大正
Taishō大正時代(1912 – 1926)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
1914年に東京駅丸の内南口前広場へ建てられた八角形の交番。辰野金吾設計の駅舎と調和する意匠を持ち、現在は愛知県犬山市の博物館明治村に移築保存されています。
愛知県犬山市の博物館明治村に移築保存された「ブラジル移民住宅」は、1919年にブラジル・サンパウロ州レジストロ市で日本人移民が建てた登録有形文化財です。和風の建築技法と現地の素材が融合した独特の住宅で、日本人移民の開拓の歴史を今に伝えています。
愛知県知多市岡田地区に佇む国登録有形文化財「木綿蔵ちた」は、明治後期〜大正初期に建てられた竹内虎王商店の木綿蔵です。知多木綿400年の歴史を体感できる手織り体験施設として、古いハタゴでのコースターやランチョンマット作りが楽しめます。土蔵造りの美しい建築と、岡田地区の歴史的街並み散策も見どころです。
八平神社玉垣は大正7年に本殿の四方を囲んで建てられた、延長28メートルの屋根付き板塀。木造桟瓦葺で正面五間、側面四間。周囲から本殿の屋根が望めるよう高さを抑えている。平成25年に登録有形文化財となった。
愛媛県久万高原町の山深く、屹立する礫岩峰を背に建つ岩屋寺大師堂。四国霊場第45番札所の堂宇として、大正9年(1920年)に河口庄一の設計で竣工しました。宝形造銅板葺の伝統的な仏堂に、エンタシスの柱、バラと組紐の柱頭装飾、フルーティングなど西洋建築の意匠を巧みに取り入れた近代仏堂の代表作で、平成19年に国の重要文化財に指定されました。本記事では、建築的見どころ、参拝の手引き、周辺の名勝を詳しくご紹介します。
愛媛県内子町に佇む内子座は、大正5年(1916年)に建てられた木造の伝統的芝居小屋です。回り舞台や花道、枡席を備え、今なお歌舞伎や文楽が上演される「生きた芝居小屋」として、2015年に国の重要文化財に指定されました。
愛媛県松山市の道後温泉本館は、日本最古とされる温泉地の象徴となる木造三階建ての温泉建築です。明治二十七年竣工の神の湯本館、明治三十二年竣工の皇族専用の又新殿・霊の湯棟、大正十三年竣工の南棟・玄関棟の四棟が、平成六年に公衆浴場として日本で初めて重要文化財に指定されました。設計は城大工十代目・坂本又八郎。日本唯一の皇室専用浴室や、夏目漱石ゆかりの坊っちゃんの間など、見どころも豊富。令和六年の保存修理工事完了で全館が再開し、源泉かけ流しの湯と歴史的空間をふたたび楽しめます。
愛媛県松山市一番町の萬翠荘は、久松定謨が大正11年(1922年)に建てたフランス風の洋館。設計は木子七郎で、帆船をモチーフとしたステインドグラスやマンサード屋根が残る。本館と管理人舎の2棟が国の重要文化財。
愛媛県内子町に佇む旭館は、大正15年竣工の常設活動写真館。六角形の太鼓櫓と和洋折衷の意匠が特徴的な登録有形文化財です。半世紀の眠りを経て復活した大正ロマンの映画館で、白壁の町並みとともに内子の文化遺産をご体感ください。
愛媛県宇和島市吉田町に佇む旭醤油醸造場は、明治17年建築の土蔵造りを今に伝える国登録有形文化財。大正期の街路景観とともに、4代続く醸造の伝統を訪ねてみませんか。
愛媛県松山市三津浜の港町に佇む石崎汽船本社は、大正13年竣工の登録有形文化財。名建築家・木子七郎が設計した鉄筋コンクリート造2階建ての洋風事務所建築で、橙色と白色タイルの端正なファサードが瀬戸内海海運の繁栄を今に伝えます。レトロな三津浜散策と合わせてお楽しみください。
井谷家住宅給水用隧道は愛媛県鬼北町下鍵山にある大正期の取水施設。裏山に穿たれ、高さ2.4メートルの半円アーチを切石積で築き、内部は素堀りで奥行21.8メートル。平成24年に国の登録有形文化財となった。
愛媛県今治市に建つ国登録有形文化財「今治ラヂウム温泉本館」の魅力を紹介。1919年創建の鉄筋コンクリート造銭湯施設は、八角形ドームや多角形塔屋など極めて特異な外観を持ち、今治空襲を奇跡的に免れた貴重なランドマークです。
梅美人酒造住宅主屋は愛媛県八幡浜市に建つ大正5年(1916年)の木造2階建。座敷棟の南妻面をモルタルの目地切仕上げで石造風に見せ、街路景観を整える。平成16年に登録された1棟の見どころと見学方法を解説します。
梅美人酒造醸造場は愛媛県八幡浜市に建つ大正5年(1916年)の木造2階建。仕込蔵と貯蔵蔵がT字形に組まれ、2階に麹室、1階北西隅に槽場を置く。創業以来の核となる1棟の見どころと見学方法をあわせて解説します。
愛媛蚕種株式会社第1蚕室は八幡浜市保内町川之石に建つ大正8年の木造3階建で、平成11年に国の登録有形文化財となった。キングポストトラスで床から中間柱を除き、東面は全長の板戸と桁下までのガラス窓で採光と通風を細かく調節している。
愛媛蚕種株式会社第2蚕室は八幡浜市保内町川之石にある大正8年築の登録有形文化財。第1蚕室より一階分高い地盤に建つため2階建となり、両棟の境には煉瓦造の防火壁が立ち上がって東側の坂道沿いに独特の景観をつくる。
愛媛県四国中央市金生町に佇む大西内科医院診療棟は、大正初期に建てられた木造平屋建の医院建築です。伝統的な入母屋造・桟瓦葺の屋根の下に、洋風の下見板張外壁を組み合わせた擬洋風建築の優美な事例として、2001年に国の登録有形文化財に登録されました。盲のファンライトや車寄など、近代日本の地方医療建築ならではの意匠が随所に息づいています。
愛媛県大洲市の山深い小藪川の渓谷沿いに佇む小藪温泉本館は、大正期に建てられた木造三階建ての温泉旅館です。入母屋造・桟瓦葺の三層楼閣風の建築は県内でも貴重で、平成12年に国の登録有形文化財に登録されました。アルカリ性単純泉の美肌の湯と渓谷の景色を、生きた湯治場文化とともに堪能できる一軒宿です。
愛媛県上島町弓削島の西岸にある、大正6年(1917年)築の木造2階建て住宅。瀬戸内海島嶼部の民家建築の形式を継承した近代の和風住宅で、入母屋造桟瓦葺のつし二階という特色を備える。2019年に国の登録有形文化財に登録。同敷地の土蔵、門及び塀とともに港町の歴史的景観を今に伝える。