室町
Muromachi室町時代(1336 – 1573)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
沖縄県那覇市・首里城公園北側の円鑑池に架かる天女橋は、1502年築の日本最古の石造アーチ橋。中国・日本・琉球の技法が融合した重要文化財の魅力と見どころ、アクセス情報を紹介します。
岩手県平泉町の中尊寺境内に残る金色堂覆堂は、国宝・金色堂を約600年間にわたり風雪から守り続けた室町時代中期の木造建築です。「鞘堂」とも呼ばれるこの重要文化財は、日本における文化財保護の長い伝統を物語る貴重な建造物として、今も静かにたたずんでいます。
岩手県花巻市東和町の三熊野神社境内に佇む毘沙門堂は、国指定重要文化財の室町後期の仏堂建築です。かつて安置されていた高さ4.73mの兜跋毘沙門天立像はケヤキ一本造りとして日本一の大きさを誇り、1200年の歴史を今に伝えます。
岩手県平泉・中尊寺に伝わる重要文化財「延年(古実式三番)所用面」は、若女面の裏に正応四年(1291)三月の墨書銘をもち、年記のある能面としては現存最古です。翁二面・若女一面・老女一面の四面は、今も毎年五月四日・五日と十一月三日に白山神社能舞台で奉納される神事芸能「古実式三番」で実際に用いられる、生きた文化財です。
岐阜県下呂市の久津八幡宮本殿は、応永十九年(一四一二年)に飛騨領主白井俊国が再建した重要文化財。三間社流造・こけら葺で、南面の蟇股には鳴いたと伝わる鶯の彫刻が残る。境内には国の天然記念物・夫婦杉も立つ。
岐阜県高山市国府町、臨済宗の古刹・飛騨安国寺の鎮守として建つ熊野神社本殿。一間社流見世棚造でこけら葺の小社殿は、向拝の木鼻や古式の屋根に室町期の技法を残し、戦国の兵火を免れた市内最古級の本殿として重要文化財に指定されている。
岐阜県高山市にある飛騨国分寺本堂は、室町時代中期に建てられた国指定重要文化財です。飛騨匠の技を伝える堂々たる建築、平安時代の仏像群、樹齢1250年の大イチョウなど、見どころ満載の古刹をご紹介します。
岐阜県高山市の城山公園に佇む照蓮寺本堂は、永正年間(1504年頃)建立の国指定重要文化財であり、浄土真宗寺院としては日本最古の本堂建築です。一本の大杉から建てられたと伝わる書院造の本堂は、飛騨匠の卓越した技を今に伝えます。御母衣ダム建設に伴い白川郷から移築された歴史は、文化遺産を守る人々の決意の物語でもあります。
岐阜県恵那市に鎮座する武並神社本殿は、永禄7年(1564年)に建立された国指定重要文化財です。室町後期の建築様式を色濃く残す入母屋造の社殿や、鎌倉三将軍ゆかりの歴史、中山道大井宿の風情をご紹介します。
令和6年に国史跡指定された姉小路氏城跡は、岐阜県飛驒市の古川盆地を囲む五つの中世山城跡。室町期に国司として土着した姉小路氏、戦国期の三木氏、織豊期の金森氏による三層の改修痕跡が石垣・畝状空堀群に残る。
岐阜市の円徳寺に伝わる「楽市楽座制札」は、織田信長と池田元助・輝政が発給した戦国期の木製公示札4枚(附1枚)。1567年に信長が稲葉山城を攻略し岐阜と改めた直後、城下の経済再興のために加納の市場に掲げられた現物が残るのは極めて稀。1993年に国指定重要文化財となった、戦国経済史の核心を伝える一次史料を紹介します。
郡上市白鳥町の長滝白山神社に伝わる重要文化財「木造古楽面」二十七面。鎌倉時代後期から江戸時代後期にかけて白山信仰の芸能のなかで奉納された翁・三番叟・若女・鬼神・鼻高など、長滝の延年に連なる貴重な面群。
宮崎市佐土原町の巨田神社本殿は、棟札により文安5年(1448年)の建立と判明する三間社流造の社殿。南九州に数少ない中世神社建築として国の重要文化財に指定され、解体修理で朱漆と金箔の彩色が復され、境内には若宮社・今宮社も並ぶ。
宮崎県都城市の興玉神社内神殿は、応永6年(1399年)の棟木墨書をもつ県内最古の木造建造物。もとは正応寺薬師堂の厨子で、廃仏毀釈の際に住民が神社へ移して守った。年代の確かな九州の中世禅宗様建築として貴重。
北海道日高のアイヌの家に宝刀として伝来した白長覆輪太刀。総銀造の拵に鍍金の痕跡を残す鎌倉時代の異式太刀で、蝦夷拵の古例として希少。宮城県多賀城市の東北歴史博物館に所蔵される重要文化財。
京都府亀岡市に鎮座する出雲大神宮は、丹波国一宮として格式高い歴史を持ち、「元出雲」の別称で知られる古社です。足利尊氏が貞和元年(1345年)に修造したと伝わる本殿は、三間社流造・檜皮葺の中世神社建築の傑作として国の重要文化財に指定されています。縁結びの神・大国主命を祀り、神体山・御蔭山の霊水「真名井の水」や磐座など、見どころが豊富です。
京都府綾部市下原町に鎮座する齋神社本殿は、室町時代中期に建立された一間社流造・板葺の社殿です。2024年8月に国の重要文化財に指定され、禅宗様の要素を取り入れた独特の建築様式や、麻呂子親王伝説にまつわる歴史が注目されています。
京都・嵯峨野の清凉寺裏手にある覚勝院墓地に佇む、室町時代前期の花崗岩製宝篋印塔。塔身四面に円形の窪みを彫り、蓮華座上の四方仏を半肉彫りで表現した珍しい技法が見どころ。昭和35年に国の重要文化財に指定された、中世石造美術の傑作です。
京都府木津川市の岩船寺にたつ重要文化財の三重塔。寺伝は九世紀建立を語るが、解体修理で見つかった嘉吉二年(1442年)の銘により室町中期の再建と判明した。各層の隅木を天邪鬼が受ける珍しい塔で、斜面の小道から上からも眺められる。
京都府京丹波町下粟野に建つ観音堂は、桁行・梁間ともに五間の寄棟造・茅葺の仏堂で、地元の下粟野区が守り伝えてきた。棟札などの記録から天文8年(1539年)以前の建立と判明し、地方的特色が認められて平成7年に国の重要文化財に指定された。