岡山県・江戸
Edo岡山県 の江戸時代(1603 – 1868)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
弘泉寺本堂は岡山県倉敷市下津井田之浦にある文政10年(1827年)の木造平屋建の本堂で、登録有形文化財。塩飽大工の手になり、石垣基壇の上に建つ入母屋造で、蟇股などを波形や動植物の洗練された意匠で飾る。
岡山市東区の金陵山西大寺に建つ西大寺石門は、下層を石造、上層を木造とする文政2年(1819年)の楼門。竜宮造として国内最大規模とされ、令和元年に登録有形文化財となった。門前には会陽の水垢離が行われる垢離取場が続いている。
岡山市東区の金陵山西大寺に建つ西大寺経蔵(輪蔵)は、嘉永7年(1854年)の六角平面の堂。中央に総欅造の八角輪蔵を据え、禅宗様の詰組で組む。令和元年に登録有形文化財となった。露盤には享保20年の銘が残る貴重な遺構である。
岡山市東区の金陵山西大寺に建つ西大寺高祖堂は、方三間・宝形造の御影堂。安永9年(1780年)頃の建物で、堂内に延宝3年銘の弘法大師像を安置する。令和元年に登録有形文化財となり、二重折上小組格天井が格式を伝える。
岡山市東区の金陵山西大寺に建つ西大寺鐘楼門は、境内を南北に区切る土塀の中央に立つ江戸中期の一間楼門。上層に高麗時代の朝鮮鐘を吊る。令和元年に、境内で唯一「国土の歴史的景観に寄与」の基準で登録有形文化財となった。
岡山市東区の金陵山西大寺に建つ西大寺仁王門は、元文5年(1740年)頃の三間一戸楼門。縁の四周の琵琶板に十二支を彫り、鬼瓦には明和7年の修理銘が残る。令和元年に登録有形文化財となった、県下最大級の楼門である。
倉敷市福田町古新田は享保期に海を干拓した新田で、佐藤家住宅主屋はその土地に建つ江戸中期の農家である。茅葺入母屋造に本瓦葺の下屋を廻し、備前平野の民家形式をよく示す。2019年登録の有形文化財で、私邸のため非公開。
佐藤家住宅長屋門は安政5年(1858)の建築。敷地南面に建つ入母屋造本瓦葺の門で、通路の西は倉庫、東は出格子を備えた座敷とする。上層農家が外に向けて示した表構えを整える一棟で、2019年登録の有形文化財。私邸のため非公開。
佐藤家住宅西土蔵は江戸末期の家財蔵。屋敷北側に建つ土蔵造二階建で、本瓦葺の切妻屋根をのせる。一階は東西二室、二階は一室とし、登梁で小屋を組む。東土蔵と対をなし屋敷構えを整える。2019年登録の有形文化財で私邸のため非公開。
岡山県倉敷市中島の実際寺客殿は、江戸末期の木造平屋建、茅葺の建物で、庫裏の接客部が残ったものとみられる。桁行5間梁間4間、建築面積103平方メートル。座敷に床と付書院を備え、令和元年に国の登録有形文化財となった。
岡山県倉敷市中島の実際寺本堂は、慶安2年(1649年)に建てられた小さな仏堂。面取りの大きい角柱、浅く細い渦の木鼻と実肘木、縁の外の軒支柱と海老虹梁が評価され、境内6件のうち唯一「造形の規範」として登録された。
城東むかし町屋(旧梶村家住宅)主屋は、岡山県津山市の旧出雲街道沿いに残る江戸時代末期の町家。間口約17メートル、建築面積211平方メートルで、垂直に引き上げる擦り上げ大戸とつし二階を備える。1997年に登録有形文化財となった。
仙田家住宅主屋は倉敷市藤戸町天城に建つ江戸末期の商家で、平成30年(2018年)に登録有形文化財に登録。一階を開口部、二階を漆喰塗とする正面と海鼠壁が残り、現在は診療所として使われ外観のみ見学できる。
辻本店事務所は、岡山県真庭市勝山の辻本店で店舗の南に接続する江戸末期の土蔵造。元は北から倉庫・醤油倉庫・納屋で、昭和54年に改修された。通り側の窓と出入口は後補で、今も漆喰と海鼠壁の土蔵らしい外観をよく残している。
岡山県真庭市勝山の辻本店店舗兼主屋は、旧出雲街道に西面する江戸後期の町家。中央土間の北を住居、南を店舗とし、2階の腰に海鼠壁を張る。明治と昭和の改修を経た336㎡の主屋の見どころと見学の条件を詳しく紹介する。
天仲院本堂は岡山県総社市井尻野の田園地帯に南面して建つ文政11年(1828年)の木造平屋建の本堂で、登録有形文化財。入母屋造・本瓦葺で、正面に広縁を付けた6間取の方丈形式をとる、地方の江戸後期の臨済宗本堂の好例。
洞松寺開山堂及び位牌堂は、岡山県矢掛町の洞松寺本堂の背後に享保年間(1716〜1735年)に建てられた2堂。6.8m四方の宝形造の開山堂には、県指定の伝喜山性讃・伝恕仲天誾坐像が並ぶ。2011年に登録。
洞松寺庫裏は岡山県矢掛町の洞松寺にある宝暦2年(1752年)建築の禅寺の庫裏。桁行28m、中央に広い土間と桟唐戸、典座寮を配し、北端の浴司を落棟とする。中庭越しに禅堂と向き合い、2011年に国の登録有形文化財。
洞松寺鐘楼は岡山県矢掛町の洞松寺で本堂と接賓のあいだに建つ天保9年(1838年)の木造2階建ての鐘楼。上下の棟を直交させ、上層に花頭窓・高欄・渦紋・菱格子の意匠を集める。2011年に国の登録有形文化財。
洞松寺禅堂及び接賓は岡山県矢掛町の洞松寺に天保9年(1838年)に建った一棟。桁行27m、中央の露地で北半を単の並ぶ禅堂、南半を来訪僧の宿所の接賓に分ける。江戸末期の禅堂形式を伝え、2011年に登録された。