鎌倉

Kamakura

鎌倉時代(1185 – 1333)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。

4,801 鎌倉時代 1185 – 1333
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古今集〈冷泉為相筆/(嘉禄本)〉
京都府 鎌倉
古今集〈冷泉為相筆/(嘉禄本)〉

陽明文庫が所蔵する重要文化財。最初の勅撰和歌集『古今和歌集』を、藤原定家の孫で冷泉家の祖となった冷泉為相が嘉元三年(一三〇五年)に書写した二帖。名称の嘉禄本は定家校訂の本文系統を指し、三条西公条らの極状を附す。

古今集注〈藤原教長撰〉
京都府 鎌倉
古今集注〈藤原教長撰〉

古今和歌集に対する現存最古の注釈、藤原教長撰『古今集注』の鎌倉時代写本。長く佚書とされた本文を伝える重要文化財で、仁治二年の書写。京都大学が所蔵し、貴重資料デジタルアーカイブで全冊の画像を無料で公開している。

古今伝授関係資料
京都府 鎌倉~江戸
古今伝授関係資料

『古今和歌集』の解釈を秘伝として師から弟子へ授ける古今伝授。その関係資料73種が曼殊院門跡に伝来した。注釈書や切紙、伝授状などからなり、宗祇相伝以前の古い形を残す一括資料として、わが国文学史上きわめて貴重とされる。

古今和歌集〈藤原定家筆〉
京都府 鎌倉
古今和歌集〈藤原定家筆〉

鎌倉時代の歌人・藤原定家が1226年に書写した『古今和歌集』は、日本最初の勅撰和歌集の最も重要な写本として国宝に指定されています。定家自身による稠密な注記と校合が施されたこの一冊は、冷泉家時雨亭文庫に約800年にわたり守り継がれてきました。その学術的価値、書道的美しさ、そして途切れない伝来の歴史をご紹介します。

後嵯峨天皇宸翰御消息(四月十五日)
京都府 鎌倉
後嵯峨天皇宸翰御消息(四月十五日)

後嵯峨天皇宸翰御消息は、1246年に天皇が仁和寺の道深法親王へ送った礼状で、後嵯峨天皇の真筆と確証できる唯一の遺墨です。京都国立博物館に寄託され、特別展や仁和寺霊宝館で折々に公開される鎌倉時代の国宝です。

後撰和歌集〈藤原定家筆〉
京都府 鎌倉
後撰和歌集〈藤原定家筆〉

藤原定家が天福二年(一二三四)、七十三歳で書写した『後撰和歌集』全二十巻。いわゆる天福本後撰集の原本で、定家自筆の和歌追記や校合の書き込みが随所に残る。冷泉家に八百年受け継がれてきた国宝の一帖である。

後醍醐天皇宸翰御置文〈元弘三年八月廿四日〉
京都府 鎌倉
後醍醐天皇宸翰御置文〈元弘三年八月廿四日〉

京都・大徳寺が所蔵する国宝の古文書。元弘3年(1333年)、隠岐を脱した後醍醐天皇が建武の新政を始めた直後に自ら記し、開山宗峰妙超の門流だけが住持を継ぐ「一流相承」を認めた置文。堂々とした宸翰様の筆跡でも名高い一幅。

古来風躰抄〈上下(初撰本)/自筆本〉
京都府 鎌倉
古来風躰抄〈上下(初撰本)/自筆本〉

京都・冷泉家に伝わる藤原俊成自筆の『古来風躰抄』初撰本。建久八年(一一九七)、八十四歳の俊成が式子内親王の求めに応じて記した歌論書で、和歌の風躰を実例から説き、本文の最古の姿をとどめる国宝二帖である。

金剛経〈張即之筆〉
京都府 南宋
金剛経〈張即之筆〉

京都・智積院所蔵の国宝「金剛経〈張即之筆〉」の魅力をご紹介。1253年に南宋の名書家・張即之が書写した写経は、力強い楷書と仏教の深遠な教えが融合した至宝です。指定理由、見どころ、アクセス情報まで詳しく解説します。

私家集〈(唐紙)/素性、兼輔、宗干、遍照、高光、小町〉
京都府 鎌倉
私家集〈(唐紙)/素性、兼輔、宗干、遍照、高光、小町〉

京都・冷泉家時雨亭文庫が伝える重要文化財「私家集〈(唐紙)/素性、兼輔、宗于、遍照、高光、小町〉」は、雲母(きら)刷りの唐草文様を施した華麗な唐紙に、平安時代を代表する六人の歌人――素性・兼輔・宗于・遍照・高光・小町――の家集を書写した六帖の名品です。藤原定家の手沢本でもあり、王朝美と和歌史を一身に体現する稀有な装飾写本の世界を紹介します。

