平安

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平安時代(794 – 1185)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。

3,530 平安時代 794 – 1185
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金地螺鈿毛抜形太刀
奈良県 平安
金地螺鈿毛抜形太刀

春日大社が所蔵する国宝「金地螺鈿毛抜形太刀」は、平安時代12世紀に制作された豪華絢爛な装飾太刀です。金具の多くに純金が用いられ「黄金の太刀」と称され、金沃懸地の鞘には竹林で雀を追う猫の姿が螺鈿で生き生きと表現されています。現存する毛抜形太刀の最古の作として、1951年に国宝に指定されました。

絹本著色阿弥陀三尊及童子像
奈良県 平安
絹本著色阿弥陀三尊及童子像

奈良・法華寺に伝わる国宝「絹本著色阿弥陀三尊及童子像」は、平安時代末〜鎌倉時代初期に制作された三幅一対の大型仏画。静的な阿弥陀如来と、金泥・截金で彩られ雲上を舞い降りる観音・勢至菩薩、幡を掲げる童子との鮮やかな対比が見どころで、日本絵画史上屈指の名作とされます。毎年秋、正倉院展の時期に慈光殿で特別公開されます。

絹本著色星曼荼羅図
奈良県 平安
絹本著色星曼荼羅図

奈良・法隆寺に伝わる重要文化財「絹本著色星曼荼羅図」は、平安時代に絹本に描かれた円形四重院の星曼荼羅です。中央に釈迦金輪を配し、周囲を北斗七星・九曜・十二宮・二十八宿が同心円状に取り巻く宇宙地図のような仏画。インド・中国・ギリシャ起源の天体観が一幅に結晶した、密教北斗法の本尊画像をご紹介します。

四騎獅子狩文錦
奈良県
四騎獅子狩文錦

中国・唐代に織られながらササン朝ペルシア風の意匠をもつ法隆寺の国宝錦。径45センチほどの連珠円文のなかで、翼をもつ馬にまたがる四騎が振り返って獅子を射る。馬の尻に潜む「山」「吉」の二字が、製作地が中国であることを明かす。

宋刊本欧陽文忠公集(金沢文庫本)
奈良県 南宋
宋刊本欧陽文忠公集(金沢文庫本)

南宋の周必大が編んだ欧陽脩の文集を版行した宋刊本の国宝。鎌倉の金沢文庫に伝来し、ほぼ完本の39冊が天理図書館に残る。後世の定本となった南宋版の校訂の精度と、海を渡った一書のたどった数奇な来歴を見つめる。

宋版劉夢得文集
奈良県 南宋
宋版劉夢得文集

奈良・天理大学附属天理図書館が所蔵する国宝「宋版劉夢得文集」。唐の詩人・劉禹錫(字は夢得)の詩文を収めたこの宋代刊本は、栄西禅師が宋から請来し、建仁寺に伝わり、足利義満も鑑賞したと伝えられる稀覯書。中国と日本の文化交流の結晶ともいえる逸品をご紹介します。

当麻曼荼羅厨子
奈良県 平安
当麻曼荼羅厨子

奈良県葛城市・當麻寺の本堂内陣に立つ国宝「當麻曼荼羅厨子」。高さ約5メートル、扁平な六角形をなすこの厨子は、約4メートル四方の當麻曼荼羅を奉安するために奈良時代末から平安時代初期に造立された、日本でも他に類を見ない大型工芸品です。鎌倉時代に源頼朝の遺願による須弥壇と、2,000名余の結縁者の名を載せる蒔絵扉が加えられ、千年以上にわたる浄土信仰の積層を一身に体現しています。

日本感霊録抄
奈良県 平安
日本感霊録抄

奈良県吉野町の阪本龍門文庫が所蔵する重要文化財「日本感霊録抄」。元興寺の僧義昭が編んだ平安初期仏教説話集の散逸を免れた唯一の伝本で、久安3年(1147)の書写本。日本霊異記の系譜を継ぐ霊験譚の世界をたどる旅へ。

播磨国風土記
奈良県 平安
播磨国風土記

奈良県天理市の天理大学附属天理図書館が所蔵する国宝『播磨国風土記』は、奈良時代初期に編纂された播磨国の地誌の、現存唯一の古写本です。平安時代末期に書写された三条西家本は、千三百年前の地名由来、神話、日本最古の日本酒の記述までも伝える、古代日本の声そのものといえる一巻です。

本宮御料古神宝類
奈良県 平安
本宮御料古神宝類

奈良・春日大社に伝わる国宝「本宮御料古神宝類」は、御本殿に安置されていた292点の宝物群。平安時代の華やかな蒔絵箏、螺鈿の太刀、黒漆平文の鏡台など、王朝工芸の粋を尽くした逸品が一括で国宝に指定されています。千年にわたり神域で守られてきた、日本美術史上屈指の至宝コレクションを、春日大社国宝殿で鑑賞してみませんか。

