国宝

National Treasures

都道府県、時代、種類別に日本の国宝を閲覧できます。寺院、神社、城、美術館での見どころを分かりやすく解説し、地図や旅行のヒントもご紹介します。

1,204 国宝 全国47都道府県
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太刀〈銘国宗〉
東京都 鎌倉 国宝
太刀〈銘国宗〉

鎌倉時代中期の刀工・備前三郎国宗が鍛えた国宝の太刀。華やかな丁子乱れの刃文と腰反りの高い姿が見どころで、元文4年(1739)に尾張8代藩主徳川宗勝が持参して同家に伝来した。名古屋の徳川美術館が所蔵する。

太刀〈銘長光(名物遠江長光)〉
東京都 鎌倉 国宝
太刀〈銘長光(名物遠江長光)〉

本能寺の変後、明智光秀が安土城から持ち出し家老の津田遠江守重久に与えた織田信長の愛刀。鎌倉時代の刀工長光による華やかな丁子刃文の国宝で、前田家と将軍家を経て尾張徳川家に伝来し、名古屋の徳川美術館が収蔵する。

太刀〈銘正恒〉
東京都 平安 国宝
太刀〈銘正恒〉

国宝「太刀 銘正恒」は平安時代の古備前派名工・正恒の作。延享2年(1745年)、8代将軍吉宗の隠居に際し尾張徳川家へ贈られた。腰反りの優美な姿と小乱の刃文、最も古雅と評される二字銘の見どころを徳川美術館の鑑賞情報とともに案内する。

太刀〈銘光忠〉
東京都 鎌倉 国宝
太刀〈銘光忠〉

備前長船派の祖・光忠の希少な在銘太刀。元禄11年(1698年)、五代将軍綱吉の御成の際に尾張家三代綱誠が拝領したと伝わる国宝で、名古屋の徳川美術館が所蔵する。刃長72.4cm、蛙子丁子の刃文と乱映りが見どころ。

太刀〈銘来孫太郎作/(花押)正応五□辰八月十三日以下不明〉
東京都 鎌倉 国宝
太刀〈銘来孫太郎作/(花押)正応五□辰八月十三日以下不明〉

正応5年(1292年)の年紀と花押を刻む国宝太刀。来孫太郎銘は来国俊の俗称と伝わるが作例は本作のみ。徳川家康から尾張徳川家に伝来し、名古屋の徳川美術館が収蔵する。身長77.3cm、鎌倉時代の優美な太刀姿を残す。

短刀〈無銘正宗(名物庖丁正宗)〉
東京都 鎌倉 国宝
短刀〈無銘正宗(名物庖丁正宗)〉

徳川家康の遺品として尾張徳川家に伝来した国宝短刀「庖丁正宗」。幅広で重ねの薄い異形の姿と、刀身を貫く素剣の透かし彫りで知られる鎌倉時代の名工正宗の傑作を、徳川美術館での鑑賞ポイントや周辺情報とともに紹介します。

紙本著色源氏物語絵巻(絵十五段、詞十六段)
東京都 平安 国宝
紙本著色源氏物語絵巻(絵十五段、詞十六段)

徳川美術館所蔵の国宝・源氏物語絵巻は、物語成立から約150年後の12世紀に描かれた現存最古の源氏絵である。作り絵の濃密な画面と五種の書風による詞書が王朝の美意識を示す。公開は例年11月中旬から下旬のみ。

芦手絵和漢朗詠抄〈藤原伊行筆〉
東京都 平安 国宝
芦手絵和漢朗詠抄〈藤原伊行筆〉

京都国立博物館所蔵の国宝「芦手絵和漢朗詠抄」は、永暦元年(1160年)に能書藤原伊行が書写した上下二巻の完本。葦や水鳥に文字を潜ませた芦手絵の料紙、伊行唯一の確実な真筆という希少性、奥書の年記が見どころ。

一品経懐紙(西行、寂蓮等十四枚)
東京都 鎌倉 国宝
一品経懐紙(西行、寂蓮等十四枚)

京都国立博物館所蔵の国宝・一品経懐紙は、西行や寂蓮ら平安末期の歌人十四人が法華経二十八品を歌題に詠んだ現存最古の和歌懐紙。西行真筆と目される稀少な一枚を含む。成立の背景、興福寺一乗院旧蔵の伝来、見どころを紹介する。

