平安

Heian

平安時代(794 – 1185)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。

3,529 平安時代 794 – 1185
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一字蓮台法華経〈開結共(巻第六欠)〉
福島県 平安
一字蓮台法華経〈開結共(巻第六欠)〉

経文の一字ずつを彩色した蓮台に乗せて写し、一字を一仏と見立てた平安時代後期の装飾経。法華三部経をおさめ、もと十巻のうち九巻が会津美里町の龍興寺に伝わる、福島県内三件の国宝の一つである。拝観は事前予約制。

一乗寺三重塔
兵庫県 平安後期
一乗寺三重塔

承安元年(1171年)建立の国宝・一乗寺三重塔は、日本屈指の古塔として知られる平安時代後期の和様建築です。兵庫県加西市の法華山に佇む西国三十三所第二十六番札所の見どころを紹介します。

鶴林寺太子堂
兵庫県 平安後期
鶴林寺太子堂

兵庫県加古川市の鶴林寺太子堂は、天永3年(1112)に建てられた兵庫県下最古の建築で、国宝に指定されています。檜皮葺きの優美な宝形造の屋根、洗練された内部構成、そして赤外線で発見された平安の壁画など、千年の時を超えて伝わる日本建築の美を今に伝えています。

羽黒山御手洗池出土銅鏡
兵庫県 (平安~室町)
羽黒山御手洗池出土銅鏡

出羽三山・羽黒山の霊池に奉納された平安期の和鏡140面。兵庫県西宮の黒川古文化研究所に伝わる重要文化財から、古代の水霊信仰と王朝美の世界を巡ります。

沃懸地螺鈿金銅装神輿
和歌山県 平安
沃懸地螺鈿金銅装神輿

和歌山県紀の川市の鞆淵八幡神社が伝える国宝。安貞2年に石清水八幡宮から奉送された平安後期の神輿で、沃懸地に螺鈿、宝相華文の金銅透彫金具で飾る。来歴の確かな現存最古級の作で、誉田八幡宮の神輿と双璧をなす。

金銀字一切経〈(中尊寺経)〉
和歌山県 平安
金銀字一切経〈(中尊寺経)〉

和歌山県の高野山金剛峯寺に伝わる国宝。奥州藤原氏初代・藤原清衡が発願し、紺紙に金字と銀字を一行おきに書写した一切経4296巻が現存する。見返絵や宝相華唐草文の表紙が彩る、平泉文化の豪華さを今に残す写経群である。

絹本著色阿弥陀聖衆来迎図
和歌山県 平安
絹本著色阿弥陀聖衆来迎図

和歌山県・高野山霊宝館に伝わる国宝《絹本著色阿弥陀聖衆来迎図》。平安時代後期に制作された三幅一対の大画面に、阿弥陀如来と三十余尊の聖衆が極楽浄土から来迎する瞬間を描いた、来迎図の最高傑作。

絹本著色五大力菩薩像
和歌山県 平安
絹本著色五大力菩薩像

高野山に伝わる五大力菩薩像は、鎮護国家を祈る仁王会の本尊として描かれた現存最古の遺例。平安中期の作とされ、もとは五幅だが明治21年の火災で二幅を失い、忿怒形の金剛吼・竜王吼・無畏十力吼の三幅が国宝として残る。

絹本著色勤操僧正像
和歌山県 平安
絹本著色勤操僧正像

和歌山県高野山普門院に伝わる国宝「絹本著色勤操僧正像」は、平安時代12世紀に絹本に描かれた写実的な肖像画です。弘法大師空海を剃髪したと伝わる勤操僧正の温かな人柄を生き生きと伝え、画面上部には空海が師に寄せた讃文も墨書されています。原本は高野山霊宝館で保存され、特別展で公開される稀有の名宝です。

絹本著色善女竜王像〈定智筆〉
和歌山県 平安
絹本著色善女竜王像〈定智筆〉

高野山金剛峯寺が所蔵する国宝の仏画。久安元年(1145)に絵仏師定智が描いた善女竜王像で、裏書に作者と開眼の年代を記す稀少な作。請雨経法ゆかりの雨乞いの竜王を、中国官服をまとう端正な男神に表す。高野山霊宝館で随時公開される。

