平安

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平安時代(794 – 1185)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。

3,529 平安時代 794 – 1185
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日本法華験記〈上〉
和歌山県 平安
日本法華験記〈上〉

和歌山県・高野山の宝寿院が所蔵する『日本法華験記』上巻。比叡山の僧・鎮源が長久年間に編んだ法華経信仰の説話集で、本巻は仁平三年(一一五三)に書写された古写本。重要文化財に指定され、高野山霊宝館に保管されている。

飛行三鈷杵〈(伝弘法大師所持)〉
和歌山県 平安
飛行三鈷杵〈(伝弘法大師所持)〉

唐の港から空海が投げ、遠く海を越えて高野山の松に掛かっていたと伝わる密教法具、飛行三鈷杵。白河上皇が持ち去り再び山へ戻ったという来歴をたどり、開創伝説の核心にある平安時代の重要文化財と、三鈷の松の今を訪ねる。

文館詞林残巻
和歌山県 唐~平安
文館詞林残巻

中国唐代に高宗の勅で編まれた詩文集『文館詞林』は、漢から唐初までの詩文を集めもと千巻に及んだが、本国では宋代までに失われた。高野山正智院が蔵する残巻十二巻は弘仁14年(823年)の書写を含む貴重な佚存書で、昭和28年に国宝へ指定された。

文館詞林残巻
和歌山県 唐~平安
文館詞林残巻

唐の高宗の命で編まれた全1000巻の勅撰詩文集のうち、漢から唐初までの詩文を収め、本国の中国では宋代までに失われて日本にのみ残った一巻。高野山宝寿院が所蔵し、昭和28年に国宝指定。霊宝館でまれに公開される。

文鏡秘府論
和歌山県 平安
文鏡秘府論

唐の都・長安に学んだ空海が、六朝から唐にかけての詩文理論を編んだ『文鏡秘府論』。高野山三宝院に残る平安時代の古写本は、中国本国では散逸した唐代の詩論を今に残す貴重な伝本で、昭和34年に重要文化財に指定された。

宝簡集
和歌山県 平安~桃山
宝簡集

和歌山県の金剛峯寺が所蔵する国宝。高野山に伝わる古文書から江戸時代に選ばれた54巻約692通で、源義経の自筆書状や北条義時の請文を含む。天皇の綸旨から農民の訴状まで、中世社会の各層を映す第一級の史料群。

木造阿弥陀如来坐像〈(所在大会堂)〉
和歌山県 平安
木造阿弥陀如来坐像〈(所在大会堂)〉

和歌山県高野町の高野山に伝来する重要文化財「木造阿弥陀如来坐像」。安元元年(1175年)、鳥羽上皇の皇女・頌子内親王(五辻斎院)が父帝の菩提を弔うため発願した壇上伽藍の大会堂、その本尊として祀られてきた由緒ある一躯です。現在は高野山霊宝館に保管され、特別展などで公開される機会があります。皇女の祈りと浄土信仰、密教の聖地が交わる場所で、八世紀近くもの祈りを受けつづけてきた静謐なる阿弥陀仏の魅力を、歴史的背景とともにご紹介いたします。

木造熊野速玉大神坐像/木造夫須美大神坐像/木造家津御子大神坐像/木造国常立命坐像
和歌山県 平安
木造熊野速玉大神坐像/木造夫須美大神坐像/木造家津御子大神坐像/木造国常立命坐像

和歌山県新宮市の熊野速玉大社に伝わる平安時代前期の四柱の神像。木造熊野速玉大神坐像、木造夫須美大神坐像、木造家津御子大神坐像、木造国常立命坐像の四躯はいずれも檜の一木造で、2005年に一括して国宝に指定されました。熊野信仰の精神世界を体現する日本神像彫刻の至宝をご紹介します。

木造諸尊仏龕
和歌山県
木造諸尊仏龕

高野山金剛峯寺に伝わる国宝、木造諸尊仏龕。高さ約23センチの白檀を三つに分けて蝶番でつなぎ、釈迦如来を中心に二十五体を刻んだ唐代中国の仏龕で、弘法大師空海の請来と伝わる枕本尊。閉じれば携帯でき、高野山霊宝館で公開される。

