平安
Heian平安時代(794 – 1185)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
新潟県柏崎市・名勝貞観園の中心、貞観堂に安置される平安時代の木造薬師如来立像。昭和14年に重要文化財(旧国宝)に指定され、天保14年に藍澤南城が選んだ堂と庭の名「貞観」の由来ともなった一躯を、日本三指ともいわれる苔庭とともに紹介します。
横浜・神奈川県立金沢文庫が守る国宝。北条実時の金沢文庫と菩提寺の称名寺に伝わった聖教1万6692点と文書4149通からなり、書状の裏に仏典を写した紙背文書を含む、鎌倉武家社会の実像にせまる第一級の史料群です。
称名寺所有・神奈川県立金沢文庫保管の重要文化財「卜筮書巻第廿三断簡」をご紹介します。中世日本の学僧たちが書写し伝えた占術文献の断簡を通じて、金沢北条氏の菩提寺に花開いた学問の世界に触れてみませんか。
国宝・文選集注は、唐代に編まれた『文選』注釈の集成を平安時代に書写した19巻。中国では失われ、称名寺所有・金沢文庫保管の本書だけが陸善経注や音決など散逸した唐代の注を今に伝える。公開機会や周辺情報も紹介する。
青森県八戸市の丹後平古墳群から出土した重要文化財195点を紹介。国内唯一の金装獅噛三累環頭大刀柄頭をはじめ、蕨手刀・玉類・錫釧など、飛鳥〜平安時代の蝦夷社会を物語る貴重な考古資料を八戸市博物館で見学できます。
久能山東照宮に伝わる国宝・太刀〈銘真恒〉は平安後期の古備前刀工真恒の作。刃長89.4cmの豪壮な姿で「国宝太刀の横綱」とも称される。元和3年12月、二代将軍秀忠が遷宮に際し奉納した、同宮最初の刀剣である。
国宝・久能寺経は、永治元年(1141)頃に鳥羽法皇や待賢門院ら三十人の宮廷人が一巻ずつ書写した現存最古の結縁一品経。金銀の切箔が輝く19巻の装飾経について、平家納経に先立つ価値と来歴、東京国立博物館での鑑賞方法を案内します。
千葉県の香取神宮が所蔵する双竜鏡は、久安5年(1149年)の銘をもつ白銅製の和鏡。大陸の様式を映した双竜の鏡背文様をもち、鏡背に文様をもつ在銘の和鏡として現存最古とされる、年代の基準となる一面である。
大阪・天野山金剛寺所有の国宝「剣〈無銘〉」は、反りのない両鎬造の平安古剣。寺伝では中興開山・阿観上人の持物とされ、三鈷柄の黒漆宝剣拵が附指定。現在は京都国立博物館に寄託され、展覧会で不定期に公開される。
天野山金剛寺に伝わる国宝・延喜式神名帳は、大治2年(1127年)書写の古写本。全国2861社の式内社を記した平安時代の神社台帳で、原本を失った『延喜式』の本文を伝える最古級の史料として高く評価される。
国宝・小野道風筆三体白氏詩巻は、白居易の詩六首を楷・行・草の三体で書き分けた平安時代の巻子本。道風唯一の楷書を残す書道史上の至宝で、大阪府忠岡町の正木美術館が所蔵。公開時期や見どころ、アクセスを紹介する。
大阪・四天王寺に伝わる国宝「懸守」七懸。平安時代の女性が首から懸けたお守りで、木芯に錦を貼り銀の金具で飾る。桜花形の一懸からはCT調査で高さ約3.3cmの仏像が見つかった。染織史上きわめて貴重な平安期の遺品である。
紫と藍の飛雲を漉き込んだ料紙九枚に、三十人の歌人の和歌百三十首を十五番に番えた平安時代の国宝。歌人の選定は藤原公任にちなみ、筆は三跡の藤原行成と伝承される、かな書の最高峰。大阪府和泉市の久保惣記念美術館が所蔵する。
大阪・藤田美術館が所蔵する国宝・花蝶蒔絵挾軾は、黒漆塗の天板側面と脚に、金と珍しい錫で宝相華や蝶、連珠文を表した平安時代前期9世紀の調度。現存最初期の蒔絵作例として貴重で、奈良・薬師寺の八幡宮の神宝と伝わる。
大阪府河内長野市の観心寺に伝わる国宝・観心寺縁起資財帳は、元慶7年(883)に勘録された縁起と財産目録の巻物。実恵による創建の経緯や講堂の如意輪観音像の記載など、平安初期の寺院像を年紀つきで示す。国宝指定は昭和28年。
大阪府藤井寺市の道明寺天満宮に伝わる国宝。銀めっきの銅製金具十五個を着けた平安時代の革帯で、騎馬の狩人や鴛鴦の文様を浮き彫りにし、中央に半球状の水晶を据える。菅原道真の遺品と伝えられる六点のうちの一つで、唐風の意匠を残す。
大阪府藤井寺市の道明寺天満宮が守る国宝の牙笏。長さ三六・四センチの象牙製で、菅原道真の遺品と伝わる六種のうちの一つ。現存する古代の牙笏はごく少なく、正倉院の御物以外に類例がないとされる稀少な儀礼具である。
大阪・藤田美術館所蔵の国宝「絹本著色両部大経感得図」は、保延2年(1136年)に藤原宗弘が描いた平安時代の傑作。密教の根本経典である大日経と金剛頂経の感得説話を、やまと絵の手法で表現した貴重な絵画です。
大阪・四天王寺に伝わる国宝「四天王寺縁起」。聖徳太子の手印と伝わる平安期の根本本と、建武2年に後醍醐天皇が自ら書写された宸翰本、二巻一件の見どころ・歴史・拝観情報を詳しくご紹介します。
深窓秘抄は藤原公任撰の秀歌百一首を、青や紫の繊維を漉き込んだ大飛雲の料紙に書写した平安時代11世紀の国宝巻子。断簡にされず全長8.3メートルの完本として残る稀少な仮名の名筆で、大阪の藤田美術館が所蔵する。