昭和
Shōwa昭和時代(1926 – 1989)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
福井県敦賀市の旧大和田銀行本店本館は、昭和2年竣工の鉄骨煉瓦造3階建。京都帝国大学の永瀬狂三が設計し、食堂や講堂など市民のための施設を備えた。北陸初とされるエレベーターや大金庫が残り、現在は敦賀市立博物館として公開されている。
岩野平三郎製紙所の登録建物で最小、昭和31年(1956)の旧大工小屋。和紙出荷用の梱包木箱を作った作業場で、束立の和小屋を現す。原料から出荷まで残す工房の全工程を伝える登録有形文化財。
昭和24年(1949)建築の岩野平三郎製紙所コグラ。土蔵造二階建で、もとは大判和紙の乾燥場。約5.4メートル四方の岡大紙を生んだ工房の、大きな紙を扱う場を伝える登録有形文化財である。
昭和27年(1952)建築の岩野平三郎製紙所煮釜場。楮・三椏・雁皮・麻を煮沸洗浄する紙づくりの起点で、片流れ鉄板葺・段差のある床が地形に応える。工程を建物で示す工房群の登録有形文化財。
昭和28年(1953)建築の岩野平三郎製紙所張り場及び乾燥場。東側はトラスで柱のない大部屋とし、搾った紙を板に張って乾かし仕上げた。保管・出荷前の最後の製造工程を担う登録有形文化財である。
昭和28年(1953)建築の岩野平三郎製紙所ビーター場。キングポストトラスを現した大空間に横長の連続窓が光を導き、繊維を叩き解して均一な料をつくった。抄紙以前の工程を示す登録有形文化財。
福井県高浜町に残る旧京都電燈株式会社高浜営業店は、1931年築の国登録有形文化財です。左右対称のファサード、半円アーチ窓、ベージュ色のモルタル装飾が美しい木造2階建ての洋風建築で、日本の電化時代の歴史を今に伝えています。現在は地域のまちづくり拠点として活用されています。
福井県敦賀市の敦賀港中央に建つ昭和8年竣工の鉄筋コンクリート造倉庫群。国際様式の影響を受けた先進的な壁面デザインやスペイン瓦の装飾で「モダン倉庫」と呼ばれ、国登録有形文化財に登録されています。敦賀港の近代化と国際貿易の歴史を今に伝える産業遺産です。
福井県小浜市に佇む旧中名田郵便局は、昭和11年頃に建てられた下見板張りの洋風木造建築。2021年に国登録有形文化財に登録され、コミュニティカフェ「金四郎」として地域の憩いの場に生まれ変わりました。
明治の煉瓦隧道群のなかで異彩を放つ近代の一作。昭和28年(1953年)の山中ロックシェッドは、我が国最初期のプレストレストコンクリート造構造物で、荷重の流れを率直に見せる落石覆工として築かれた。
福井県越前市の料亭旅館寿屋の庭園に佇む国登録有形文化財「対碧亭」。約450年前に朝倉義景ら戦国武将に愛された茶室を、明治創業の老舗旅館で体験できます。
福井県勝山市北谷町の谷集落に建つ谷集会場は、1953年建築の木造2階建ての登録有形文化財です。牛首街道沿いの高台に西面して建ち、半切妻造の屋根と下見板張りの外壁、縦長窓や鎧窓をあしらった洒落た意匠が特徴的な集落のランドマークです。
福井県若狭町に建つ鳥浜酒造煙突は、昭和前期に建造された高さ13メートルの煉瓦造煙突です。イギリス積みの堅牢な構造で、地中の煙道を通じて醸造所の蒸釜と接続されています。2011年に国登録有形文化財に登録され、三方五湖のほとりで100年以上続く酒蔵の象徴として地域に親しまれています。
福岡県志免町に立つ高さ47.6mの鉄筋コンクリート塔。海軍の石炭採掘施設として昭和18年に完成し、深さ430mの竪坑から石炭と鉱員を引き上げた。塔櫓巻型として国内唯一現存し、平成21年に重要文化財に指定された。
福岡県大川市小保に建つ九州建具木工所倉庫は、昭和31年築の国登録有形文化財。モダンな外観と大空間が、日本一の家具産地・大川の戦後木工業の隆盛を今に伝えます。
北九州市八幡東区に建つ田所商店倉庫は、八幡製鉄所の鉱滓煉瓦を用いた地域性豊かな国登録有形文化財です。その歴史や見どころ、周辺情報を紹介します。
福岡市東区の多々良川に架かる「名島橋」は、昭和8年竣工の鉄筋コンクリート造七連アーチ橋。国の登録有形文化財に登録された優美な近代土木遺産の歴史・見どころ・アクセスをご紹介します。
福岡県久留米市日吉町に建つ、ヴォーリズ設計の登録有形文化財「日本福音ルーテル久留米教会煉瓦塀」。1927年竣工、総延長21メートル、七連アーチが街路に整然とした表情を生む煉瓦と切石の塀。背後の礼拝堂とともに九州最古のヴォーリズ建築群を形づくる、近代和洋折衷の名品をご紹介します。
福岡県久留米市の梅林寺外苑に1958年に建てられた、菊竹清訓初期の名作建築。2021年に国の登録有形文化財に指定された鉄筋コンクリート造の茶店で、中心軸上の丸柱と壁柱、梅園と筑後川に開かれたカーテンウォールが特徴。現在もティーハウス梅苑として営業し、梅の季節には約500本の梅越しに一服のお抹茶を味わえます。
福岡県北九州市小倉の中心にたたずむ「百年庭園の宿翠水(旧旅館田川離れ)企救」は、令和4年(2022年)に国の登録有形文化財(建造物)に登録された近代数寄屋建築です。明治22年(1889年)作庭の日本庭園の池泉に張り出すように配された離れ座敷は、まるで池に浮かぶ小船のような風情。JR小倉駅から徒歩圏で、小倉城・旦過市場観光と合わせて登録有形文化財の客室に実際に宿泊できる、全国でも稀少な文化財体験の宿です。