木造大日如来坐像(西塔安置)
和歌山県 平安
木造大日如来坐像(西塔安置)

高野山西塔の元本尊と伝わる平安初期の金剛界大日如来坐像。檜の一木造で、たびたび火災に見舞われた山内に残る数少ない古像として貴重である。現在は霊宝館に収蔵され、西塔の堂内には模刻像が安置されている。

木造大日如来坐像
和歌山県 平安
木造大日如来坐像

像内背面に康平五年(1062)の墨書銘を残す金剛界大日如来坐像。檜の一木造で、浅い彫り口と安定した量感に十一世紀半ばの紀伊の地方造像の特色を示す。旧正善寺の本尊で、現在は有田市が保管する。

木造大日如来坐像
和歌山県 平安
木造大日如来坐像

高野山の壇上伽藍に近い宿坊・釈迦文院に伝わる木造大日如来坐像。文化庁は平安時代の作と記す。明治41年に指定され、山内の大日如来像のなかで最も早い。古社寺保存法下の旧国宝から重要文化財へと引き継がれた、保護の古い一例である。

木造兜跋毘沙門天立像
和歌山県 平安
木造兜跋毘沙門天立像

高野山竜光院に伝わる平安時代の兜跋毘沙門天立像。地天女の掌の上に立ち二鬼を従える西域風の甲冑像で、都を護った東寺の像を原型とする。国宝の紫紙金字金光明最勝王経を蔵す寺の重要文化財で、高野山霊宝館で公開される。

木造兜跋毘沙門天立像
和歌山県 平安
木造兜跋毘沙門天立像

高野山親王院に伝わる平安時代の兜跋毘沙門天立像。地天女の掌の上に立つ西域風の守護神で、開基は天竺を目指して旅立ち、その途上で客死したと伝わる真如親王。明治四十一年指定の重要文化財で、高野山霊宝館で公開される。

木造如意輪観音坐像
和歌山県 平安
木造如意輪観音坐像

高野山の塔頭・如意輪寺が伝える平安時代の如意輪観音坐像。片膝を立てる輪王坐の姿勢をとり、頬に手を添えて思索するさまを、如意宝珠と輪宝を執る六臂にあらわす。現在は霊宝館が保管し、企画展で随時公開される。

木造毘沙門天立像
和歌山県 平安
木造毘沙門天立像

和歌山県最古の寺・道成寺に伝わる二躯の毘沙門天立像。平安時代前期・九世紀の木造彩色の像で、明治三十二年に重要文化財に指定された。大きい像は東京国立博物館に寄託され、小さい像は宝仏殿で間近に拝観できる。

木造不動明王立像
和歌山県 平安
木造不動明王立像

高野山金剛三昧院が所蔵する木造不動明王立像は、「帆不動」の通称で知られる平安時代後期の彫刻。尼将軍・北条政子が源頼朝の菩提を弔って開いた寺に伝わり、明治41年に重要文化財へ指定された古像で、国宝の多宝塔をもつ鎌倉ゆかりの寺に今も残る。

木造菩薩立像(伝日光・月光菩薩)
和歌山県 平安
木造菩薩立像(伝日光・月光菩薩)

和歌山県最古の寺、道成寺。四十四本の手をもつ国宝・千手観音の脇侍として立つ二菩薩立像も国宝です。九世紀の一木造で像高は約二・五メートル、当初の金箔を多く残します。日光・月光と伝わる名の謎を、宝仏殿で間近に確かめられます。

木造弥勒仏坐像〈(廟所安置)〉
和歌山県 平安
木造弥勒仏坐像〈(廟所安置)〉

高野山の麓、弘法大師空海の母の廟所である弥勒堂に安置される国宝・木造弥勒仏坐像。裳先の墨書銘は寛平四年(八九二)を記し、年紀をもつ平安前期彫刻の基準作とされる。二十一年に一度しか開扉されない秘仏で、堂は世界遺産でもある。

又続宝簡集
和歌山県 平安~桃山
又続宝簡集

和歌山県の高野山に伝わる古文書を江戸時代に編んだ宝簡集三集のうち、最も大きい167巻9冊の集成。後白河天皇以下の綸旨や太政官符、源義経・西行の書状、阿氐河荘の片仮名の百姓訴状まで、中世社会の幅広い声を収める国宝。