秋田県・昭和
Shōwa秋田県 の昭和時代(1926 – 1989)の文化財を一覧で閲覧できます。種類・キーワードで絞り込み、詳しい解説や地図、旅行のヒントもご紹介します。
雄物川の埋立地に昭和9年に建てられた8棟の米穀倉庫群。その北端の一号棟は、国立新屋倉庫として米の需給を支えたのち、現在は秋田公立美術大学の実習棟として使われている登録有形文化財である。
軒を接して並ぶ8棟の切妻造米穀倉庫の一つで、北から3番目の三号棟。平成6年に秋田市へ譲渡され、内部を改築して工芸美術・産業デザインの実習棟となった、昭和9年建設の登録有形文化財である。
大正から昭和の雄物川改修でできた埋立地に、昭和9年、8棟の米穀倉庫が建てられた。北から2番目の二号棟は、平成2年まで農業倉庫として使われ、現在は秋田公立美術大学の実習棟となっている登録有形文化財である。
壁を土蔵造風に仕上げ、保温の野小屋によって置屋根形式風の姿となる、北から7番目の創作工房棟。明かり窓を加えるなどの改築を経てもなお当初の面影をよく保つ、昭和9年建設の登録有形文化財である。
中央に方杖で補強した和小屋、両脇に三角ハウトラスを組む和洋複合の小屋組で、長大なスパンを木造で覆う。北から5番目のこの棟は現在ギャラリーとして開かれる、昭和9年建設の登録有形文化財である。
桁行約45メートル、梁間約15メートルの木造倉庫。東面の通し庇は鉄道引込線のプラットフォームだった。北から4番目のこの棟は現在、大学開放センターの工芸体験の場となっている登録有形文化財である。
北から4〜6番目を改築した大学開放センターのうち、6番目の地域交流棟。展示場や多目的ホールを備え、市民講座や体験学習に開かれている。昭和9年建設の米穀倉庫を用いた登録有形文化財である。
秋田県秋田市の登録有形文化財「秋田市立新屋図書館倉庫棟」。1934年築の大型木造米倉庫が図書館として甦った和洋折衷の建築美と、アートの街・新屋の魅力をご紹介します。
秋田県大潟村に残る旧大潟村入植予定者観覧用農家住宅は、日本第2の湖・八郎潟を干拓して誕生した村で、入植予定者が供給住宅を事前に見学するために1969年に建てられたモデルハウスです。大潟村初の国登録有形文化財として、三角屋根が織りなす干拓地の原風景と戦後農業近代化の歴史を今に伝えます。
秋田県大仙市角間川町、昭和3年に鳳月社工務所の設計で主屋南方に建てられた木造平屋建、建築面積68平方メートル。中廊下をはさんで洋室と和室を二室ずつ並べ、黄土色のドイツ壁風の外壁に煉瓦タイルの腰、妻側には出窓を各二所設ける。
秋田市新屋、現役では市内唯一の酒蔵に残る昭和初期の仕込蔵。桁行九間の土蔵造で四周に鉢巻を廻す。正面の観音開き土扉は先行する酛場や南仕込蔵の装飾を踏襲し、街路に面した意匠の統一を図った一棟である。
主屋背面に建つ酒造最小の建物で、蒸米に麹菌を生やす麹室。桁行七間、真壁造漆喰塗の頂部にイギリス積の低い煉瓦壁を載せ、昭和初期の建築とされる。酒造の起点をなし、工程上欠かせない施設である。
秋田県美郷町の六郷扇状地の扇頂部にある鉄筋コンクリート造の円型分水工。昭和13年(1938年)完成、直径12メートル。内円筒の180個の分水孔と外円筒の仕切板により、丸子川の水を10地区へ公平に分配し続ける現役の農業施設。令和6年12月、美郷町初の国登録有形文化財に登録されました。
秋田県小坂町の明治百年通りに佇む天使館は、昭和7年に小坂鉱山の従業員の子どもたちのために建てられた洋風保育施設です。ドイツ下見板張りの外壁やルネサンス風の玄関ポーチなど端正な意匠が特徴で、国の登録有形文化財に指定されています。入館無料で見学でき、周辺には旧小坂鉱山事務所や康楽館など明治期の近代化遺産が集まっています。
1949年に献堂された東北聖書バプテスト十文字教会は、ヴォーリズ建築事務所が設計した秋田県唯一の現存するヴォーリズ建築です。切妻造妻入の大屋根に鐘塔を載せた木造平屋建ての教会堂は、無柱の開放的な礼拝空間を持ち、2018年に国の登録有形文化財に登録されました。
十和田湖西岸の高台に建つ十和田ホテル本館は、昭和13年(1938年)竣工の木造3階建て。幻の1940年東京オリンピックに向けて建設され、北東北3県の宮大工80名が技を競い合い、天然秋田杉をふんだんに用いた壮麗な建築です。2003年に国の登録有形文化財に登録されました。
昭和十三年築、木造二階建、建築面積111平方メートル。かつて並び建っていた倉庫のうち現存する唯一の一棟で、番号だけが当時の呼び名として残る。小屋組はキングポストトラス、東妻は看板建築とし御影石洗い出しで仕上げる。非公開。
秋田県能代市に佇む能代市議会議事堂は、1950年竣工の木造2階建ての公共建築です。クイーンポストトラスの屋根構造や幾何学的ファサードなど洋風意匠を基調としつつ、「東洋一の木都」と称された能代の木材文化を体現する貴重な建造物として、2007年に国の登録有形文化財に登録されました。
1949年の能代大火で旧庁舎を失った秋田県能代市が、霞が関ビルの構造設計で知られる武藤清に設計を依頼し1950年に竣工させた鉄筋コンクリート造3階建ての市庁舎。ラーメン構造を外観に表現した明快なモダニズムデザインが特徴で、戦後復興期の庁舎建築の好例として2007年に国の登録有形文化財に登録されました。
秋田県能代市にある国登録有形文化財「料亭金勇」。昭和12年築の壮大な和風建築は、天然秋田杉をふんだんに用いた110畳の大広間や9メートルの中杢天井板など、木都能代の技と美の結晶です。入館無料。