平安

Heian

平安時代(794 – 1185)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。

3,530 件 平安時代 794 – 1185
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古今和歌集(彩牋)(元永本)
東京都 平安
古今和歌集(彩牋)(元永本)

東京国立博物館が所蔵する国宝。仮名序と全二十巻がそろう現存最古の『古今和歌集』写本で、上巻に元永三年(一一二〇)の奥書を持つ。紫や緑に染めた和製唐紙へ雲母で型文様を摺り、金銀の箔を撒いた華麗な彩牋に流麗なかなが書かれる。

古今和歌集序(彩牋三十三枚)
東京都 平安
古今和歌集序(彩牋三十三枚)

東京・虎ノ門の大倉集古館が所蔵する書跡の国宝。紀貫之の古今和歌集仮名序を、色を変えた唐紙三十三枚を継いだ巻子に流麗な草仮名で書写した平安後期の名筆。伝・源俊頼、近年は藤原定実筆とされ、現存する巻子本のうち完本として残る唯一の序である。

十五番歌合(彩牋)
東京都 平安
十五番歌合(彩牋)

十五番歌合(彩牋)は、前田育徳会が所有する平安時代の書跡で、昭和26年に国宝に指定された。藤原公任の撰とされる30名の秀歌を15番に番えた歌合を、装飾料紙に記した、平安時代の古筆で、現在は8首だけが残る。

太刀〈銘安綱(名物童子切安綱)〉
東京都 平安
太刀〈銘安綱(名物童子切安綱)〉

太刀〈銘安綱(名物童子切安綱)〉は、東京国立博物館が所蔵する平安時代の刀工安綱の太刀で、昭和26年に国宝に指定された。天下五剣の一つとされ、酒呑童子の伝説と結びついた童子切の名で知られる。

北山抄
東京都 平安
北山抄

平安中期の公卿・藤原公任が編んだ私撰の儀式書。宮中の年中行事や太政官の政務、国司の職掌などを記す。前田育徳会本は鎌倉時代までに書写された巻子本十二巻で、藤原伊房筆と伝わる国宝。研究図書施設にあり常時公開はされていない。

法華経〈(開結共)〉
東京都 平安
法華経〈(開結共)〉

浅草寺がもつ唯一の国宝、平安時代十一世紀の装飾経「浅草寺経」。法華経八巻に開経・結経を加えた全十巻が、金小切箔を撒いた料紙や蝶鳥螺鈿の軸首、四種糸の組紐とともに完存し、東京国立博物館に寄託されている。

法華経〈序品/法師功徳品〉(久能寺経)
東京都 平安
法華経〈序品/法師功徳品〉(久能寺経)

五島美術館が伝える久能寺経の二巻。法華経を三十人が一巻ずつ書写した結縁一品経で、永治元年頃、鳥羽法皇と待賢門院周辺の制作と伝わる。金銀を全面に散らし蓮池を描く、現存最古級の装飾法華経。昭和27年指定の重要文化財。

法華経〈法師品、安楽行品/無量義経(久能寺経)〉
東京都 平安
法華経〈法師品、安楽行品/無量義経(久能寺経)〉

東京国立博物館が蔵する久能寺経の三巻。平安時代に待賢門院を中心とする貴族が結縁した装飾経で、無量義経・法師品・安楽行品を金銀の切箔や砂子で飾る。鉄舟寺の十九巻は国宝だが、この三巻は重要文化財として一二世紀の写経の華を今に残す。

法華経方便品〈(竹生島経)〉
東京都 平安
法華経方便品〈(竹生島経)〉

琵琶湖の竹生島に伝来した平安時代の装飾経。白い料紙に金銀泥で蝶・鳥・草花・霊芝雲の下絵を大らかに描き、端正な和様で法華経方便品を写す。巻末に松花堂昭乗の鑑定書を伴い、現存二巻のうちの国宝一巻。東京国立博物館蔵。

北〓居簡墨蹟〈登承天万仏閣偈/己丑仲冬幾望〉
東京都 南宋
北〓居簡墨蹟〈登承天万仏閣偈/己丑仲冬幾望〉

東京国立博物館が蔵する南宋の禅僧・北磵居簡の墨蹟一幅。紹定2年(1229)、蘇州承天寺の万仏閣に登った折の偈頌で、痩硬の筆致が際立つ。記録上もっとも早く茶掛けに用いられた墨蹟とされる。昭和31年指定の重要文化財。

法性寺殿御集
東京都 平安
法性寺殿御集

平安末期に摂関を務めた藤原忠通の漢詩文を集めた古写本。奥書は寿永2年(1183年)、平家都落ちの直前にあたる。没後十九年という早い書写で、忠通の漢詩文を知る中心的な資料とされ、昭和10年に重要文化財に指定された。前田育徳会蔵。