竺仙梵僊墨蹟〈明叟斉哲開堂諸山疏/(絹本)〉
京都府 元~南北朝
竺仙梵僊墨蹟〈明叟斉哲開堂諸山疏/(絹本)〉

京都・大徳寺塔頭の龍光院が蔵する国宝。元から1329年に来日し帰国しなかった禅僧竺仙梵僊が、明叟斉哲の開堂に際して絹に書いた二幅の儀礼文書で、現存する彼の墨蹟のなかで唯一の国宝にあたる。完全非公開の寺に伝わる。

紙本著色明恵上人像
京都府 鎌倉
紙本著色明恵上人像

京都・高山寺に伝わる国宝「紙本著色明恵上人像」は、鎌倉時代の華厳宗の高僧・明恵上人が山中の松の木の上で坐禅を組む姿を描いた、日本美術史上類を見ないユニークな肖像画です。弟子の恵日坊成忍の筆と伝わるこの13世紀の傑作は、人物を小さく描き自然と調和させた革新的な構図と、宋画の影響を示す重要な作品として高く評価されています。

拾遺愚草〈上中下/自筆本〉
京都府 鎌倉
拾遺愚草〈上中下/自筆本〉

中世以前の歌人による自撰・自筆の歌集として日本で唯一現存する国宝『拾遺愚草』。藤原定家が約3,830首を自ら記した至宝の魅力と、800年以上守り続ける冷泉家の歴史を紹介します。

春秋経伝集解巻第二残巻
京都府
春秋経伝集解巻第二残巻

京都市左京区の藤井斉成会有鄰館が所蔵する国宝「春秋経伝集解巻第二残巻」。唐時代に中国で書写された唯一の国宝指定写本の歴史、価値、見どころ、アクセス情報をご紹介します。

新修本草〈巻第四、第五、第十二/第十七、第十九〉
京都府 鎌倉
新修本草〈巻第四、第五、第十二/第十七、第十九〉

京都・仁和寺に伝わる国宝『新修本草』五巻は、唐の高宗が顕慶四年(659年)に編纂を命じた世界最古の勅撰薬学書の写本です。中国本土では原本が失われたなか、鎌倉時代前期に日本で書写された本書は『新修本草』の最古層を伝える稀覯の典籍として、東洋医学史上きわめて貴重な存在となっています。

世説新書巻第六残巻
京都府
世説新書巻第六残巻

京都国立博物館に伝わる世説新書巻第六残巻は、中国の逸話集『世説新語』の現存最古写本とされる国宝です。七世紀唐代の端正な楷書で記され、紙背に密教の儀軌を写して東寺に伝来しました。ヲコト点を残す訓点資料としても貴重です。

禅院額字并牌字
京都府 南宋
禅院額字并牌字

京都・東福寺が所蔵する国宝「禅院額字并牌字」は、南宋の高僧・無準師範と能書家・張即之が揮毫した19幅の大字墨蹟。禅宗寺院の額字・牌字がまとまって現存する極めて貴重な文化遺産の魅力と見どころをご紹介します。

泉涌寺勧縁疏〈俊芿筆(蠟牋)/承久元年十月日〉
京都府 鎌倉
泉涌寺勧縁疏〈俊芿筆(蠟牋)/承久元年十月日〉

承久元年(1219年)に俊芿が泉涌寺再興の浄財を募って揮毫した自筆の勧進状。宋で学んだ黄庭堅風の行書を、鴛鴦や鳳凰を刷った色変わりの料紙に記す。後鳥羽上皇も賛同し、昭和27年に国宝指定された古文書です。

宋刊本義楚六帖
京都府 南宋
宋刊本義楚六帖

京都・東福寺が所蔵する国宝。10世紀に僧・義楚が編んだ仏教類書を南宋で木版印刷した12冊で、宋版としては中国・日本を通じ現存唯一とされる。後陽成天皇宸筆の題簽を附し、通常は非公開で特別展で稀に公開される。

宋高宗書徽宗文集序
京都府 南宋
宋高宗書徽宗文集序

南宋の初代皇帝・高宗が、父である北宋最後の皇帝・徽宗の文集に自ら筆を執って記した序文。1154年に書かれた皇帝自筆の極めて貴重な書跡であり、靖康の変で失われた父への深い敬慕が込められた国宝です。胡三省や文徴明ら著名文人の跋文も伝わり、中国書法史の至宝として京都国立博物館に寄託されています。