昭和
Shōwa昭和時代(1926 – 1989)の日本の文化財を一覧で閲覧できます。都道府県・種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
徳島県つるぎ町の旧北室醫院庭門及び内塀は、昭和前期に主屋から南の土塀まで築かれた門と板塀。本瓦葺の棟門の大棟に鯱を載せ、銅板葺の板塀は大和打の竪板張りで、基礎に松皮菱の文様を刻む。旧北室醫院で最も新しい登録物件。
徳島県三好市井川町辻、旧四国銀行辻支店店舗の背面に残る昭和34年建設の木造平屋建車庫。建築面積11平方メートルの小屋ながら当時の山間支店の営業のあり方を示し、令和5年8月に国の登録有形文化財となった。
徳島県三好市井川町辻の旧伊予街道に建つ昭和34年の鉄筋コンクリート造銀行建築。モルタル洗出しに目地を切った石張風の外壁と、二階に回廊をめぐらせた吹抜の営業室が評価され、令和5年8月に国の登録有形文化財となった。
旧三野町役場庁舎は徳島県三好市三野町芝生に建つ昭和9年竣工の木造2階建庁舎。左右対称の正面に半円アーチ窓を並べ、中央張出部は腰折屋根とする。平成22年に三好市初の国登録有形文化財となり、県内唯一の木造役場庁舎とされる。
徳島県吉野川市の西圓寺本堂は昭和7年(1932年)の建立。洋行した住職が椅子式仏堂を提唱し、外壁を横板張として上下窓を配し、正面入母屋の妻を半切妻形式とし車寄を付けた独創的な真宗本堂。平成27年に国の登録有形文化財となった。
徳島県美馬市の西教寺経蔵は、昭和五年(一九三〇年)建立の土蔵造で、本堂の南に東面して建つ。建築面積四十七平方メートルの小堂に千鳥破風と唐破風造の前室を重ね、皿斗付三斗や笈形に江戸期の技法を残す登録有形文化財。
徳島市入田町の佐藤家住宅隠居屋は、昭和3年に建てられた鉄筋コンクリート造二階建の隠居屋。北半を蔵、南半を畳敷の座敷とし、外壁は塔屋まで石造風のモルタル洗出しで仕上げる。平成26年に国の登録有形文化財となった。
徳島市入田町の佐藤家住宅門柱は、昭和3年頃に建てられたコンクリート造の正門。高さ約3メートル、間口2.8メートルで、皿斗に似た柱頭飾りと鉄製アーチの照明を備える。平成26年に国の登録有形文化財となった。
千光院本堂は徳島県阿波市土成町吉田にある昭和時代初期の真言宗寺院の本堂で、登録有形文化財。宮川内谷川の扇頂部に建ち、桁行3間・梁間4間の切妻造・本瓦葺で、正面に向拝、両側面に下屋を付ける。広い外陣の奥に内陣と内々陣を張り出す。
高原ビルは徳島県徳島市東船場町の通りに面して建つ昭和7年(1932年)の鉄筋コンクリート造のビルで、登録有形文化財。一部を塔屋風の3階建てとし、スクラッチタイルの外壁とパラペットの装飾をもつ、昭和初期の洋風の小規模なビルの好例である。
徳島市の城北高校にある人形会館は、昭和40年に建てられた本格的な芝居小屋。海鼠壁と朱塗の高欄が特徴で、二段の舞台や葡萄棚、升席を備え、昭和31年創設の民芸部が阿波人形浄瑠璃を受け継ぐ拠点となっている。
引地堂は徳島県つるぎ町貞光にある端四国八十八箇所霊場の第36番札所の堂で、昭和3年(1928年)の木造平屋建の登録有形文化財。寄棟造・桟瓦葺の四方吹放ちの堂で、背面に仏間を設け、正面の1間を葺き下ろして向拝とする点が特徴。
平岡家住宅台所は海陽町大里の農家の主屋背面に建つ昭和前期の台所棟。平入の平屋で東端を入母屋造、西端を切妻造とし、下見板張の軒際を漆喰で仕上げる。南半は竿縁天井の板敷、北半はもと土間で井戸ポンプを据えた釜屋。
平岡家住宅納屋は海陽町大里の農家に昭和29年に建った納屋兼居室棟。切妻造妻入の2階建で、1階は芋蔵を備えた納屋と倉庫、深い下屋庇の下の作業場、北の角屋に牛小屋を置き、2階に床付き座敷の続き間を設ける。
平岡家住宅南塀は海陽町大里の農家の主屋正面に巡る昭和前期の土塀。延長13メートルで、敷地内の通路と主屋を区切る。江戸切の砂岩切石3段の布積に漆喰仕上の土塀を立て、桟瓦葺の棟に熨斗瓦4段と雁振瓦を載せる。
徳島県北島町の藤田家住宅主屋は昭和2年(1927年)頃の農家の主屋。切妻造本瓦葺の大屋根に四方の下屋、三室に分けた土間、二階の七畳大の納戸をもち、平成28年(2016年)に登録有形文化財となった建物。
和田の屋本館下棟は徳島県徳島市眉山町、大滝山の登り口に北面して建つ昭和28年(1953年)の木造2階建の店舗で、登録有形文化財。1階の土間に餅の焼き場や販売所、2階に座敷を設け、観光地に残る老舗店舗の一例とされる。
足尾銅山電話資料館(旧足尾銅山電話交換所)は栃木県日光市足尾町に建つ昭和26年(1951年)の電話交換所で、登録有形文化財。足尾銅山には明治19年に国内で民間初の私設電話が架設された。モルタル塗りの外壁に縦長の窓を並べた文化住宅風の建物。
佐野市大和町の太田家住宅表門及び石塀は、見世蔵の南に昭和前期に築かれた石造の門と塀。切石積の石塀は高さ3.9m・延長9.8mで、御影石の角柱に渡した楣石の両端に獅子の彫刻を載せる。令和3年に国の登録有形文化財となった。
荻野家住宅南塀は足利市の荻野家住宅で敷地南端を東西に走る昭和25年(1950年)ごろの木造板塀。両毛線の線路敷との境に建ち、延長21メートル、高さ2.4メートル、欄間に横組子を通す。2006年に登録有形文化財となった。