絹本著色伝船中湧現観音像
和歌山県 平安
絹本著色伝船中湧現観音像

高野山竜光院が伝える国宝の仏画。空海が入唐の途次、海上に湧き現れて嵐を鎮めたと伝わる観音を描く。平安後期を代表する名品で、全身を金色とし、衣には截金による精緻な文様を施して、雲上に浮かび立つ姿に美しく表している。

絹本著色仏涅槃図
和歌山県 平安
絹本著色仏涅槃図

和歌山県の高野山金剛峯寺が所蔵する国宝「絹本著色仏涅槃図」は、応徳三年(1086年)の墨書銘を持ち、制作年代が確実に特定できる現存最古の涅槃図です。釈尊が沙羅双樹の下で大いなる涅槃に入る情景を、平安貴族文化の粋を尽くした優雅な人物表現と気品ある彩色で描いた、日本仏画の最高傑作のひとつ。高野山霊宝館に保管され、特別展などの折に公開されます。

絹本著色不動明王二童子像〈(赤不動)〉
和歌山県 平安
絹本著色不動明王二童子像〈(赤不動)〉

高野山で最も古い明王院に伝わる本尊、通称「赤不動」。京都青蓮院・三井寺とともに日本三不動に数えられる。円珍が感得したとの伝承を負い、後醍醐天皇が吉野へ携えたとも伝わる。年に一度の赤不動大祭に開帳される重要文化財である。

絹本著色弥勒菩薩像
和歌山県 平安
絹本著色弥勒菩薩像

高野山の麓、女人高野とも呼ばれる慈尊院に伝わる平安時代後期の弥勒菩薩独尊画像。光背に兜率天四十九院を表す四十九の化仏を配し、截金で繊細に荘厳される。平安にさかのぼる唯一の弥勒独尊画として知られる重要文化財である。

続宝簡集
和歌山県 平安~桃山
続宝簡集

和歌山・金剛峯寺が守る国宝「続宝簡集」。77巻6冊・約831通の古文書には、後白河天皇ら歴代の綸旨から農民が片仮名で書いた訴状まで、中世日本の生の声が並ぶ。江戸期に編まれ高野山霊宝館で公開される第一級史料。

大毘盧遮那成仏経
和歌山県 奈良~平安
大毘盧遮那成仏経

高野山大学を擁する高野山学園が蔵する、密教三部経の古写経三巻。大日経・金剛頂経・蘇悉地経からなり、奈良から平安にさかのぼる。行間には朱や白の珍しい訓点が加えられ、日本語の歴史を裏づける国語史資料としても貴重な重要文化財である。

大毘盧遮那経巻第一
和歌山県 平安
大毘盧遮那経巻第一

高野山の別格本山・竜光院に伝わる重要文化財。真言密教の根本経典『大日経』を平安後期の康平元年に書写した貴重な一巻で、空海の伝えた教えの核心に近く、一字ずつ写経することに込められた信仰のかたちを今に伝える。

太刀〈銘安綱〉
和歌山県 平安
太刀〈銘安綱〉

和歌山市の紀州東照宮が蔵する太刀〈銘安綱〉。平安時代の伯耆で活動した最古級の刀工安綱の在銘作で、反りをもつ日本刀の姿が定まる時期を伝える。徳川頼宣が家康五十回忌の寛文五年、和歌祭に奉納したと伝わる重要文化財で、葵紋を散らす糸巻太刀拵を伴う。

註仁王般若経〈巻第一〉
和歌山県 平安
註仁王般若経〈巻第一〉

高野山の子院・龍光院に伝わる平安時代の註仁王般若経〈巻第一〉。鎮護国家を祈る仁王経に注を付した巻子本で、昭和5年に重要文化財へ指定された。山上の学侶の寺が今に守り伝える書跡典籍の貴重な名品を紹介する。

銅五鈷鈴
和歌山県
銅五鈷鈴

高野山の学問寺・正智院に伝わる銅五鈷鈴。中国・唐時代の作で、昭和3年に重要文化財へ指定された舶載の密教法具である。修法で金剛杵と対に用いる鈴の古例として貴重な一口を、密教における役割とともに紹介する。