平安

Heian

平安時代(794 – 1185)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。

3,530 平安時代 794 – 1185
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大毘盧遮那成仏経
和歌山県 奈良~平安
大毘盧遮那成仏経

高野山大学を擁する高野山学園が蔵する、密教三部経の古写経三巻。大日経・金剛頂経・蘇悉地経からなり、奈良から平安にさかのぼる。行間には朱や白の珍しい訓点が加えられ、日本語の歴史を裏づける国語史資料としても貴重な重要文化財である。

大毘盧遮那経巻第一
和歌山県 平安
大毘盧遮那経巻第一

高野山の別格本山・竜光院に伝わる重要文化財。真言密教の根本経典『大日経』を平安後期の康平元年に書写した貴重な一巻で、空海の伝えた教えの核心に近く、一字ずつ写経することに込められた信仰のかたちを今に伝える。

太刀〈銘安綱〉
和歌山県 平安
太刀〈銘安綱〉

和歌山市の紀州東照宮が蔵する太刀〈銘安綱〉。平安時代の伯耆で活動した最古級の刀工安綱の在銘作で、反りをもつ日本刀の姿が定まる時期を伝える。徳川頼宣が家康五十回忌の寛文五年、和歌祭に奉納したと伝わる重要文化財で、葵紋を散らす糸巻太刀拵を伴う。

註仁王般若経〈巻第一〉
和歌山県 平安
註仁王般若経〈巻第一〉

高野山の子院・龍光院に伝わる平安時代の註仁王般若経〈巻第一〉。鎮護国家を祈る仁王経に注を付した巻子本で、昭和5年に重要文化財へ指定された。山上の学侶の寺が今に守り伝える書跡典籍の貴重な名品を紹介する。

銅五鈷鈴
和歌山県
銅五鈷鈴

高野山の学問寺・正智院に伝わる銅五鈷鈴。中国・唐時代の作で、昭和3年に重要文化財へ指定された舶載の密教法具である。修法で金剛杵と対に用いる鈴の古例として貴重な一口を、密教における役割とともに紹介する。

日本法華験記〈上〉
和歌山県 平安
日本法華験記〈上〉

和歌山県・高野山の宝寿院が所蔵する『日本法華験記』上巻。比叡山の僧・鎮源が長久年間に編んだ法華経信仰の説話集で、本巻は仁平三年(一一五三)に書写された古写本。重要文化財に指定され、高野山霊宝館に保管されている。

飛行三鈷杵〈(伝弘法大師所持)〉
和歌山県 平安
飛行三鈷杵〈(伝弘法大師所持)〉

唐の港から空海が投げ、遠く海を越えて高野山の松に掛かっていたと伝わる密教法具、飛行三鈷杵。白河上皇が持ち去り再び山へ戻ったという来歴をたどり、開創伝説の核心にある平安時代の重要文化財と、三鈷の松の今を訪ねる。

文館詞林残巻
和歌山県 唐~平安
文館詞林残巻

中国唐代に高宗の勅で編まれた詩文集『文館詞林』は、漢から唐初までの詩文を集めもと千巻に及んだが、本国では宋代までに失われた。高野山正智院が蔵する残巻十二巻は弘仁14年(823年)の書写を含む貴重な佚存書で、昭和28年に国宝へ指定された。

文館詞林残巻
和歌山県 唐~平安
文館詞林残巻

唐の高宗の命で編まれた全1000巻の勅撰詩文集のうち、漢から唐初までの詩文を収め、本国の中国では宋代までに失われて日本にのみ残った一巻。高野山宝寿院が所蔵し、昭和28年に国宝指定。霊宝館でまれに公開される。

文鏡秘府論
和歌山県 平安
文鏡秘府論

唐の都・長安に学んだ空海が、六朝から唐にかけての詩文理論を編んだ『文鏡秘府論』。高野山三宝院に残る平安時代の古写本は、中国本国では散逸した唐代の詩論を今に残す貴重な伝本で、昭和34年に重要文化財に指定された。

宝簡集
和歌山県 平安~桃山
宝簡集

和歌山県の金剛峯寺が所蔵する国宝。高野山に伝わる古文書から江戸時代に選ばれた54巻約692通で、源義経の自筆書状や北条義時の請文を含む。天皇の綸旨から農民の訴状まで、中世社会の各層を映す第一級の史料群。

