形文化財。本堂の東方、山門との間に建ち、石積基壇に四方転びの柱を立て、1階を竪板張と漆喰で袴腰風に見せる特異な形態をもつ。
恵明寺本堂は長野市松代町西条、象山の東麓にある天保4年(1833年)の本堂で、登録有形文化財。入母屋造に裳階を付けた仏殿風の外観で、正面に桟唐戸と花頭窓を構え、内部は中央に方柱を立てて奥に壇を構え、地方における黄檗宗仏殿の一例とされる。
長野県岡谷市の片倉家住宅主屋は、18世紀中頃に建った木造平屋建・茅葺の農家。建物の前半に土間と台所、背面に居室を置く珍しい間取りで、幕末と明治期に増改築された。片倉兼太郎の住家として知られ、片倉工業が所有する。
長野県岡谷市の片倉家住宅西の蔵は、主屋西側に並ぶ3棟の土蔵のうち最も北に建つ明治初期の2階建。間口3間・奥行2間半の小ぶりな蔵で、切妻造の置屋根をかけ、漆喰仕上げの壁と扉口の構えに特徴がある。所有は片倉工業。
長野県岡谷市の片倉家住宅文庫蔵は、屋敷地の東南の道際に建つ昭和初期の土蔵造3階建。間口5間半・奥行3間半と片倉家住宅で最大の蔵で、1階に西面の庇を取り込む。もとは米蔵などとして使われていた。所有は片倉工業。
長野県岡谷市の片倉家住宅味噌蔵は、主屋西側の3棟の土蔵の中央に建つ明治初期の2階建。最後に建ったためか正面3間弱・背面2間の台形の平面で、内部は土間、西の蔵と一体の置屋根の前面を深い土庇とする。所有は片倉工業。
長野県岡谷市の片倉家住宅南の蔵は、味噌蔵の南に建つ明治初期の2階建の土蔵。生活雑器を納めた蔵で、間口3間半と3棟のうち最も広い。曲がる道に沿って棟筋を振り、一段低い置屋根が外観に変化を与える。所有は片倉工業。
金具屋別館臨仙閣本館は長野県山ノ内町の渋温泉にある昭和4年(1929年)の木造3階地下1階建の旅館別館で、登録有形文化財。連続窓と庇を重ねた外観、階ごとに異なる赤壁や海鼠壁が特徴。内部の公開案内はない。
金具屋別館臨仙閣浴堂は長野県山ノ内町の渋温泉にある昭和4年(1929年)の木造平屋の浴場で、登録有形文化財。中廊下で男女の浴室を南北に分け、大浴場に円柱・虹梁・皿斗付大斗肘木を用いた仏堂風の意匠をもつ。
金具屋旅館大広間は長野県山ノ内町の渋温泉にある昭和11年(1936年)の木造2階建の大広間で、登録有形文化財。170畳の座敷に折上格天井と当初の舞台が残る。いまは宿泊客の食事会場で、見学は宿泊者のみ。
長野県宮田村の旧伊那街道沿いに残る江戸後期の町家。二階建切妻造平入で街道に西面し、北辺の醤油醸造用表蔵と一体で屋根を架ける。低い軒と長大な間口が宿場の景観をつくり、令和4年に国の登録有形文化財となりました。
長野県松本市保福寺町、旧保福寺宿の本陣を務めた小澤家の主屋。明治の火災後、大正二年に再建された妻入本棟造風の木造二階一部三階建で、三層吹抜の茶の間に天窓の光が落ちる登録有形文化財。
松本市保福寺町の小澤家に建つ四棟最古の土蔵。江戸末期の建立で、妻面を旧街道へ向け、腰に白い海鼠壁をめぐらす。旧宿場の景観を形づくる現存する最大級の蔵として国の登録有形文化財となった。
松本市保福寺町の小澤家、主屋東の離れ。昭和初期の木造二階建で、一階は漆喰の折上天井やステンドグラス、絵タイルを配し、二階は続き間座敷とする。造形の規範として登録された近代和風の一棟。
松本市保福寺町の小澤家、屋敷地西辺に東面して建つ南土蔵。明治四十一年の建築で、軒先まで漆喰を塗り込めて垂木形を見せ、腰は海鼠壁とする。一階は中央土間と両脇の板敷からなる実用本位の蔵。