礼記子本疏義巻第五十九
東京都 唐
礼記子本疏義巻第五十九

東京都新宿区・早稲田大学図書館が所蔵する国宝「礼記子本疏義 巻第五十九」。中国南北朝期に編まれた全百巻の注釈書のうち、世界で唯一現存する一巻です。唐時代の写本で、奈良時代には日本へ渡り、巻末には光明皇后の蔵書印と伝わる「内家私印」が捺されています。その来歴と学術的価値、訪れ方をご紹介します。

類聚国史〈巻第百六十五、第百七十一/第百七十七、第百七十九〉
東京都 平安
類聚国史〈巻第百六十五、第百七十一/第百七十七、第百七十九〉

東京・尊経閣文庫に伝わる国宝『類聚国史』四巻は、寛平4年(892年)に菅原道真が宇多天皇の勅命で編んだ205巻の大歴史百科のうち、平安末期に書写された貴重な古写本。祥瑞・地震・仏教法会の記録を収め、失われた『日本後紀』復原と弘仁地震研究に不可欠な第一級史料です。

紙本墨画六祖挟担図「直翁」の印がある
東京都 南宋
紙本墨画六祖挟担図「直翁」の印がある

東京都世田谷区の五島美術館が所蔵する国宝「紙本墨画六祖挟担図」は、中国・南宋時代(13世紀)に描かれた禅画の名品です。画面左下の「直翁」の印で知られるこの一幅は、禅宗第六祖・慧能が『金剛経』の読誦に聴き入る瞬間を、淡墨の中に濃墨を点じる罔両画様式で描き出しています。偃谿黄聞の賛が制作時期を示す貴重な作例で、1952年に国宝指定されました。拝観情報と見どころを詳しく紹介します。

紙本墨画漁村夕照図〈伝牧谿筆〉
東京都 南宋
紙本墨画漁村夕照図〈伝牧谿筆〉

東京・南青山の根津美術館が所蔵する国宝「紙本墨画漁村夕照図〈伝牧谿筆〉」は、13世紀の南宋時代に描かれたとされる水墨画の最高峰。瀟湘八景図の一図で、足利義満の鑑蔵印「道有」を捺す東山御物。夕陽の三条の光と湿潤な大気を墨だけで描き出した、数年に一度しか公開されない幻の名品です。

牛皮華鬘
東京都 平安
牛皮華鬘

奈良国立博物館に伝わる国宝《牛皮華鬘》は、京都・東寺旧蔵の平安時代11世紀の仏具。牛皮を透彫し、表裏に彩色と截金を施した団扇形の荘厳具で、迦陵頻伽や宝相華唐草をあらわします。ほぼ原形を留める13枚が一括で伝わり、団扇形の革製華鬘としては日本最古の遺例です。

徳島県観音寺・敷地遺跡出土品
徳島県 飛鳥~平安
徳島県観音寺・敷地遺跡出土品

徳島県観音寺・敷地遺跡出土品は、阿波国府の推定地に隣接する遺跡から出土した飛鳥時代から平安時代の木簡や土器などの一括資料で、平成27年(2015年)に重要文化財となった。7世紀の論語木簡などで知られる。

三鈷柄剣
栃木県 平安
三鈷柄剣

栃木県日光市の日光二荒山神社が伝える重要文化財「三鈷柄剣」。密教の三鈷杵をかたどった金銅製の柄に平安時代の古剣を組み合わせた、神仏習合の祈りを今に伝える稀有な宝物です。剣身と柄が当初の姿を留める数少ない遺品で、奥日光・中宮祠の宝物館で時折公開されています。

大谷磨崖仏
栃木県 平安~鎌倉
大谷磨崖仏

栃木県宇都宮市の大谷寺に伝わる「大谷磨崖仏」は、自然の岩窟の壁面に4組10体の仏像が彫り出された、日本を代表する磨崖仏です。本尊の千手観音をはじめ、釈迦・薬師・阿弥陀の三尊像が並び、特別史跡と重要文化財の二重指定を日本で初めて受けた極めて貴重な文化財として知られています。

當麻寺西塔
奈良県 平安前期
當麻寺西塔

奈良県葛城市の當麻寺に建つ平安時代前期の三重塔で、昭和27年(1952年)に国宝に指定。高さは24.1メートル、相輪の宝輪は8つ。平成29年(2017年)の修理で、心柱の頂から7世紀後半の金・銀・金銅の舎利容器が見つかった。