鎌倉
Kamakura鎌倉時代(1185 – 1333)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
奈良県奈良市の春日大社が所有する鎌倉時代の太刀1口である。三口が連番で並ぶが、重要文化財の日は本件だけが15年早い。昭和16年に重要文化財となり、昭和31年(1956年)に国宝へと指定された1口である。
奈良県奈良市の春日大社が所有する鎌倉時代の太鼓一対である。明治34年の重要文化財から令和2年(2020年)の国宝までは119年が経っており、ここまで扱ってきたなかではこれが最も長い間隔になっている。1
奈良県奈良市の西大寺が所有する鎌倉時代の塔1基である。保管は奈良国立博物館であり、所在と所有とが分かれて記されている。昭和28年(1953年)に重要文化財となり、同じ日に国宝へも指定された1基である。
兵庫県神戸市西区伊川谷町にある鎌倉時代後期の本堂1棟である。愛媛県松山市にも同名の太山寺本堂があり、二件ともが国宝である。大正2年に重要文化財、昭和30年(1955年)に国宝へと指定された1棟である。
坂出市の神谷神社本殿(かんだにじんじゃほんでん)は、化粧棟木の墨書から建保7年(1219年)の建立と分かる三間社流造。現存最古の例として国宝に指定。2022年の落雷で焼けた屋根は2025年に修理を終えた。
奈良市秋篠町の秋篠寺本堂は、もとの講堂の位置に建つ鎌倉時代前期の仏堂。桁行5間・梁間4間の寄棟造本瓦葺で、土間の堂内に内陣の組入天井と外陣の化粧屋根裏が残る。昭和28年に国宝に指定。拝観は大人500円。
大報恩寺本堂(千本釈迦堂)は、京都市上京区の大報恩寺にある鎌倉時代前期の本堂で、昭和27年に国宝に指定された。安貞元年(1227年)の建立で、京都市街に残る最古の建築である。
東京国立博物館が所蔵する国宝、片輪車蒔絵螺鈿手箱。鎌倉時代の作で、沃懸地に螺鈿で水に沈む牛車の輪を表す。量感に富む豊かな器形と整然とした文様には、平安の同名の国宝とは異なる時代の嗜好がよくうかがえる一品。
奈良・春日社の神々の霊験譚を集めた、全二十巻九十三段の絵巻。延慶二年(一三〇九)ごろ宮廷絵師の高階隆兼が絹本に描き、当初の鮮やかな濃彩が塗り直されることなく完存する。令和三年に国宝指定された、鎌倉やまと絵の頂点。
唐招提寺鼓楼は仁治元年建立の二層建築で、鑑真請来と伝わる仏舎利を国宝金亀舎利塔に納めることから舎利殿とも呼ばれる。五月十九日のうちわまきで知られる、寺の国宝で最も新しい堂を紹介する。
唐招提寺礼堂は桁行十九間の細長い重要文化財で、南八間が仏堂、北十間が僧房の東室、間に馬道が通る。鼓楼の仏舎利を礼拝する堂で、今も釈迦念仏会が営まれる。建立と改築の来歴もあわせて紹介する。
刀〈無銘(吉岡一文字)〉は、鎌倉時代に備前国吉岡に栄えた一文字派の無銘の刀で、昭和32年に重要文化財に指定された。大磨上げながら乱れ映りが見事に立ち、地刃の健全な優れた作である。
鎌倉時代末から南北朝時代に活躍した名工・貞宗の作と伝わる大磨上の打刀。尾張徳川家伝来の重要文化財で、現在は愛知県名古屋市の名古屋刀剣博物館(名古屋刀剣ワールド)に収蔵されています。豪壮な姿と冴えた地鉄、奥ゆかしい刃文をご鑑賞いただけます。
後世の大磨上によって銘を失いながら、地鉄と刃文の健全さ、そして乱れ込む帽子の働きから、来派の名工・二字国俊の作と極められた鎌倉時代の重要文化財。刃長66.9センチの堂々たる一振を、名古屋の刀剣博物館「メーハク」で見るための手引き。
鎌倉時代初期、備中古青江派の刀工・守利の作と伝わる無銘の刀で、1950年指定の重要文化財です。在銘作の稀な守利を澄んだ地鉄と逆がかる刃文から読み解き、個人蔵の本作に代えて名古屋で青江を鑑賞できる場所も案内します。
愛知県の個人が所蔵する重要文化財「刀〈無銘来国光〉」。鎌倉時代末期に京の名工・来国光が鍛え、徳川将軍家に伝来した刃長69.6cmの名刀です。山城伝・来派の精緻な地鉄と気品ある直刃、1960年の重文指定に至った価値、そして来国光の他作品を鑑賞できる名古屋の博物館もあわせてご紹介します。
菊花文三耳壺〈丹波〉は、愛知県陶磁美術館にある13世紀初めの丹波窯の三耳壺で、平成17年に重要文化財に指定された。菊花文がくっきりと描かれ器形も整った、鎌倉時代の陶器を代表する優品である。
絹本著色釈迦三尊像は愛知県碧南市の林泉寺が所有する鎌倉時代13世紀の仏画で、令和6年8月に重要文化財に指定された。縦82.8センチの小画面に截金を尽くした優品で、碧南市藤井達吉現代美術館に寄託され、特別展の折にのみ公開される。
真理を見つめる仏の眼を神格化した仏眼仏母を中心に、三層の八葉蓮華へ諸尊を配した鎌倉時代の別尊曼荼羅。現世と来世の所願成就を願う仏眼法の本尊として用いられた、愛知県に伝わる個人蔵の重要文化財で、縦約114センチの一幅。
鎌倉時代後期の名工・来国光が鍛えた太刀。刃長69.5cm、来国光には珍しい細身の姿が特徴で、磨上ながら茎先に小振りの在銘を残す。小乱れに小丁子を交える刃文も見どころ。重要文化財。名古屋刀剣博物館で公開。