鎌倉
Kamakura鎌倉時代(1185 – 1333)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
広隆寺桂宮院本堂は、京都市右京区太秦の広隆寺にある鎌倉時代前期の八角円堂で、昭和28年に国宝に指定された。1251年ごろの建立とみられ、鎌倉時代の円堂建築として貴重な遺構である。
十三重塔は京都府木津川市加茂町辻の千日墓地にある永仁6年(1298年)の石造十三重塔で、重要文化財。笠石を十三重に積み上げて相輪を立てる鎌倉時代後期の石塔で、昭和12年に旧法で指定された。加茂町には岩船寺の十三重塔もある。
京都府大山崎町の天王山にある酒解神社の神輿庫。鎌倉時代の建築で、分厚い角材を組み上げた倉の形式をもつ切妻造・本瓦葺の建物。酒解神社は延喜式内社で乙訓地方最古の神社とされ、大正10年に重要文化財に指定。
天神社十三重塔は京都府木津川市山城町神童子の天神社にある石造の十三重塔で、重要文化財。鎌倉時代中期の建治3年(1277年)に建てられ、建立年代の明らかな十三重塔のうちでは古いものとされる。木津川市の一覧では天神神社十三重塔の名で挙がる。
京都府京田辺市の法泉寺に立つ石造十三重塔。基礎に弘安元年(1278年)の銘があり、宋から渡来した石工・伊行末の系統の工人が手がけた。初重の四面には四方仏を半肉彫し、高さは約六メートル。国の重要文化財。
京丹後市久美浜町の本願寺本堂は、鎌倉時代後期とみられる浄土宗寺院の本堂で、明治37年(1904年)に重要文化財に指定。丹後で唯一の中世仏堂とされ、ゆるやかな檜皮葺屋根は令和5年度から45年ぶりの全面葺替が進められた。
京都市左京区大原の来迎院の境内にある鎌倉時代前期の石造三重塔。来迎院を建立し天台声明の根本道場とした聖応大師良忍の墓として祀られ、昭和31年に重要文化財に指定された。来迎院は年中無休で境内を拝観できる。
京都市東山区にある蓮華王院の本堂。長寛2年(1164年)創建の堂が焼失し、文永3年(1266年)に再建。千体仏を納める桁行35間の細長い堂で、京都の鎌倉時代和様の代表的遺構として昭和27年(1952年)に国宝となった。
紙本著色華厳宗祖師絵伝(華厳縁起)は、京都の高山寺が所有する鎌倉時代の絵巻7巻で、昭和27年に国宝に指定された。新羅の華厳宗の祖師義湘と元暁の物語を描き、明恵が監修したと考えられる高僧伝絵の優品である。
京都・西本願寺が所蔵する国宝の書跡。浄土真宗の開祖・親鸞が阿弥陀経を自ら書写し、余白に善導や元照の注釈を細字で書き込んだ一巻。昭和18年に観無量寿経註とともに発見された、親鸞の学びの跡を示す貴重な遺品である。
至元二十一年(1284)四月朔、径山の元代禅僧・雲峰妙高が、約一二〇年前の南宋大慧宗杲の遺墨に書き添えた跋文。京都・北村美術館に伝わる重要文化財で、宋から元へと続く臨済禅の法脈を一幅のなかに映し出している。
横被は、京都の東寺(教王護国寺)が所有し京都国立博物館が保管する唐代の横被で、昭和28年に国宝に指定された。空海が師の恵果から伝領したとされ、唐代の染織の様相を伝える貴重な資料である。
世界遺産・仁和寺に所蔵される国宝「御室相承記」は、宇多法皇から道法法親王まで歴代門跡の仏事や事績を記録した鎌倉時代の貴重な六巻の巻物です。皇室と密教の深い結びつきを今に伝える文化財の魅力と見どころをご紹介します。
亀山天皇宸翰禅林寺御起願文案は、京都の南禅寺が所有する永仁7年(1299年)の亀山法皇自筆の起願文で、昭和28年に国宝に指定された。南禅寺開創の願いを記し、この後まもなく寺名が南禅寺に改められた。
京都・西本願寺に伝わる国宝『観無量寿経註〈親鸞筆〉』は、浄土真宗の開祖・親鸞が若き日に観無量寿経を書写し、余白に善導大師らの注釈をびっしりと書き込んだ鎌倉時代の巻物です。昭和18年に発見されたこの真蹟は、親鸞の思想形成過程を伝える第一級の資料として高く評価されています。
京都・大徳寺が所蔵する国宝「虚堂智愚墨蹟〈達磨忌拈香語〉」の魅力を紹介。南宋の禅僧・虚堂智愚が記した禅の書の歴史的価値、茶の湯との深い関わり、鑑賞の機会について解説します。
教行信証〈親鸞筆/(坂東本)〉は、東本願寺(真宗大谷派)が所有する親鸞の主著『教行信証』の唯一の自筆本で、昭和27年に国宝に指定された。坂東報恩寺に伝来し、晩年まで推敲を重ねた跡を残す。
玉篇巻第廿七〈前半〉は、京都の高山寺が所有する唐時代の字書『玉篇』の写本で、昭和27年に国宝に指定された。中国では早くに失われ日本にのみ伝わる書で、石山寺の後半とあわせて巻二十七の全体を伝える。
正治2年(1200年)12月3日、熊野詣の途上の切目王子で開かれた歌会で、後鳥羽上皇と源通親・藤原家隆ら廷臣10人が「遠山落葉」「海辺晩望」の題で詠んだ自筆の和歌懐紙。上皇の宸翰を巻頭に11通を一巻に成した西本願寺所蔵の国宝です。
後鳥羽天皇が熊野参詣の途上で開いた歌会で、天皇と藤原家隆・寂蓮が和歌を書いた懐紙3幅。建仁元年(1201年)の作で、署名と年代が明らかな鎌倉初期の書の基準作品。京都の陽明文庫所蔵、昭和28年(1953年)国宝。