江戸
Edo江戸時代(1603 – 1868)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
福岡県豊前市宇島にある教圓寺鐘楼は、文久3年建立の木造三階建の鐘楼。高さ約13.3メートル、袴腰付で宝形造桟瓦葺、三層目は物見やぐらを兼ねたと伝わる。令和2年に国の登録有形文化財となった。JR宇島駅から徒歩約20分。
福岡県うきは市の楠森河北家住宅に建つ登録有形文化財。北の米蔵は文化九年、南の器蔵は安政四年の墨書をもち、四十五年を隔てて一棟となった土蔵造二階建で、南北の意匠の差に増築の跡が残る。
福岡県うきは市の楠森河北家住宅に建つ登録有形文化財。炭部屋の名をもちながら、一階三室・二階居室を備えた土蔵造二階建で、二階に虫籠窓を設ける。万延二年頃の建築で、西で米蔵と接する重厚な付属棟。
福岡市中央区大名のジョーキュウ醤油仕込蔵は、創業7年後の文久2年(1862年)に建てられた大型の土蔵で、空襲も焼け残り、いまも木桶で醤油を仕込む。桶の上に張る床や高い軸部など仕込蔵の造りと、見学の注意を紹介。
福岡市中央区大名のジョーキュウ醤油若宮神社は、醤油屋の創業より60年あまり古い寛政4年(1792年)建立の小社。珍しい切妻造妻入の見世棚造、木鼻や蟇股の細部、脇に立つ樹齢300年以上とされる小賀玉の木を紹介する。
福岡市南区桧原の浄福寺鐘楼は、大阪天満の本泉寺から博多の堅粕へ、昭和50年に桧原へと移された江戸後期の吹放ち鐘楼。礎盤に立つ内転びの円柱や尾垂木付二手先の詰組、扇垂木を備え、平成23年に登録有形文化財。
福岡県大川市小保の浄福寺本堂は天保5年(1834年)再建の入母屋造本瓦葺の真宗本堂。向拝まわりと内外陣境の欄間の彫刻、外陣・矢来内・内陣・余間の間取りが再建時の姿を残し、令和5年に登録有形文化財となった。
福岡県筑前町森山の多田家住宅長蔵は江戸末期の土蔵で、明治24年(1891年)に改修。桁行23.2メートル、梁間6.9メートルの長大な蔵で、漆喰壁に海鼠壁の腰をもつ。屋敷の登録18件のなかで最も古い建物。
松岡家住宅玄関門は、福岡県小郡市干潟に立つ間口2.2メートルの一間薬医門。嘉永3年銘の鬼瓦を戴き、大正12年頃に秋月から移されたと伝わる。総延長89メートルの煉瓦塀とともに前庭を囲み、平成27年に国の登録有形文化財となった。
水田天満宮西門は福岡県筑後市の水田天満宮の境内西面に開く嘉永4年(1851年)の四脚門。両脇に袖塀を付け、出組の組物の間の支輪板に地紋彫と梅と波の浮彫を施す。3棟で唯一「造形の規範」として令和7年に登録された。
水田天満宮東門は福岡県筑後市の水田天満宮の境内東面中央に開く慶応4年(1868年)の四脚門。切妻造本瓦葺で、円柱と角柱を組む骨組み、絵様肘木、門の下で見上げる化粧軒裏が見どころ。令和7年に国の登録有形文化財となった。
水田天満宮楼門は福岡県筑後市の水田天満宮の入口に南面して建つ江戸時代末期の三間三戸の二重門。入母屋造本瓦葺で、下層の朱塗の獅子鼻と上層の刎高欄付の縁が見どころ。令和7年に国の登録有形文化財に登録された。
明光寺禅堂は福岡市博多区吉塚の明光寺に残る江戸後期の木造禅堂。明治43年(1910年)に移築され、のちの火災を免れた。向唐破風の向拝と花頭窓が並ぶ正面、土間を二室に分け奥に単の床を廻す堂内を紹介する。
福島県南会津郡只見町の旧五十嵐家住宅は、享保3年(1718年)建立の県内最古の農家住宅。柱の墨書で建立日と大工名が判明し、昭和47年に重要文化財に指定された。移築時に中門を撤去し当初の姿へ復原。日本海側系統の太い木割も見どころ。
福島県河沼郡会津坂下町の旧五十嵐家住宅は、享保14年(1729年)建立の中堅層農家。全室に天井がなく、居間は土座、柱は丸石に直接立つ石場建て。昭和46年に重要文化財へ指定され塔寺に移築復原された。恵隆寺立木観音に隣接。
会津若松市の飯盛山に建つ六角三層の木造堂、旧正宗寺三匝堂。階段のないスロープが二重らせんを描き、上りと下りがすれ違わない一方通行の構造をもつ。かつて西国三十三観音が並び、平成7年に国の重要文化財に指定された。
福島県相馬市に鎮座する相馬中村神社本殿・幣殿・拝殿は、1643年(寛永20)に中村藩二代藩主・相馬義胤公によって建立された権現造の社殿で、1983年に国の重要文化財に指定されています。欅をふんだんに用いた寛永建立の正統的な遺構として東北地方の社寺建築を代表する作例であり、本殿の蟇股に施された馬の彫刻が一千年にわたる相馬武士と馬との絆を物語ります。国指定重要無形民俗文化財「相馬野馬追」では総大将の出陣式の舞台ともなる、生きた文化財です。
福島県福島市笹木野の阿部家住宅前の蔵は、屋敷の南東隅に建つ江戸末期の土蔵造2階建で、9棟のうち最も古い。切石の基礎に白漆喰の壁を立て、鉢巻を黒漆喰で塗り分ける。置屋根は鉄板葺とする。2008年に登録された。
福島県大熊町大川原に建つ石田家住宅主屋は、建築面積230平方メートルの江戸時代末期の農家建築。南北二列に六室を並べた間取と、床・棚・付書院を備えた西端の座敷が上層農家の家格を示す。令和元年12月登録。
上野家住宅旧穀蔵は喜多方市松山町村松にある江戸末期の土蔵造2階建の蔵で、屋敷の7件で最も古い。桁行14mの大きな蔵で、自然石と切石の二段の基礎と、庇付きの出入口と上下の窓が並ぶ南面に特色がある。2010年に登録有形文化財となった。