漢書楊雄伝第五十七
東京都 国宝
漢書楊雄伝第五十七

京都国立博物館が保管する国宝「漢書楊雄伝第五十七」は、現存唯一とされる唐時代の顔師古注本写本。欧陽詢風の書、皇帝の諱を避けた欠筆、天暦2年(948)の訓点が、日中をまたぐ千年余りの学問の歴史を映し出す。

絹本著色釈迦金棺出現図
東京都 平安 国宝
絹本著色釈迦金棺出現図

京都国立博物館が所蔵する国宝「絹本著色釈迦金棺出現図」は、入滅した釈迦が母・摩耶夫人のため金棺から身を起こし説法する場面を描く平安後期の大幅。この再生説法を独立した大画面に構成した唯一の遺例として知られる。

絹本著色山水屏風〈六曲屏風〉
東京都 平安 国宝
絹本著色山水屏風〈六曲屏風〉

京都国立博物館所蔵の国宝・山水屏風は、平安時代の屏風絵として現存する唯一の遺品。東寺に伝来し真言密教の伝法灌頂で用いられた11世紀の唐絵で、草堂の老翁を唐の詩人白楽天とする説が知られる。各扇縦146.4cmの六曲一隻。

絹本著色山越阿弥陀図
東京都 鎌倉 国宝
絹本著色山越阿弥陀図

京都国立博物館が所蔵する鎌倉時代の国宝。山の彼方から金色の阿弥陀が斜めに身を向けて来迎し、観音・勢至ら六菩薩を従える一幅。截金と皆金色で荘厳され、胸と右掌に残る欠失は、臨終の人が握った五色の糸の跡と考えられている。

稿本北山抄〈巻第十〉
東京都 平安 国宝
稿本北山抄〈巻第十〉

藤原公任が撰した儀式書『北山抄』巻第十「吏途指南」の現存唯一の自筆草稿。京都国立博物館蔵の国宝。紙背には公任の検非違使別当在任期の反故文書二十五通があり、うち二通の仮名消息は現存最古級として知られる。

古今和歌集巻第十二残巻(本阿弥切本)
東京都 平安 国宝
古今和歌集巻第十二残巻(本阿弥切本)

国宝『古今和歌集巻第十二残巻(本阿弥切本)』は、夾竹桃文様を雲母で刷った舶載の唐紙に、恋歌を散らし書きした平安の名品。伝小野道風筆とされるが書写は院政期とみられ、名物切第一と称された一巻を京都国立博物館が収める。

古神宝類(阿須賀神社伝来)
東京都 室町 国宝
古神宝類(阿須賀神社伝来)

明徳元年(1390)頃、足利義満の沙汰で熊野速玉大社の摂社・阿須賀神社に奉納された装束と調度の一括。袍や冠、蒔絵手箱、櫛29枚、銀製化粧道具までが神宝目録どおりに完存し、京都国立博物館に収蔵される国宝。

金剛般若経開題残巻〈弘法大師筆/(六十三行)〉
東京都 平安 国宝
金剛般若経開題残巻〈弘法大師筆/(六十三行)〉

京都国立博物館が所蔵する、三筆の一人空海が九世紀に記した自筆の草稿本。義浄訳『金剛般若経』の経題を顕略・深秘の二観点から読み解いた六十三行で、抹消や行間への書き入れが筆を運ぶ瞬間そのものを残す。昭和27年指定の国宝。

紺紙金字大宝積経〈巻第三十二/(高麗国金字大蔵経)〉
東京都 高麗 国宝
紺紙金字大宝積経〈巻第三十二/(高麗国金字大蔵経)〉

京都国立博物館が所蔵する高麗時代の装飾経。一〇〇六年に千秋太后が寵臣金致陽と発願した金字一切経の唯一の遺巻で、見返しの絵は年代の確実な高麗最古の紙本絵画として知られ、十四世紀末には近江の金剛輪寺に伝わった。

浄名玄論
東京都 飛鳥 国宝
浄名玄論

京都国立博物館が所蔵する国宝・浄名玄論は、学僧吉蔵による維摩経の注釈書を書写した八巻。第四巻と第六巻に慶雲三年(706年)の奥書をもち、年紀の明らかな最古級の写本として六朝風の筆跡とともに貴重とされる。

新撰類林抄巻第四残巻
東京都 平安 国宝
新撰類林抄巻第四残巻

京都国立博物館蔵の国宝、新撰類林抄巻第四残巻。李白や王維ら唐代詩人21人の詩40首を、9世紀の日本で唐様の草書282行に書写した全長558センチの巻物です。中国で失われた詩集の姿と平安初期の書の到達点を併せて紹介します。