安土桃山
Momoyama安土桃山時代(1573 – 1603)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
徳川家康が着用したとされる「紫地葵紋付葵葉文様辻が花染羽織」を徳川美術館で鑑賞。室町時代から桃山時代に栄えた幻の染色技法「辻が花染」の最高傑作を通じて、日本の染織文化の粋を体感できます。
世界遺産・姫路城の4つの渡櫓(イ、ロ、ハ、ニ)の魅力を詳しくご紹介。400年の歴史、独特な防御機能、戦争や地震を乗り越えた建築美をご覧ください。
重要文化財・黒糸威胴丸具足は、徳川四天王の一人・本多忠勝(1548〜1610年)が着用した戦国時代の甲冑です。大鹿角の脇立兜、獅噛の前立、金箔押の大数珠を特徴とし、57回の合戦で一度も傷を負わなかった伝説の武将の精神と工夫が凝縮されています。愛知県岡崎市の三河武士のやかた家康館に寄託されています。
肩に流れる緑のビードロ釉と、底を覆う黒い焦げ膚。桃山時代に伊賀で焼かれた花生「芙蓉」は、高さ28.3センチの小さな器に歪みと作為の美を凝縮する。織部好みと伝わる重要文化財の見どころと、古伊賀を見られる場所を紹介する。
京都・青蓮院宛てに後陽成天皇が認めた国宝の御消息。慶長伏見地震直後に書かれたとされるこの宸翰の書道史的価値、歴史的背景、鑑賞の見どころを詳しく解説します。
山形県天童市の若松寺に伝わる国指定重要文化財。永禄六年(1563年)、武人画家の郷目貞繁が亡き妻の菩提を弔い、自ら神馬を描いて観音堂に奉納した一面の絵馬。縦163センチの大きな板に躍動する馬と墨書銘が残る。
重要文化財「過所船旗〈天正九年四月廿八日〉/能島村上家文書」の魅力を紹介。瀬戸内海を支配した村上海賊の通行許可証と、戦国大名との書状群が伝える中世海上世界の実像に迫ります。
山口・常栄寺が所蔵する重要文化財。雲谷派の祖・雲谷等顔が慶長16年から19年の間に描いた常栄寺三世・惟松円融の頂相である。金を多用した華やかな濃彩の禅僧肖像で、雪舟風の墨画で名高い等顔の意外な一面を示す代表作として評価される。
山梨県の個人が所蔵する重要文化財「紋散透鐔」。肥後金工の祖とされる林又七が、十花形の鉄地に桜花と九曜紋を交互に透かし、金銀の布目象嵌で飾った一枚で、主家である細川家の二つの紋を小さな鉄の画面に散らしている。
「江戸時代のエジソン」と称される鉄砲鍛冶・発明家、国友一貫斎(1778〜1840)の業績を伝える953点の重要文化財コレクション。日本初の反射望遠鏡、太陽黒点の連続観測記録、実用空気銃など、鎖国下の日本で生まれた驚異的な科学技術の足跡を紹介します。
天正十四年(一五八六年)の年紀をもつ堀川国広の脇指。新刀の祖と称される刀工の日向時代、古屋打ちと呼ばれる一群の一作で、京都で大成する以前の初期の手を示す重要文化財。大阪府の個人蔵で常時公開はされていない。
大阪の南蛮文化館が所蔵する六曲一双の重要文化財。十六世紀末に来航した南蛮人と、聖堂でのキリスト教の習俗を金地に濃彩で描く。現存する第一類型の白眉とされ、群青の発色が美しい。開館は毎年五月と十一月のみ。
鞘全体を亀甲繋文の金薄板で包んだ桃山時代の腰刀拵。鍔を持たない合口造で、中身は室町時代の山城・信国の小脇指。刀身には不動・毘沙門の梵字を彫る。獅子の金具は後藤家と考えられ、細川幽斎・三斎の所用と伝わる重要文化財。
長谷川等伯が慶長10年(1605)以降に描いた重要文化財《烏鷺図屏風》。六曲一双の紙本墨画に、飛ぶ黒い烏と水辺に集う白い鷺を墨一色で対照的に描いた晩年の名品です。牧谿に学んだ画境と、いま実物に会える場所をあわせて案内します。
愛知県犬山市に佇む国宝・犬山城天守は、現存する日本最古級の木造天守です。織田信長の叔父が築いた戦国の城から望む木曽川と濃尾平野の絶景、風情ある城下町の魅力をご紹介します。
名古屋市内の神社建築で唯一、国の重要文化財に指定された富部神社本殿。慶長11年に松平忠吉が寄進した一間社流造の社殿で、向拝の象鼻木鼻や蟇股の彫刻に桃山時代の意匠を伝える。柵外から細部を間近に眺められる。
名古屋市の名古屋城に残る重要文化財の二つの門。旧二之丸東二之門と二之丸大手二之門は慶長十七年頃の高麗門で、空襲を免れた創建期の貴重な遺構。昭和五十年指定。枡形の防御の工夫や鉄具の細部を間近に観察できる。
名古屋市守山区に佇む龍泉寺仁王門は、慶長12年(1607年)建立の三間一戸楼門。入母屋造、柿葺きの優雅な姿は、昭和3年に国の重要文化財に指定されました。庄内川を望む高台に立つ尾張四観音の名刹で、400年以上の時を超えて参拝者を迎え続けています。
茨城県下妻市に鎮座する大宝八幡宮の本殿は、天正5年(1577年)建立の国指定重要文化財。1300年以上の歴史を誇る関東最古の八幡宮で、桃山時代の地方建築の貴重な遺構をご紹介します。
茨城県水戸市にある八幡宮本殿(通称・水戸八幡宮)は、慶長3年(1598)に佐竹義宣が建立した国指定重要文化財です。15歳の棟梁・吉原作太郎を中心とする若き工匠たちの手による和様・唐様折衷の入母屋造で、平成の全解体修理によって彩色や金箔が建立当初の姿に復原されました。常陸国に残る中世末期の希少な遺構として、安土桃山美術の輝きを今に伝えます。