木造四天王立像〈(所在東金堂)〉
奈良県 平安
木造四天王立像〈(所在東金堂)〉

奈良・興福寺東金堂の須弥壇四方を守る平安時代の国宝四天王立像。一本の桧材から邪鬼や台座まで彫り出した量感あふれる重厚な姿と、よく残る当初彩色の見どころをご紹介します。

木造釈迦如来及両脇侍坐像(上堂安置)
奈良県 平安
木造釈迦如来及両脇侍坐像(上堂安置)

法隆寺の西院伽藍の最奥、大講堂の裏手に建つ「上御堂(かみのみどう)」に祀られる国宝・木造釈迦如来及両脇侍坐像をご紹介します。平安時代10世紀前半に造立された釈迦三尊像で、サクラ材の一木造りという稀有な技法による堂々たる坐像です。毎年11月1日から3日までのわずか3日間のみ特別開扉される秘仏で、千年以上にわたり大切に守られてきた仏教彫刻の名品です。

木造釈迦如来坐像
奈良県 平安
木造釈迦如来坐像

奈良県宇陀市の女人高野・室生寺に伝わる国宝・木造釈迦如来坐像は、平安時代前期9世紀の作。像高106.3cmのカヤ材一木造で、全身を覆う翻波式衣文と穏やかな微笑が特徴です。長く弥勒堂に客仏として祀られた後、2020年からは寳物殿で間近に拝観できます。本記事では作品の魅力、国宝指定の理由、アクセス、周辺の見どころまで詳しくご紹介します。

木造聖徳太子〈山背王、殖栗王/卒末呂王恵慈法師〉坐像(聖霊院安置)
奈良県 平安
木造聖徳太子〈山背王、殖栗王/卒末呂王恵慈法師〉坐像(聖霊院安置)

奈良・法隆寺の聖霊院に安置される国宝「木造聖徳太子〈山背王、殖栗王/卒末呂王恵慈法師〉坐像」。平安時代後期、太子の五百回忌を前に造られた五躯の像は、聖徳太子を中心にその長子・兄弟皇子、そして師である高句麗僧・恵慈法師を配した他に類を見ない構成を誇ります。年に一度、お逮夜とお会式の期間のみ厨子が開かれ、千年の祈りの時空に参拝者を誘います。

木造弥勒仏坐像
奈良県 平安
木造弥勒仏坐像

奈良・東大寺に伝わる国宝・木造弥勒仏坐像は、9世紀前半の平安時代初期に造られた檀像彫刻の傑作です。像高39センチメートルの小像ながら堂々とした造形から「試みの大仏」と呼ばれ、鎌倉時代には東大寺初代別当・良弁僧正自作の弥勒霊像として尊崇されてきました。東大寺ミュージアムにて公開時に拝観できる、平安前期南都造像を代表する一品をご紹介します。

銅錫杖頭〈(双竜飾)/富山県大日岳発見〉
富山県 平安
銅錫杖頭〈(双竜飾)/富山県大日岳発見〉

明治26年(1893)に河合磯太郎が大日岳山頂で発見した平安時代の銅錫杖頭。双竜と宝瓶を飾る稀少な意匠で、立山連峰の古代修験道の実態を示す重要文化財。平安期の作例は全国に十数点で、立山博物館で常設展示中。

大岩日石寺磨崖仏
富山県 平安~鎌倉
大岩日石寺磨崖仏

富山県上市町、立山修験の道場として千三百年の歴史をもつ日石寺。本尊は本堂を抱く凝灰岩の巨岩に半肉彫りされた五体の磨崖仏で、平安後期の不動明王と二童子像、鎌倉期に追刻された阿弥陀如来坐像と僧形坐像が並ぶ、北陸最大級の磨崖仏。

興道寺廃寺跡
福井県 奈良~平安
興道寺廃寺跡

福井県美浜町の興道寺廃寺跡は、7世紀後半に若狭の有力氏族が建てた古代寺院の跡。継続発掘で金堂・塔・講堂・中門・南門の基壇が見つかり、創建から10世紀の廃絶までの伽藍の変遷が判明した。2018年に国史跡に指定。

多宝千仏石幢
福岡県 平安中期
多宝千仏石幢

福岡県太宰府市の九州国立博物館に常設展示される重要文化財「多宝千仏石幢」は、中国・遼の大康10年(1084)に建立された総高5.5メートル・重量3.5トンの八角石造仏教モニュメント。如来・菩薩・飛天・伽陵頻伽など多彩な尊像と梵字の真言・陀羅尼が彫られ、遼代仏教彫刻の基準作例として国際的にも貴重。1927年に京都へ寄贈され、2005年に九州国立博物館へ移設されました。

鴻臚館跡/附女原瓦窯跡
福岡県 平安
鴻臚館跡/附女原瓦窯跡

福岡・舞鶴公園に眠る鴻臚館跡は、古代に外国の賓客をもてなした客館。越州窯青磁やイスラム陶器、便所跡から出土した木簡が、7~11世紀の対外交流の実態を示す。瓦を供給した女原窯も平成26年に追加指定された。