木造阿弥陀如来坐像〈(所在大会堂)〉
和歌山県 平安
木造阿弥陀如来坐像〈(所在大会堂)〉

和歌山県高野町の高野山に伝来する重要文化財「木造阿弥陀如来坐像」。安元元年(1175年)、鳥羽上皇の皇女・頌子内親王(五辻斎院)が父帝の菩提を弔うため発願した壇上伽藍の大会堂、その本尊として祀られてきた由緒ある一躯です。現在は高野山霊宝館に保管され、特別展などで公開される機会があります。皇女の祈りと浄土信仰、密教の聖地が交わる場所で、八世紀近くもの祈りを受けつづけてきた静謐なる阿弥陀仏の魅力を、歴史的背景とともにご紹介いたします。

木造熊野速玉大神坐像/木造夫須美大神坐像/木造家津御子大神坐像/木造国常立命坐像
和歌山県 平安
木造熊野速玉大神坐像/木造夫須美大神坐像/木造家津御子大神坐像/木造国常立命坐像

和歌山県新宮市の熊野速玉大社に伝わる平安時代前期の四柱の神像。木造熊野速玉大神坐像、木造夫須美大神坐像、木造家津御子大神坐像、木造国常立命坐像の四躯はいずれも檜の一木造で、2005年に一括して国宝に指定されました。熊野信仰の精神世界を体現する日本神像彫刻の至宝をご紹介します。

木造諸尊仏龕
和歌山県
木造諸尊仏龕

高野山金剛峯寺に伝わる国宝、木造諸尊仏龕。高さ約23センチの白檀を三つに分けて蝶番でつなぎ、釈迦如来を中心に二十五体を刻んだ唐代中国の仏龕で、弘法大師空海の請来と伝わる枕本尊。閉じれば携帯でき、高野山霊宝館で公開される。

木造大日如来坐像(西塔安置)
和歌山県 平安
木造大日如来坐像(西塔安置)

高野山西塔の元本尊と伝わる平安初期の金剛界大日如来坐像。檜の一木造で、たびたび火災に見舞われた山内に残る数少ない古像として貴重である。現在は霊宝館に収蔵され、西塔の堂内には模刻像が安置されている。

木造大日如来坐像
和歌山県 平安
木造大日如来坐像

像内背面に康平五年(1062)の墨書銘を残す金剛界大日如来坐像。檜の一木造で、浅い彫り口と安定した量感に十一世紀半ばの紀伊の地方造像の特色を示す。旧正善寺の本尊で、現在は有田市が保管する。

木造大日如来坐像
和歌山県 平安
木造大日如来坐像

高野山の壇上伽藍に近い宿坊・釈迦文院に伝わる木造大日如来坐像。文化庁は平安時代の作と記す。明治41年に指定され、山内の大日如来像のなかで最も早い。古社寺保存法下の旧国宝から重要文化財へと引き継がれた、保護の古い一例である。

木造兜跋毘沙門天立像
和歌山県 平安
木造兜跋毘沙門天立像

高野山竜光院に伝わる平安時代の兜跋毘沙門天立像。地天女の掌の上に立ち二鬼を従える西域風の甲冑像で、都を護った東寺の像を原型とする。国宝の紫紙金字金光明最勝王経を蔵す寺の重要文化財で、高野山霊宝館で公開される。

木造兜跋毘沙門天立像
和歌山県 平安
木造兜跋毘沙門天立像

高野山親王院に伝わる平安時代の兜跋毘沙門天立像。地天女の掌の上に立つ西域風の守護神で、開基は天竺を目指して旅立ち、その途上で客死したと伝わる真如親王。明治四十一年指定の重要文化財で、高野山霊宝館で公開される。

木造如意輪観音坐像
和歌山県 平安
木造如意輪観音坐像

高野山の塔頭・如意輪寺が伝える平安時代の如意輪観音坐像。片膝を立てる輪王坐の姿勢をとり、頬に手を添えて思索するさまを、如意宝珠と輪宝を執る六臂にあらわす。現在は霊宝館が保管し、企画展で随時公開される。