江戸
Edo江戸時代(1603 – 1868)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
武重本家酒造の炭小屋は二号蔵の道向かいに建つ木造二階建。明治四十二年の改築時に旧主屋の一部を移したと伝わる。街道の家並みを保つ登録有形文化財としての見どころを、旧中山道の白壁の町並みとともに紹介する。
長野市松代町東寺尾に建つ長明寺本堂は、明和4年(1767年)建立の浄土宗寺院本堂です。寄棟桟瓦葺で内陣廻りを組物や彫刻欄間で荘厳し、虹梁絵様や蟇股の意匠も優秀。江戸後期の当地域を代表する浄土宗本堂として、平成26年に経蔵・三門と共に国登録有形文化財に登録されました。
長野県松本市の上今井に鎮座する続麻・今井(兼平)神社兼平社は、『平家物語』の忠臣・今井四郎兼平を祀る天保4年(1833)建立の本殿です。一間社流造銅板葺、建築面積わずか4.4㎡の小さな社殿ですが、正面には唐破風・千鳥破風が重なり、虹梁欄間の龍、向拝柱の唐獅子と象の木鼻、戸板の波の透かし彫り、脇障子の竹林七賢など、江戸後期の宮大工と彫物師の技を凝縮した華やかな装飾を見ることができます。境内地は兼平の館跡と伝えられ、令和4年(2022)10月31日、続麻社・神明社・神楽殿とともに国の登録有形文化財に登録されました。
千曲市八幡の長野銘醸の酒造場中央に建つ粕蔵は、江戸末期の土蔵造平屋建。もと南北二棟を明治中期に一体化し、内部では今も酒粕の熟成が続く。元禄二年創業、純米酒を醸す蔵の生業を伝える一棟である。
長野銘醸の酒蔵西方に建つ米蔵は、玄米と白米を蓄えた江戸末期の土蔵造平屋建。古絵図には南に併設された明治中期の水車小屋が描かれ、精米の工程をしのばせる。姨捨と同水系の水で純米酒を醸す蔵の一棟である。
長野銘醸の敷地中央に建つ酒蔵は、瓦葺の土蔵造二階建。北半で洗米と搾り、南半で仕込みを行い、二階には麹室と酒母室を設け、酒造の神である松尾社を祀る。千曲市に唯一残る酒蔵の中枢を担う大型土蔵である。
長野銘醸の酒蔵東方に建つ貯蔵蔵は、江戸末期の土蔵造平屋建。登梁形式の小屋組で背の高い一室を実現し、外観は二層に見せる。たたき土間に清酒のタンクを並べ、作業庭の景観を形づくる一棟である。
長野銘醸の敷地北辺に建つ長屋門は、江戸末期の土蔵造二階建。旧北国西脇往還に開き、西半を門、東半をかつて門番の詰めた居室とする。隣の土蔵とともに、通り沿いの歴史的な街並みを保つ一棟である。
長野市松代町に佇む野中家住宅主屋は、真田家十万石の城下町に建つ江戸後期の旧武家住宅。郡奉行を務めた長谷川家の屋敷として始まり、2006年に国の登録有形文化財に登録されました。
長野市松代町にある梅翁院本堂は、松代藩初代藩主・真田信之の側室、玉川右京の菩提寺として寛文12年(1672年)に創建された曹洞宗寺院の中心建築。弘化4年(1847年)の善光寺地震で被災後、文久元年(1861年)に再建された木造平屋建・寄棟造・六間取方丈型の本堂は、近世曹洞宗本堂の典型的様相をよく伝えており、山門とともに平成26年に国登録有形文化財に登録された。鯉に乗る珍しい魚濫観音像や童謡「見てござる」の歌碑でも知られる。
長野県長野市松代町豊栄に位置する明徳寺の山門は、正徳3年(1713年)に建立された木造2階建の鐘楼門で、令和4年に国の登録有形文化財となりました。三間一戸の楼門形式に挿肘木や花頭窓など江戸期在地大工の洗練された技を残し、参道石段の上に雄大な景観を造り出しています。境内には武田家臣・高坂弾正昌信や硫黄島の指揮官・栗林忠道大将の墓もあり、城下町松代散策の隠れた拠点として歴史好きの旅人を惹きつけます。
長野市松代町に建つ明徳寺本堂は、正徳3年(1713年)建立の曹洞宗典型的平面を伝える国登録有形文化財。高坂弾正の墓所や「蛙合戦」の池でも知られる古刹の魅力を紹介します。
長野県小谷村の小谷温泉、山田旅館の敷地内にひっそりと建つ江戸時代後期の薬師堂。湯治客が病の平癒を祈った祈祷堂として、温泉と仏教信仰が結びついた日本の湯治文化を今に伝えます。国の登録有形文化財。
サンリツ服部美術館(長野県諏訪市)が所蔵する本阿弥光悦作の白楽茶碗「不二山」。上半分の白と下半分の黒が雪の富士を思わせる国宝で、作者自筆の箱書を伴う唯一の光悦茶碗として知られる。公開は限られた展覧会のみ。
鳥取県八頭町に佇む矢部家住宅は、17世紀初頭に建てられた県内最古級の民家建築です。大庄屋の格式を今に伝える国指定重要文化財の見どころやアクセス情報をご紹介します。
鳥取県鳥取市鹿野町に佇む国登録有形文化財「石尾家住宅主屋」。江戸末期に建てられた切妻造の大型町家は、京風格子や出格子など繊細な意匠で旧城下の街路景観の核を成しています。
島根県隠岐諸島・西ノ島の焼火山中腹に鎮座する焼火神社は、天然の岩窟に半ば埋もれるように建つ荘厳な社殿で知られています。享保17年(1732年)に大坂で木造りされ現地で組み立てられた本殿をはじめ、通殿・拝殿からなる複合社殿は隠岐最古の神社建築として平成4年に国の重要文化財に指定されました。古来より航海安全の神として日本海沿岸一帯に広く信仰を集め、歌川広重や葛飾北斎の版画にも描かれた名社です。
島根県鹿足郡吉賀町注連川に佇む旧道面家住宅は、江戸時代の一般的な農家の暮らしをそのまま伝える国指定重要文化財です。豪農ではない庶民の小さな住居が現存している例は全国的にも極めて稀少で、茅葺き入母屋造の素朴な建築は石見地方の古式を伝える貴重な遺構です。
島根県雲南市吉田町に残る重要文化財の農家、堀江家住宅。江戸中期の建立で、登り梁を架け渡して大広間を柱なく抜いた木組みと、保存のよい土間が見どころです。たたら製鉄の里に建つ、寄棟造の茅葺の主屋を紹介します。
島根県隠岐諸島・島後の北西部に鎮座する隠岐国一宮、水若酢神社。寛政7年(1795年)に再建された本殿は、隠岐諸島でしか見られない独自の建築様式「隠岐造」を伝える貴重な遺構として、平成4年に国の重要文化財に指定されました。茅葺の切妻大屋根、樹齢300年のクロマツ並木、隠岐古典相撲の土俵、2年に一度の祭礼風流など、千年以上の歴史と離島ならではの文化が息づくこの古社の魅力を、訪問情報とともにご紹介いたします。