室町
Muromachi室町時代(1336 – 1573)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
法観寺五重塔(八坂塔)は京都市東山区八坂上町の法観寺にある永享12年(1440年)の五重塔で、重要文化財。三間五重・本瓦葺の塔で、明治30年に旧法で指定された。八坂通から望む姿は京都の景観を代表する眺めとされる。
寶塔寺四脚門(総門)は京都府京都市伏見区深草宝塔寺山町の寶塔寺にある室町時代中期の門で、重要文化財。日像の廟所として崇敬を集める日蓮宗の寺の総門で、切妻造・本瓦葺の四脚門である。明治39年(1906年)に多宝塔とともに旧法で指定された。
寶塔寺塔婆(多宝塔)は京都府京都市伏見区深草宝塔寺山町の寶塔寺にある永享10年(1438年)の多宝塔で、重要文化財。日像の廟所として崇敬を集める日蓮宗の寺に建つ三間多宝塔・本瓦葺の塔で、明治39年(1906年)に旧法で指定された。
京都府城陽市の鴻ノ巣山麓に建つ水度神社本殿は、棟札により文安5年(1448年)の建立とわかる市内最古の建造物。一間社流造に千鳥破風を付し、向拝の蟇股には笹竜胆の透かし彫りが施される。1906年指定の重要文化財。
京都府向日市の向日神社本殿。応永25年に事始めを行い、応永29年(1422年)に上棟した三間社流造で、屋根は檜皮葺とする。明治35年(1902年)に国の指定を受けた重要文化財で、天保13年の覆屋に納まる。
龍源院本堂は大徳寺の塔頭で最も古い方丈建築とされ、昭和36年に重要文化財に指定された。檜皮葺の一重入母屋造を、東滴壺・一枝坦・龍吟庭・滹沱底の四庭が取り囲む。大徳寺の塔頭のなかでは珍しく通年拝観できる。
竜吟庵方丈は、京都市東山区の東福寺塔頭竜吟庵にある嘉慶元年頃の方丈で、昭和38年に国宝に指定された。近世の標準的な方丈形式に達する前の古式を伝える、日本に現存する最古の方丈である。
靈雲院書院は京都府京都市右京区花園妙心寺町の妙心寺山内にある室町時代後期(1467〜1572年)の書院で、重要文化財。桁行7.8メートルの入母屋造・こけら葺の建物で、西面に庇が付き、東面に廊下が附属する。
六波羅蜜寺本堂は京都府京都市東山区轆轤町の六波羅蜜寺にある貞治2年(1363年)の本堂で、重要文化財。桁行七間、梁間六間の一重の寄棟造・本瓦葺の堂で、明治30年(1897年)に指定された。文化庁DBに解説文はない。
至元二十一年(1284)四月朔、径山の元代禅僧・雲峰妙高が、約一二〇年前の南宋大慧宗杲の遺墨に書き添えた跋文。京都・北村美術館に伝わる重要文化財で、宋から元へと続く臨済禅の法脈を一幅のなかに映し出している。
京都の陽明文庫が伝える国宝の手鑑。江戸時代の近衛家熙が大ぶりの台紙の二帖に古筆三百七葉を集めた。巻頭の大聖武に始まり、三筆の嵯峨天皇、後鳥羽院、仮名の規範とされる高野切まで、奈良から室町の名筆をたどれる。
京都・大徳寺が所蔵する国宝「虚堂智愚墨蹟〈達磨忌拈香語〉」の魅力を紹介。南宋の禅僧・虚堂智愚が記した禅の書の歴史的価値、茶の湯との深い関わり、鑑賞の機会について解説します。
元時代の禅僧・古林清茂が弟子の月林道皎に授けた道号の揮毫。泰定四年(1327年)に書かれたこの国宝墨蹟は、日中禅宗交流の至宝として京都国立博物館に寄託され、数年に一度の特別公開で鑑賞できます。
京都・相国寺が所蔵する重要文化財「月礀文明墨蹟〈同途二大字〉」の魅力を紹介。元代中国の禅僧・月礀文明が筆を執った禅の書跡(墨蹟)の意味、文化財としての価値、承天閣美術館での鑑賞方法を詳しく解説します。
京都・清浄華院が所蔵する国宝。中国南宋の画家・四明普悦が描いた阿弥陀三尊像の三幅対で、各幅に署名が残る。足利将軍家伝来の東山御物として知られ、現在は京都国立博物館に寄託され、その公開はごくまれである。
京都・仁和寺に伝わる国宝「孔雀明王像」は、海を渡ってきた宋時代の中国仏画です。日本に多い一面四臂と異なり、三面六臂で白い孔雀に坐す姿が特徴。写実的な孔雀の描写も見どころで、霊宝館の名宝展で期間限定公開されます。
京都・南禅寺塔頭の金地院に伝わる国宝。中国・南宋時代の二幅で、足利義満の鑑蔵印を備えた東山御物。徽宗筆と伝わるが現在は南宋・12世紀後半の作とされ、夏景図は久遠寺に伝わり、四季のうち春景図は失われている。
絹本墨画山水図は、京都の大徳寺塔頭高桐院が所有する南宋時代の山水図2幅で、昭和27年に国宝に指定された。李唐の筆とされ、南宋初期の山水画の名作である。高桐院は2026年は拝観休止中である。
京都・大徳寺が所蔵する国宝「絹本墨画淡彩猿鶴図〈牧谿筆〉」。南宋の画僧・牧谿による三幅対の水墨画で、通称「観音猿鶴図」。足利将軍家の東山御物として伝来し、日本水墨画の原点となった至宝。2026年秋には東京国立博物館の特別展で公開予定。由来・見どころ・鑑賞機会をわかりやすく解説します。
京都・大徳寺に伝わる国宝「絹本墨画淡彩観音図〈牧谿筆〉」は、南宋末の画僧・牧谿が13世紀に絹本に墨と淡彩で描いた白衣観音像です。足利義満の鑑蔵印「道有」を帯び、東山御物を経て大徳寺に伝わった名品で、「観音猿鶴図」三幅対の中幅として日本水墨画の規範となりました。制作背景、美術史的価値、見どころ、大徳寺拝観とアクセス情報、Q&Aまで総合的に解説します。